カプリ島 |
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Stay
03/04/22
Capri
・カプリ島
・青の洞窟
・アウグストゥス公園
・ウンベルトT広場
Look West
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ナポリから水中翼船で島へと向かう。波間に漂うペットボトル、多くのゴミを眺めているうち、小一時間のお昼寝となる。旅も終盤、疲れもたまっているからね。
島に着くとモーターボートに乗り換える。「青の洞窟」目指して、波しぶきを上げるのが船、浴びるのがツアー客。
いくら天気がよくっても、波が高いと洞窟内には入れない。洞窟前にてUターンというのも日常茶飯のことらしい。全員、天を仰ぎ、十字を切っては手を合わせ・・・。イタリア旅行を1週間も続けていると、さすが皆さん、クリスチャンになってしまったかの感。
朝一番の洞窟帰りのモーターボートとすれちがう。全員、両手でマルをつくってくれる。ネズミとりのとき、対向車がライトで合図してくれるのと同じだね。
「ウワーッ」と歓声、沸き起こり、運の良さに全員、神に感謝する。だれだ〜? お釈迦様に感謝したのは・・・。
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青の洞窟 |
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モーターボートで、やっと洞窟前までたどり着いたと思ったら、今度は手漕ぎ船に乗り移るのだ。これがなかなか至難の業で、おばちゃんたちは案にたがわず、海に落ちそう。これだから、旅行というのは若いうちに楽しんでおかなくてはならないのだ。
しかし、船頭さんはイタリア野郎。抱きかかえられるようにして、船底に腰をで〜んと下ろしたおばちゃん、まんざらでもなさそう。
木の葉のような小船は、上下左右に大きく揺れる。”uno,due,tre”と、タイミングを見計らい、次から次へと洞窟内に飛び込んでいく。
運が悪いと、波をかぶって全身びしょ濡れ。
今までの大騒ぎとは打って変わって、みんな言葉を忘れ、その青をじっと脳裏に焼きつける。シャッターを切る間もなく、「青の洞窟、さようなら〜」
それでも、観光客が少ないせいで、洞窟内の滞在時間は長かったらしい。その間、およそ1分間。
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今や世界的に有名なカプリ島観光の目玉「青の洞窟」。ここでは、カプリ島を囲む明るい青とは異なる神秘的な青が楽しめます。
洞窟内が青く輝くのは、太陽光線が海水を通って洞窟内に入るため。ボートに乗って、わずか1mの開口部をくぐると、青い幻想的な空間が広がります。
奥行き54m,高さ15mの洞窟は、決して広くはありませんが、青い光に包まれた体験はいつまでも心に残ることでしょう。 |
アウグストゥス公園 |
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古来よりローマ皇帝に愛されたカプリ島は、道幅が狭いためミニバスで、公園めざして坂道を、エッチラオッチラ登る。
対向車とのすれ違い、指一本入るか入らないかというところ、全員かたずを飲んで
すき間を見つめる。みごと無事、すれ違い終えたその瞬間、”ブラボー”の声、どこからともなく、湧き上がる。イイカゲンなイタリアン、このときばかりは「よい加減」。
展望台より見下ろす海は、”イタリアン・エメラルド・ブルー”。どんな色かは現地で確かめるしかないね。
道端には至るところにレモン畑が広がっている。そのレモンの大きさたるやデーモン級。これは、味見してみなくてはならない。
売店で、レモンのかき氷を買ったのはよいが、ワタシはアルコールを含んでいない水物が大の苦手。3人に、「いつまで食べてんの〜」と言われながらも、カップ片手に後ろから、トコトコついて行くのであった。
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エメラルド色の海、クリスタルガラスように透き通る青いきらめき。
ナポリ湾に浮かぶ美しい島カプリは、センスあふれるブランドがそろったブティック街、紺碧の海など、あこがれの保養地として世界中の人々を魅了しています。 |
ウンベルトT広場 |
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ピッツァとワインで広場の中央を占拠している観光客。細い小径をちょいと抜けると、そこには高級ブティック街。
ブティック前の屋外レストランでは、「別荘でのお昼も飽きちゃったから」てなおじさん、おばさん、いやいや、紳士淑女がお茶を楽しむ。日本人がうろちょろしてると、白人の紳士淑女が迷惑顔に視線をくれる。
またまた、買物組と一服組の二手に分かれ、バールでビールを飲みながら、海の彼方のシチリア島に思いを馳せる。仲良くなった隣の席から、岐阜の新婚さんの呆れ声が耳にも届く。「また飲んでるの〜」
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島の人々が集うかわいらしいウンベルトT広場は、つい楽しい会話に参加したくなるこじんまりした広場です。
周囲にはたくさんの路地があり、お土産店や高級品店が軒を並べ、活気にあふれています。 |