釣行日:
 2007年7月21日 小潮

釣果:
 ゴマサバ×4(35〜41cm)
 マアジ×7(14〜18cm)
 キュウセン×1
 キヌバリ×2
 オキヒイラギ×1










6:00 小雨降る中、走水港到着。斉田ボートでアジ・ポイントのレクチャーを受ける。
7:30 ボートが出るまで少々かかったが、最初のアジ・ポイントは遠くないところ。いきなりサバの攻撃が始まる! 

10:00 その後もパラパラとアジ/サバがかかる。

「走水」の名のとおり、潮が動くと速く、仕掛けもボートも流される。

14:00 食べるにいいだけ釣れたので、いつもより早上がり。お店でお茶をいただいて、帰途につく。









アニサキスの話です。
元々イルカ・クジラにいる寄生虫だそう。その糞(卵入り)を食べたオキアミ等を、さらにサバなどの魚が食べ、またイルカなどのお腹に戻って成虫になるという生物。

いつもは宿主の内臓にいるのですが、宿主が死ぬと身のほうへ移動しようとするそう。なので、最初の対策は釣ったら内臓を除去すること。斉田ボートのご主人のアドバイスもうなづけます。

でもネットで調べると、すぐに処理したのにやられたという例もあり、確率が下がる程度のことなのでしょう。火を通さないのであれば、塩や酢では死なないので、冷凍(-20℃で24時間以上)するのが次の策です。

ただ、家庭の冷凍庫では確率0になるまで冷やしきれてない可能性もありますね、、。うちのは「中」で-18〜-20℃とのことですが、実際はどこまで冷えてるか?.. 市販の〆サバや回転寿司の生サバは、大抵冷凍してるので大丈夫なのでしょう。

後は、薄めにそぎ切りにして口に入れる前に確認する、よく噛みつぶしてから飲み込む、という方法?も..。

他の魚では、サケ、タラ、スルメイカ、ニシン、イワシ等々・・。気にしたら刺身は食べれなくなりますねぇ・・。北海道の、刺身を半解凍で食べる「ルイベ」という食べ方も、寄生虫対策として機能してるんですよね。なんだか理解がつながってきました〜。
その29:漕ぎ出せ!青春(走水編)
 朝起きると案の定、梅雨っぽい、はっきりしない空模様・・。でも、回復するという予報に賭けて、向かったのは走水港でした。

 おかげ様で、漕ぎ出す頃には雨も止んで薄曇に。斉田ボートのご主人からレクチャー(地図と写真でしっかり教えてくれました〜)を受けたアジ・ポイントに到着し、さあて!とサビキの一投目。いきなりガツンとひったくられる青物のアタリです!! これはサバだろ〜〜、と格闘するうちプツン...。一投目からこれです。

 こりゃ今日はサバフィーバーだ!と思ったのはいいんですが、どうも型が良すぎるらしく、あっという間にサビキ仕掛け3つをヤラれ、色を失ってしまいました、、。ハリス太めのを持ってきたんですけどね。そのうちようやく1匹上げました。・・まるまるとデカいです。
ゴマサバ! でかいサバ。
まるまると太ってます。

 本命のアジもポツポツ釣れるんですが、合間にサバが回ってきてガツン!と来るので油断できず。対処が遅れると同乗のM氏の仕掛けとか、アンカーロープを引っ掛けてお祭り騒ぎなもんで・・。本当は今日はマルイカもやってみようと思ってたのですが、お祭りを恐れて2本目の竿は出せませんでした。

 そうやって格闘していると、斉田ボートのご主人が回ってきて、「ここのサバは大きいからねえ〜。刺身で食べれるから、頭も内臓も取っちゃった方がいいよ。」と教えてくれました。なので、釣れたそばから頭を“サバ折り”にして、ナイフで腹をさばくので、水汲みバケツとその周りは血だらけです、、、。
アニサキスのこと(左欄参照)もあるので、すぐに処置しないと。

でも、生きてるのをサバ折りにするのは、何ともイヤな手応え、、。
サバをさばく

 結局、サバは釣り上げた倍以上をバラしてしまいましたが、型が良いので十分といえましょう。いつもより早めに上がりました。今回利用した斉田ボートさんが諸事親切だったのもよかったです。
走水のボート乗り場
走水のボート乗り場。

 さて、釣れたサバの食べ方ですが、まずは生の刺身です。アニサキスは高校時代に友人がやられたことがあり、夜中に痛くて転げまわったと聞いております・・。反対に大変うまいという話も聞いております。どちらを選ぶかといえば、(注意しつつも)一度は食べてみなけりゃいけません!

 そのサバの刺身。なるほどおいしいですよ〜。アジの華やかな感じの脂と違って、しっとりとした口当たりです。アニサキスの知識は左にまとめましたので、ぜひ一度チャレンジを!  
サバとアジの刺身 手前がそのサバの刺身。危険を冒す価値はあると思ふのです。

 あとは、〆サバと塩サバ、キュウセンなども混ぜた揚げつみれにしてみました。
〆サバ 〆サバ。
今回はうまくいきました。塩〆・酢〆それぞれ3時間、その後一晩寝かせました。
揚げつみれ 揚げつみれ。
本当はさつま揚げを目指したのですが、すり鉢ですりきれず・・。

でも、ホクホクといい出来でしたよ。残りは和風カレーの具にして成功。

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