寄稿 Contribution
主は水辺に立った −トリエント典礼について−
増田 洋
1. はじめに
教皇ベネディクト16世は、ラテン語によるミサの祈りとグレゴリオ聖歌についてのより広い知識と実践を奨励するシノドス後の使徒的勧告「サクラメントゥム・カリタティス」を2007年3月13日発表されましたが、それに引き続いて、2007年7月7日、トリエント・ミサと呼ばれる第二ヴァチカン公会議前のミサの規制緩和に関する自発教令「スンモールム・ポンティフィクム」を発表されました。それ以降、「トリエント・ミサ」ということばが、よく話題に上るようになりました。自発教令文中のキーワードをベースに、年代を追って、公会議の開催、歴代の教皇、トリエント典礼に関する事柄、第二ヴァチカン公会議典礼に関する事柄の推移を別図のように図式化してみました。
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