わがまま温泉日記 十和田湖温泉 とわだこ

奥入瀬渓流グランドホテル
http://www.komaki-onsen.co.jp/oirase/
住所 青森県十和田湖町 〒028-7302 Memo:
猿倉温泉から引湯
電話 0176-74-1111
営業期間 通年
泉質 単純泉
旅行日 96/08/12
コメント 三内丸山遺跡

 三内丸山遺跡を見学したあと、八甲田のブナ林をブンブンぶっ飛ばして、やっと着いた今夜のお宿。
 もちろん、明日は奥入瀬渓流ウォーキング。湿度の高さにまいったけどね。やはり、ここは秋がいいようだ。

 青森市内の寿司屋から、この日の宿をとろうとしたのだが、酸ケ湯温泉はもちろんいっぱい。蔦温泉は何とか空いていたものの、部屋からお風呂まで、百段の階段を上り下りしなくてはならないという。
 秘湯の旅を決して甘くみてはならない。観光シーズンは、予約しておかなければ泊まれないのだ。

芸術は爆発だ! さすがにめげて、代わりにとったこのホテル。吹き抜けのロビー正面には、「芸術は爆発だ」でおなじみの岡本太郎の巨大なモニュメント。あいかわらず、大阪万博の「太陽の塔」と同じイメージ。
 ご自慢のお庭が、まるで映画のスクリーンのように映えるホールにて、十和田牛の分厚いステーキをいただく。夕食後、その自慢のお庭を散歩してみた。全館がオレンジ色にライトアップされ、秘湯の宿ではもちろんない。二つある浴場は、いずれも広く、豪華で、清潔感たっぷり。

 かくして、私の生まれてはじめての「東北秘湯の旅」は、二日目から豪華温泉旅行の旅に化けてしまった。この時点で、その後、七年にわたって、「東北秘湯の旅」を続けることになろうとは、いったい誰が想像できたであろうか?

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