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人生の指南役

手をかける

患者さんにskin shipすることは医療の中でとても大切。

診察という行為、触診。肩をなでてあげる。握手をする。
文字通り手をかけることで、信頼関係を保てることがある。
このskin shipを大切にして下さい。

具体的なskin shipの行為でなくとも、そのような気持ちを持つことが大切です。
例えば救急外来でおなかが痛い患者が来たとしよう。
患者が混み合っていて、診察する時間がない。
とりあえず腹部CT!と看護師、放射線技師に依頼をするなんてことをたまに眼にすることもある。
でもまずはきちんと患者さんに対面で診察することが必要。
触診も必要。
もちろん診察しながら、状況を聞く、問診。続いて、打診、聴診。
そのうえでどのような検査が必要かを判断する。

救急⇒腹痛⇒造影CTというような短絡的で安易な思考のBelt convayerに患者を乗せてしまってはいけない。
診療の仕方は医師のstrategyによるのではなく、患者の状態を把握することから始めなくてはならない。

隗より始めよ。
診察は触診から始めよ!

手をかける