今回の地図

釣行日(1):
 篠崎ポニーランド
 2003年7月13日 大潮

釣果:
 テナガエビ×2 
 マハゼ×5
 その他、ダボハゼ数匹


釣行日(2):
 新左近川親水公園
 2003年7月20日 中潮

釣果:
 テナガエビ×8


釣行日(3):
 新左近川親水公園
 2003年7月27日 中潮

釣果:
 テナガエビ×2


 ハリから外す時、どうしてもエビの背中側を指でつかみます。しかし、カニと違ってこのエビは、その長い手で背中の敵を攻撃できるのです! はさまれてもガマンできる位ですが、あなたも思わず「イテテ、やられた..」とトホホなうめきを漏らすことでしょう(笑)


   焼きテナガエビ

「テナガエビ塩焼」
 火を通せばエビですから、真っ赤。
揚げた物に比べて、ちょっと川臭かった..

揚げテナガエビ

小麦粉をつけて揚げるとこんな感じ。
右側は仔ハゼをイカダにした天プラ。

 いかにも知った風なタイトルですが、作者はこれが初めてのテナガエビ釣り(^^; 前から気になる釣りモノだったんですけど、雑誌で近所で釣れると知り、にわかにヤル気が沸いてしまいました。

 最初に行ってみたのは、その雑誌に出ていた江戸川区の「篠崎ポニーランド」近くの旧江戸川。下の写真を見てもわかるように、何の変哲もない川原の護岸です。
篠崎ポニーランド辺り 江戸川区
ポニーランド周辺。
ちょうど満潮のころ。
 道具は、安価なヘラブナ竿(1.5m)に、雑誌を手がかりに作ってみたシモリウキの仕掛けです。エビバリ(2号を使ってみました)にミミズを小さく切って付けます。

 「ゴロタ石や杭などの障害物周りにいる」とのこと。狙ってやろうと思ったら、梅雨の満潮近くで足元まで水がきており、川の中は濁ってよく見えません。護岸の先の方に放っても、たまに釣れるのはダボハゼちゃんばかり、、、最初の仕掛けはすぐに根がかりで失くしてしまうし、だんだんボウズの臭いがしてきます。

 そのうち、周りの釣り人が減ってきたので移動してみると、護岸の変わり目を発見!ブロックが欠けたような所があって、いかにもよさそう。・・・しばらく探っていると、また根がかりのような感触・・・ が、直後にビクビクッと、明らかにハゼと違う手ごたえが! これがテナガエビだったんですねー。10cmくらいのオスでした。
これがテナガエビ エンピツと比べてごらん。川エビとはいえ以外に大きいでしょ?

上の手の長いのがオス。下がメス(卵抱いてます)。
  最初のは半信半疑で上げてみた結果でしたが、その後見ていると、ウキをスっと引っ張ってくようなアタリなんですね。すぐ上げてもハサミを離してしまうだけなので、早く喰え〜と待つのがミソです。ただ、エビだと思ったのがハゼだったりすると、待ってるうちにやつらはハリを飲み込んでしまうので、これがちょっと困りものです。
 初日は結局、日没ギリギリにメスが1匹釣れて、つがいが揃ったところで終了..。


 次の週は、江戸川区の有名なテナガエビスポット、葛西の「新左近川親水公園」へ。ここはゴロタ石の護岸が続くので、エビがいそうな場所は無数にあります。
新左近川親水公園 右奥の大きな橋と、手前の小さな橋の間にエビ釣り人多し。
流芯にはでかいヒネハゼが結構いて、狙ってる人も。
 曇りの日曜日のお昼前、ちょうど満潮から潮が引き始める頃だったのがよかったのか、1時間半で5〜6匹と前回よりかなりいい調子! ゴロタ石の周りや間にエサを落とすと、その度にアタリがあって、何度かバレても粘っていると釣れてくれます。
2週目の釣果 チャレンジ2週目の釣果。
ま、ちょうどおつまみ1人前くらいですね。
 これなら2ケタはすぐだな、と思ったら、日が出てきた正午頃から全然釣れなくなりました。場所を変えても同じ。もともと夜行性なので、水中が見えるようになってきたらダメなんでしょうね。・・2時頃に早々に納竿しました。


 テナガエビは、梅雨の時期に産卵のため岸によってくるそうで、続く3週目の挑戦は、同じ場所で釣ったにもかかわらず2匹どまり。・・・これはシーズン終了の印に違いない、と自分に言い聞かせて、来シーズンの巻き返しを誓うのでした。

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