わがまま温泉日記 新鳩の湯温泉 しんはとのゆ

新鳩の湯温泉
住所 秋田県仙北郡田沢湖町玉川国有林舌カキ沢 〒014-1205 Memo:
入浴料 \300
電話 0187-73-1020
営業期間 冬期休業
泉質 単純硫黄泉
旅行日 01/08/15
コメント

青いトタン屋根が目印 乳頭から玉川へ向かうR341沿いの、ちょっとした駐車場にクルマを止める。注意しないと行き過ぎちゃうよ! ダンナは川原に建つ青いトタン屋根の建物に注意していたそうなのだが、新玉まで行き過ぎてしまって、不承不承バック。何度も通ってるんだけどねぇ〜。
 吊り橋のたもとには「鳩の湯」との看板。「新」とついたのは、水害の影響で移転したからだとか・・・。澄川温泉赤川温泉も土砂崩れのため、なくなったというから、この玉川、上流域からしてかなり暴れるようである。
温泉入口の玉川に架かるつり橋 そう言えば、八幡平は高所のせいなのか、地味が悪いのか、鬱蒼たる森ではないのだ。しかも、立ち枯れも近年ますますひどい。籐七温泉前あたりは特にひどいように感じる。きっと、排ガスのせいだ。さもなくば、酸性雨? 厳しい環境で辛うじて命脈を保っている木々にとって、現代とはあまりにも苛酷な時代なんだろう。もちろん、少し下れば樹海が広がっているのだが・・・。

畑のとなりの風呂場 川の向こうに木造モルタル塗のアパートが見える。でも、まだ遠目には旅館に見えないこともない。ゆらゆら揺れる吊り橋を渡れば、そこは実は畑作農家。時の流れから取り残されたかのような、いたって、のどかな時間と空間がワタシをゆったり包み込んでくれるのだ。

 宿の向かい、別棟の風呂場でお湯をいただく。運がいいのか、悪いのか、よく一番風呂にあたるのだが、ここでもやったネ! 朝から乳頭温泉郷めぐりをしてきたのだが、一味ちがうぞ! この硫黄臭。ほんわか漂っているのである。無色透明のお湯を通して、扇形した浴槽の底に貼ってあるタイルの目地まで、くっきり見える。
男性用浴槽 洗い場にはカラン1つなく、ホースをつないだ蛇口が1つだけ。熱めだが、水で埋めるほどでもない。男湯の方では、小学生の男の子が水で埋めようとしたら、お父さんに「お湯が薄くなる」と止められて、我慢して浸かっていたのだそうだ。近頃、「大して熱くもないのに水で埋める輩が多い中、見上げた親子である」と、ダンナは感心しきり。

 帰りの脱衣室で、入れ違いにシャンプーやらリンスやらの詰まったプラスチックのカゴを提げてた金髪のギャル2人。さっそく、ホースを浴槽に引っ張り込んで、「ヤッダ〜! シャンプーどうする〜!」だって。

Top