「言い訳が上手くなるほど、向上への道は閉ざされていく」

僕が一年目の研修医のとき、指導医の先生に最初に言われたのは、「たとえ状況がどのようなものであっても、言い訳は一切認めない」というものだった。

こわい先生だったけど、今から思えばそういうことだったのかなって思う。
なぜなら、言い訳しないために努力をするでしょう？
今までの自分なら出来ないことを頑張って、努力してできるようにするんだよね。
それがだんだんできるようになってくる。
でも言い訳をすると、努力しなくなるんだよ。口でごまかそうとする。
言い訳をする人はたいていどこかで手を抜いているものさ。
全力を尽くしているかどうか。そこが大切なのさ。

向上心は5年や10年で区切りがあるわけではなく、それぞれの立場でさらに上を目指してゆかなければならないってことさ。
もうこれでいいと思ってしまったら、発展性はないでしょ！
自分にはまだ頑張れるだけの余力がある、自分の可能性を信じて自分を高めてゆくことが大切なのさ。
言い訳をしない、自分の行動に責任を持てることこれができる社会人の条件さ！