イタリア紀行 Viva Italia
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緯度 N.41.03(青森 N.40.49)
平均気温4月 14.3度(徳島 14.3度)
降水量4月 55mm(網走 50.0mm)
面積 117km2(川越 109km2 32万人)
人口 104万人(北九州 101万人 484km2
サッカーセリエA
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地歴 温暖な気候と美しい自然は「ナポリを見て死ね」とも形容される。BC7Cの古代ギリシア時代、ギリシアの植民都市になる。BC4C、古代ローマの支配下に置かれ、その後、ローマ帝国皇帝の避寒地として愛される。ローマ帝国の衰退とともに、ゲルマン民族の侵略が相次ぐようになり、11C初頭、ノルマン人が公国建設。12C〜19Cまでナポリ王国と称するも、ドイツのシュワビア家、フランスのアンジュー家、スペインのアラゴン王国と、度重なる支配を受ける。
ガイド 支配を受ける側の処世術なのだろう。イタリア人気質がもっとも色濃く残る町。ピッツァ発祥の地として知られる一方、ナポリタンという名のスパゲッティはない。
 ピッツァ・マルゲリータ(トマトとモッツァレラチーズにバジリコの葉が載ったピッツァの基本) スバゲッティ・アル・ポモドーロ(乾燥トマトのスパゲッティ) スフォリアテッラ(なめらかなリコッタチーズをパリッとした貝型のパイで包んだおやつ)

ユネスコ世界遺産
ナポリ歴史地区(1995)

美術
ベッリーニ/キリストの変容
ティツィアーノ/ダナエ
ブリューゲル/盲者の寓話
マルティーニ/トゥルーズの聖ルイ
カラヴァッジョ/キリスト鞭刑


ヌォーボー城

「新しい城」の名がついたこの城は、フランス・アンジュー家のシャルルTが13世紀後半に建てたもの。別名マスキオ・アンジョイー。周りを濠で囲まれ、正面には円筒状の3つの塔が立つ姿は、堂々として威厳すら感じさせます。大改築の折に、15世紀のナポリ王であったスペイン・アラゴン家のアルフォンソTが建立した凱旋門もあり、ここにはアラゴン家を称える彫刻が施されています。
王宮

17世紀のスペイン治政下に造られたものの、18世紀まではナポリ王が住まなかった王宮。正面のプレシビート広場に面して、ノルマンのロジャー王からヴィットリオ・エマヌエーレUまで8人のナポリ王の立像が納められている。王宮内部には、18〜19世紀の家具・陶磁器・タペストリー・絵画などの美術品が展示されています。
サンタ・ルチア

世界三大美港のひとつ、サンタ・ルチア港を中心にナポリ湾を望む港町。ナポリ民謡の名曲「サンタ・ルチア」の舞台としても知られています。卵城は、12Cに美しい海岸通りから海に張り出して築かれた古城。
ポジリポの丘

世界3大夜景の内のひとつ。東にベスビオ火山が望めます。

Pompei Top Capri