▲わがまま温泉日記
 東北の秘湯
 
関東近県こだわりの湯
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 マック平日半額というデフレ経済状況下、さすが宿の値段も下がり気味。お盆の繁忙期にも関わらず、また、快適なお部屋ながら一泊二食の料金は、こんなに安い。
 しかも、山奥の秘湯とはいえ、ウォシュレットなど、設備が整ってきているのもうれしい限り。


五色温泉「宗川旅館」
\13,000
10畳+踏込2畳+回り廊下 米沢牛のすき焼き
回り廊下がめずらしい米沢牛のすき焼き
乳頭温泉郷「鶴の湯温泉」 \12,000
8畳+踏込み2畳+縁側2畳 ウォシュレット完備 ビール格安
裏山にひそむ動物も楽しめる夕食
玉川温泉「玉川温泉」 \13,800
8畳+踏込み半畳 ウォシュレット
完備 食事は大食堂
玄関広い大食堂
薬研温泉「古畑旅館」\12,000
8畳+踏込み半畳+縁側 トイレ共同 イカ刺
写真なしのためパンフレットからイワナの骨酒
大沢温泉「山水閣」 \14,000
12.5畳+4.5畳 ウォシュレット完備
全面に広がるガラススクリーン部屋出しの夕食。朝は食堂バイキング

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一泊二食料金 現在 5年前
宗川旅館 \9,000〜13,000 \9,000〜13,000
鶴の湯温泉 \8,000〜15,000 \8,000〜15,000
玉川温泉 \7,500〜15,000 \7,500〜
古畑旅館 \11,000〜16,000
山水閣 \14,000〜17,000 \13,000〜

 それでもって、秘湯の宿泊料金も下がっているかと思いきや、これが全然下がっていない。これってつまり、バブルに踊らされずに、耐え忍んだおかげなんだろうかね〜。:
 経済学には「限界需要」なる用語もあるが、地勢的には辺境に属するものの、こと温泉に関しては、東北の秘湯はメインステージ上で主役を務めているに違いない。自炊部もある宿のこと、もともと安かったとはいえ、恐るべし、東北の秘湯

●「限界需要」なる用語、お問合せをいただいておりますので、言葉足らずのところを補充しておきます。インターネットで検索すると、ほんとに誤解を招きそうですが、確かサミュエルソンの教科書に載っていたはず。「限界」すなわち「周辺部」と捉えてください。あまりに需要が高まると、周辺部にまでその需要が及ぶというもの。
 たとえば、「鶴の湯」に泊まりたいのだが予約がとれない。どうしますか? そう、どことはいわないけれども近場で宿をとりますよね。もちろん、このたとえは乳頭温泉郷に限ったもので、「秘湯ブーム」やら「温泉ブーム」ともなると、その「限界需要」は桁違いに大きいはず。
TVや旅行会社が旅情をかきたてるのも、その「限界需要」がもたらす桁違いの効果を狙ってのことにちがいありません。
 ホントは、どこそこのなになに湯しかオススメはないのにね・・・。


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