イタリア紀行 Viva Italia
イタリアの歴史


●ローマ帝国の興亡

時代区分 西暦 イタリア 文化
古代

ローマ帝国

BC7C
BC509
BC272
BC31
BC27



ナポリがギリシアの植民都市となる
都市国家ローマで共和制が開始
ローマによるイタリア半島部征服
ローマによる地中海域征服
ローマが元首制(帝政)となる
ゲルマン民族がローマ領にたびたび侵入

ギリシア様式

ローマ様式
コロッセウム
パンテオン
水道橋

中世

ゲルマン民族大移動
十字軍と都市の発達

375
395
476
493
568
800
962
11C
1096
1167
1202
1270


ゲルマンのローマ領内への移動開始
ローマ帝国の東西分裂
西ローマ帝国滅亡
東ゴート王国(ゲルマンが建国。東ローマ帝国に滅ぼされる)
ロンバルド王国(ゲルマンが北伊に建国。フランクにより滅亡)
西ローマ帝国復興
神聖ローマ帝国建国
ノルマン民族が南イタリアにナポリ王国建国
フランス諸侯を中心とする第1回十字軍
北イタリア諸都市がロンバルディア同盟結成
ヴェネツィアの主導による第4回十字軍
第7回十字軍

ビザンティン様式
サンマルコ寺院

ロマネスク様式
ピサ大聖堂

ゴシック様式
ミラノ大聖堂
近世

政治的に無統一
ルネッサンス

1498




ヴァスコ・ダ・ガマ、喜望峰経由の東方航路を開く

ルネッサンス様式
サン・ピエトロ大聖堂
ボッカチオ
ジオット
ブルネレスキ
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ミケランジェロ
ラファエロ

バロック様式

近代
1806
1861
1946


ナポレオンによるナポリ征服 神聖ローマ帝国滅亡
イタリア王国成立
イタリア、共和制となる


用語解説
ゲルマン バルト沿岸に定着後、次第に南下分散。大移動前にはライン・ドナウ両河の北側一帯に在住。
ゲルマン民族大移動 匈奴と同系列のアジア系遊牧民であるフン族が4C後半、カスピ海北方より西進し、ゲルマン民族大移動の直因となる。ゲルマン民族大移動は故郷に残留者のないのが特徴。
十字軍 イスラム教国から聖地イェルサレム奪回のため、150年間に7回の大遠征。
東方貿易 十字軍を契機として、アラブや東方とおこなった貿易。ヨーロッパ内陸の交通とイタリア海港都市の発展をもたらすが、喜望峰航路の開拓により、アラブ・イタリア商人経由の貿易(胡椒輸入)は控えられ、イタリア都市国家群は、その後、長い沈滞期を迎えることになる。
ノルマン スカンディナヴィア原住の北ゲルマン人。9C〜11C東西ヨーロッパ各地に進出。
メディチ家 フィレンツェの巨商。15Cに政権を掌握し、富と学芸の保護に努め、ルネッサンスの風潮を強く推進。
ラテン ラティウム地方に定住したイタリア人の一派。
ルネッサンス 14C以降、新興市民階級によって推進された文芸復興の風潮。イタリア諸都市より起こり、15Cは全西欧に波及。神中心の中世文化から人間中心の近代文化への転換期。

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