釣行日:
 2007年6月30日 大潮

釣果:
 カタクチイワシ×130
 サッパ×1












14:45 海釣り公園着。空き始める頃を狙って、この時間。
ところがイワシが揚がっておらず、ちょっと心配になる。
15:30 小雨降る中、イワシフィーバースタート! 断続的だが、釣れ始めると入れ食い。



17:45 一束(100)は超えただろうと、本日は納竿。



20:30 帰宅して、早速調理開始。今日食べる分以外も、下ごしらえはやってしまう。


23:00 ようやく終了、、。
刺身とつみれ汁で、遅いながらも満足の夕餉。





<参考文献>
旬の地魚料理づくし
「旬の地魚料理づくし」
(野村祐三著,講談社)

釣り好きなら見てるだけで楽しくなってしまう本でしょう! 本屋で見てどうしても欲しくなってしまいました。
 漁や市場の写真を交えて、地元の食べ方を紹介してます。特にいわゆる雑魚の食べ方は、地元の工夫があっておもしろいですね。カタクチイワシにはかなりのページを割かれてます。
その28:カタクチイワシ、130匹の食べ方
 群れさえ回れば簡単に釣れるカタクチイワシ。「たくさん釣れてもねえ・・」というところですが、食べ方がわかると非常においしく、下ろすのも簡単なので、最近は狙って釣りに行きます。
カタクチイワシ ピカピカのカタクチイワシは、釣りでないと手に入りません。

 たくさん釣れたら、海水と氷でよく冷やしたまま持ち帰り、まずはお刺身。下ろし方はいつものように荷造り用のPPバンド(その16参照)で、これはホントに画期的です。下ろした半身は小骨は気にならないので、そのままを塩水にさらすように何度か洗って、水気を拭いてできあがり。
お刺身。
薬味はワサビでもショウガも。タタキにしてもいいでしょうね。
カタクチイワシの刺身

 ここからは、左欄の本を参考に2品。

 一つは、この本に出てくる「キビナゴの茶漬け」がうまそうで、イワシでもいけるのでは?と思って試してみた茶漬けです。刺身と同じく下ろしたイワシを、醤油に酒・味醂を少し入れた漬け汁に漬けておき、それを茶漬けにするもの。なるほどおいしいですね〜。
 このイワシの醤油漬けですが、茶漬けだけでなく、そのままワサビ付けてご飯に載せても、大根おろしとあえてもおいしいです。
醤油漬け 茶漬け用のイワシの醤油漬け。
茶漬けだけでなく、そのままでもおいしい。
カタクチイワシの茶漬け お茶漬けは、お茶とダシの両方を試しましたが、やっぱりダシの方が合いますね。
 もう一つは、ゴマ漬け。房総の郷土料理らしく、近くのスーパーでも売ってます。
 これは頭と内臓を取ったのを、血抜き(流水で2時間)後に塩で締め(3時間)、酢で締めて(1週間)、それから黒ゴマ・柚子の皮・ショウガ・赤唐辛子と漬ける(5日間)もの。時間はかかりますが、思ったより手間はかからず、おかずにもつまみにもいい味! 作り甲斐のある食べ物ですよ。  
カタクチイワシのゴマ漬け ゴマ漬け。
うまくできました。
1匹だけ釣れたサッパも一緒に漬けてます。

 あとは、10匹ほど蒲焼にした他、残りの80匹はツミレにしました。すり鉢でゴリゴリと・・。
 他は天ぷら(大葉巻きがおすすめ)、干物、オイルサーディンでもおいしく、アンチョビも手軽に挑戦できます。100匹くらいは何なく食べれてしまうことがわかりました。おいしいのがわかると、もう雑魚とは呼べません。
つみれ作り つみれ作り。
叩いたイワシに片栗粉とショウガ汁、味噌と酒少々を入れてゴリゴリ・・。
カタクチイワシのつみれ汁 つみれ汁。
80匹のイワシで、4人前はいけます。

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