釣行日:
 2004年7月24日 小潮

釣果:
 ウナギ×1
 テナガエビ×9
 マハゼ×1





(1) ウナギは生命力の強い生き物と聞きますが、あのヌルヌルがキモで、取れてしまうと急に弱ってしまうんだそうですね。
 今回は、私の腕に巻きついたせいでヌルが取れてしまったので、家に持ち帰った頃にはもう息がなかったです..


(2) ウナギ釣りのエサは、天然のドバミミズが最強だそうですが、今回はお手軽に店で売ってる極太ミミズとアオイソメを用意。釣れたのはミミズの方でした。
 お店の話では、テナガエビで釣るのが“通”らしいです。
 ウナギ釣りも一度やってみたい釣りの一つだったのですが、某雑誌のウナギ特集にいつも出かける篠崎が出てまして、「江戸川でも釣れるんだ!」ということを知ってしまいました・・。そうとわかればやってみるしかありません!
 最初のトライは7月10日。いつもの篠崎水門下流で極太ミミズを付けての投げ釣りです。 ・・しかし、竿先は始終ピクピクと動くのですが、どうやらエサ取りのテナガエビばかりのよう。エサは切り刻まれてどんどんなくなり、ついには夕方に釣ったテナガエビもエサにして粘ったんですが、結局ボウズに終わってしまいました。

 2回目のトライが今回の釣行日。江戸川に沿って北上していき、見つけたのが下の写真の場所です。以前は船着場だったんでしょうか? 川に突き出した部分がちょうど人ひとり分のスペースなので、こりゃいいや、と1ヶ所に陣取って始めました。
船着場跡 葦の茂みを抜けると
こんな場所が・・。
船着場の跡のよう。

 でも、やっぱりなかなか釣れません。前回同様、エサ取りのアタリばかり。しょうがないので、足元のテナガエビを釣ってましたが、これも真っ暗になると釣れなくなってくる始末..。
 FM聞きながらのんびりやっていましたが、どんどん夜は更けていきます。。。


 とうとう夜11時をまわり、TOKYOFMに桑田佳祐が出る頃、今日の“その時”がやって参りました。竿立てがガタガタ踊るほどの強いアタリ! コイか?セイゴか?それともウナギ?・・慌てて巻きにかかりますが、私の安いリールをギシギシいわせる重い引きです。
 揚がってきたのは・・待望のウナギでした!!
釣れました! 待望のウナギが!
50cm
 暴れるウナギをビニール袋に入れようとしたら、腕に巻きつかれて大慌て、、。経験したことのない異様な感触です~~。しかもべっとりとヌルがついてしまって大変、、。腕がガビガビになってしまいました。


 その嬉しい獲物は冷蔵庫に寝かせて、次の日蒲焼に挑戦です。昨年アナゴを狙って用意していた千枚通しが、ついに日の目を見る時が来ました! ワイルドに関西式の蒸さない方法で焼きます(蒸す手間を惜しんだのもありますが^^;)。
江戸前ウナギ 意外にも
つぶらな瞳の愛らしい顔をしてますね。

** いざ、蒲焼! **

裂き 串打ち
焼き 左上:「裂き」。本をみながら恐る恐るでも、なんとか成功。

上:「串打ち」。皮の厚いところに刺さると大変です。

左:「焼き」。香ばしい匂いがたまりませんが、家の中は煙だらけ。
 
 なかなか出来映えはそれらしくできまして、食べてみると?・・・おおっ、う〜む..これはウ・マ・イ! 「天然ものは脂が違う」とかよく聞きますが、なるほど、そんな感じです。関西式なのも正解で、皮の歯ごたえがたまりません〜。

 皆さんもぜひ一度お試しを! 
上は白焼き、下が蒲焼。
私でもそれらしくできまして、味も十分涙物、、
本気でウマイっス

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