釣行日:
 2008年4月12日 小潮

釣果:
 アサリ
 バカガイ
 サルボウ












 

14:00 自転車で日の出着。
波打ち際で堀り始めると、貝殻の山の中にポツポツとアサリが。
15:00 干潟に渡ってみたが、アサリはわずか。バカ貝とシオフキばかり..。バカ貝の大きいのを収穫。
16:00 マテ貝も試してみるが獲れない。なので、アサリを求めて波打ち際へ戻る。

16:30 潮が満ちてきたので、本日はおしまい。自転車で帰ったが、次の日はふくらはぎがパンパン...。
その35 江戸前のバカ
 バカと言っても、あっしのことじゃございません。
(私は蝦夷前ですので) バカ貝の話です。

 桜も終わって一気に春らしくなり、今年も水辺遊びの季節が始まります。まずは江戸前のアサリでも堀りに行こうと思い立ちました。
 今回は江戸川河口(放水路の方)に広がる三番瀬へ。潮干狩りなら、船橋側には公営の海浜公園もありますが、浦安側の日の出地区でも干潟に降りられる場所があるとのこと。

 自転車漕いで行ってみると、ほう、岸から近いところに細長く干潟が出ているのが見えます。干潟の上にもパラパラと人出があり、岸辺で掘ってる親子連れもいます。深いところでほとんど頭だけ出して採ってる人も!・・本職の人でしょうか。
干潟の様子
浦安側の干潟。薄曇でちょうどよい日和。

 まずは波打ち際を掘ってみます。みますが、積もった貝殻だらけ!.. でも、地元の人々はせっせと掘ってます。大きな網カゴでジャカジャカと篩い分けしてる人もいます。なので私も頑張ってみると、ポツポツと中身の入ったやつが混じってますね、確かに。
砂金採りのごとくジャカジャカすると、貝殻に混じってアサリが採れました。

右は珍しく3個入ってた時ですが・・・ゴミにしか見えませんね。
篩ってアサリ探し

 ジャカジャカしてるうちにだいぶ潮が引いたので、私も干潟の上へ移動してみましょう。
干潟の上
 ここでは、掘るとゴロゴロと貝は出てくるのですが、アサリじゃなくてシオフキと、それとは違うでっかい貝ばかり。このでっかいのですが、なんだかポカンと口を開けており、閉じる反応が鈍い・・。熊手の先にはさまるやつが続出し、中には自分のベロをはさんでる間抜けもいます。・・・はっ! まさかこれが噂の『バカ貝』では! 
バカガイ バカガイはいっぱい採れます。

 まあ、「馬鹿だからバカ貝」というのは俗説らしいですね。バカバカ取れるからだとか、いくつか説があるようです。彼らの名誉のために補足しておきましょう(^^;
 バカガイは鮨ネタの青柳や小柱ですから、これは食べてみようとひと山採ったのですが、掘っても掘ってもバカばっかなのには閉口です..。アサリがもう少し欲しいのに。
バカばっか・・ 掘っても掘っても、シオフキとバカばっか。

細長いマテ貝の殻も見えます。

 マテ貝も採ろうと塩を少し持っていったのですが、今回はうまく採れませんでした。フィリピンの人かなあ〜、来ていた大家族は盛んにマテ貝採ってましたけど、お好み焼きのマヨネーズ入れみたいのを使ってました。次回真似してみましょう。

 さて、帰って調理。まずはネットで調べてバカガイをさばいてみます。砂を飲んでる内臓部分を取り、ベロだけ集めて水洗いしたらできあがり。小柱は貝がこれでも小さいのか、まともなのが取れませんでした。
 恐る恐る食べてみると、ほう、なるほど。おいしいお刺身ですね。これなら採った甲斐がありました。バカ呼ばわりして申し訳ない・・(^^;
バカガイの刺身 バカガイの刺身
(青柳)。

右の色の濃いのはサルボウ。赤貝の兄弟みたいなもので、小さいけどちゃんと赤貝の味がしました。

 アサリの方は、3%の塩水作って5時間くらい砂抜きしたんですが、水管からビュービュー音を立てて水を吹いてるやつもいるのに、頑として口を割らないやつもいるんですね〜。困ったもの。買ってきた貝ならこういうことは少ないですが、採ってきた貝には、やはり現地で水も汲んできて使った方がよいのかも。
ボンゴレ アサリは和風のボンゴレに。

残ってた麺を全部ゆでてしまい、メガ盛になってしまいました、、。
    

 ↑ ページトップへ戻る     → HOMEへ