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人生の指南役

Calling

「天職」を英語ではそういうらしい。

God is calling
I can hear it!

最近になって僕はこの医師という職業が天職だと思うようになった。
というよりなれたと言った方がいいかもしれない。

孔子が論語(為政第二)で言う「五十にして天命を知る」ということだね。
僕も間もなくそういう年だし。

朝7時には出勤。昼食を摂る暇もなし。もちろん昼休みもなし。外来は3時すぎまで途切れくことなく50-60人の診察。トイレに行く暇もなし。外来終了後はすぐに検査。僕じゃなければできない検査が待っている。救急患者の診察・緊急検査。回診、カルテ記載、一日14-15時間勤務、週労働100時間超えはざら。土日もなく、研究会や学会の発表。そのためのデータ整理や発表の準備や原稿など家に帰ってからも仕事。

ある意味患者さんのために身を挺している公僕だよね。
自分の時間や利益を度外視して、ひたすら患者さんのために尽くす。
これをして母校の自治医科大学の前学長は「忘己利他」とおっしゃった。

でもこれがいやならやめればいい。
でも自分にとってやりがいを持って、仕事ができる。
楽しみながら仕事ができる。
それはありがたいことだと思う。
でも、それはときに家族を犠牲にしていることもあるのだけれど。

そういう環境の中で仕事をするとき、医師という大変だけどやりがいのある仕事。
これが僕にとって生涯をかけて捧げるべき仕事なんだと思っている。

君にとっていつか天職と思える日がやってくることを祈っている。
「はい!」

Calling