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人生の指南役

ジンクス

「医者は自分の専門で死ぬ」

って言われることがあるんだけど、聞いたことある?

研修医の頃、外科の先生で、膵臓の専門の先生が黄疸を発症して膵臓癌で亡くなった。そのときに聞いたのが先の話なんだ。
呼吸器内科の先生が肺がんになった。血液内科の先生が白血病になった。麻酔科の先生がご自身の娘さんの麻酔をしたら、覚醒しなかった。
小児科の先生のお子さんがVSDだったなど、真偽の程はいかばかりかしれないけど、例えを挙げれば枚挙にいとまがないということのようだ。
もちろん医者も長寿の方もいらっしゃるし、全員が専門の病気で死ぬわけではない。また専門外の病気を患う方もいらっしゃるだろう。

たまたまそのような例えが三人いれば、それは真実味を帯びてくるというだけで、普遍性があるわけではない。
でも、おもしろおかしく、言われることはある。

僕の場合、膵臓や胆管疾患を専門で診ているから、おまえもきっと黄疸になるよなんてことを、言われたこともあった。
だから、胆膵疾患の診療をやめることはないんだけどね。
でも自分の専門の病気にかかったら、やっぱりって言われるだろうから、早期診断を心がけないとね!

ジンクス