わがまま温泉日記 草津温泉 くさつ
草津ホテル 日新館 大滝乃湯 白旗の湯 西の河原露天風呂 テルメテルメ
草津温泉へはJR吾妻線長野原草津口よりバス25分

草津ホテル
http://home.yadojozu.ne.jp/~kusatu-h/
住所 群馬県吾妻郡草津町草津479 〒377-1711 Memo:
一泊二食 \13,000
ビール中 \600
電話 0279-88-5011
営業期間 通年
泉質 西の河原湯@酸性硫黄泉
旅行日 00/07/15
コメント

02/02/03
HPにアップしてすぐ、お宿からメールを頂いたこと、久しぶりに、このページを見て思い出した。

かこさま
草津ホテルでございます。
このたびはご宿泊いただいた上にご紹介までしていただき誠にありがとうございました。
次回はぜひとも表側のお部屋をご利用していただきたい所存です。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。

「浴究不満」というシャレに反応はなかったが、「表側」と切り返してくるあたり、何ともステキな大人の対応。こんな宿なら泊まって安心。
草津ホテル入口

 草津にはよく行くのだが、宿泊したことはなかった。というのも、近くの万座温泉の方が秘湯っぽいし、老舗旅館は値段が高いというイメージが邪魔をしていたのかも知れない。
 が、今回はバスターミナル前の観光案内所で草津ホテルを紹介してもらった。ただ、窓からの眺めが悪いということで、料金は非常に安かった。お湯につかるのが目的なんだから、とっても得をした気分。
草津ホテル玄関前
 ホテルの門から玄関までの坂道といい、浴場前の休憩所といい、なるほど重厚で、歴史を感じさせる造り。しかし、窓からの景色は、前が崖。値段どおりであった。それでも、夏油温泉のときみたいに、向かいの部屋が丸見えというわけでもないので、上等、上等。
 食事は部屋出し、ゆっくりできる。

大浴場(パンフレット) 草津の湯といえば、熱くて、硫黄臭がしているはずなのに、「西の河原」から引いているというこの内湯。臭くもなく、熱くもなく、無色透明。さすが、老舗旅館は何もかも上品にしてしまうんだね〜。
 上品なお湯とは相性が悪いのか、ここのお湯では「浴究不満」におちいりそうだったので、共同浴場まで足を伸ばした。湯畑前の「白旗の湯」にて、足首しか入れられないほどの熱〜いお湯を体験し、ストレス解消。
 お湯から上がれば、体細胞のすべてが水分を欲しがっている。ライトアップされた湯畑前の、とある居酒屋。焼き鳥つまみにビールを飲んで、やはりここでも、上品さとは縁遠い・・・。



日新館
http://homepage1.nifty.com/nisshinkan/
住所 群馬県吾妻郡草津温泉368 〒377-1711 Memo:
一泊二食 \14,000
ビール大 \700
電話 0279-88-2013
営業期間 通年
泉質 湯畑の湯@酸性硫酸塩・塩化物泉 泉温55.1度 pH2.2
旅行日 02/04/29
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02/07/07
源泉の違いについての解説は「草津の達人」の草津の源泉ページが好適です。興味が湧いたら、ぜひ読んでみてくださいね。
夜の湯畑源泉

 草津へ行くたび、湯畑詣は欠かさない。なぜなんだろう? のべ何周したものやら、数え切れないでいる。「お百度を踏む」なる言葉をふと思い出すのだが、ワタシはいまだ満願かなわず・・・。どっどっど〜と流れ落ちるお湯を見て、飛び込みたくなるのはワタシだけではないだろう。
 白旗の湯大滝の湯も大好きだけど、実は、ここ「湯畑の湯」ではないのだ。

 「湯本安兵衛」とは、この宿の異名。それは鎌倉時代から代々、湯守を務めてきたことの証そのものなのである。湯畑のすぐ下に位置するこのお宿、高原温泉とは異なり、展望は利かないのだが、湯畑の湯に浸かれるとあって、一も二もなく予約を入れた。

夕食 玄関を入るなりすぐ、親戚のおばちゃんみたいに、女将さんが迎えてくれる。由緒正しき宿ながら、こじんまりした親しみ覚える宿なのだ。
 この親戚のおばちゃんは、夕飯どきなど、一つ一つのお膳をまわり、料理の説明なんぞをしてくれる。しかも、腰をどっしり落ち着けて。形ばかりの挨拶ではなく、親身に相談に乗ってくれるといった感じは、ついぞ、お目にかかったことがない。

男湯 宿の風呂場より、湯畑の滝下に浸かりに行ったほうが早いんじゃないかとさえ思えたが、さすが、滝下でお湯をいただくわけにもいかないな。
 内風呂は檜造りとあったのだが、これは浴室の内装材の話であって、湯船は色気を感じさせないタイル貼り。ここで、ナゾのパイプを発見し、ワタシは大変な勉強をさせてもらった。
 朝夕で湯温の変わる湯畑の湯。これも天然温泉なればこそ。しかも春の草津とあって、若草色ときたもんだ。


大滝乃湯
http://www.town.kusatsu.gunma.jp/otaki/index.html
住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津596-13 〒371-1711 Memo:
入浴料 \800
貸席(6人迄) \1,000/h
電話 0279-88-2600
営業期間 通年 9:00〜21:00
泉質 煮川の湯@強酸性硫黄泉
旅行日 97/09/14
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01/09/30
合わせ湯の女性専用時間帯は次の通り。
10:30〜12:00
14:00〜16:00
18:30〜19:00


02/02/03
改修終了だそうです。また、雪が解けたら行ってみよ。
湯畑

 草津と聞くと、「草津よいとこ、一度はおいで」 このフレーズしか思い浮かばない人は、私たけではあるまい。
 日本一の湯という看板は、あまり信用していなかった。しかし、成分をうすめずに温度を下げ、白濁のもととなる湯の花を取り除く「湯畑」を一目見たとき、がぜん、このお湯の行き先を訪ねたくなった。

大滝の湯 男女入れかわりの時間湯(ここでは合わせ湯という)で、1時間、十分たんのうする。いちばん大きい長方形の湯船には、熱いお湯がたっぷり流れ込み、湯もみをしても熱くて入れない人も大勢いるのだ。とんだところで、ワタシの特技が役に立つ。湯船独り占めの快適さ・・・。満足、満足。
 もしも、熱くて浸かれなかったとしても、心配ご無用。うす暗い浴室内にこもる湯煙を吸っているだけでも、カゼなどは直ってしまいそう。
有料の休憩室 長風呂の結果、足裏の角質層がきれいにはがれた。小さな切り傷、虫さされなんか、すぐに直ってしまう。草津の住民に、おそらく水虫持ちはいないだろう。調査したわけではないが、自信がある。

 万座への行き来の際、よく立ち寄るのだが、日曜の休憩所は、難民収容所を思わせる混雑ぶり。有料の休憩室を借りることができれば、申し分ない。それこそ、天国と地獄のちがいがある。


白旗の湯
住所 群馬県吾妻郡草津町草津 〒377-1711 Memo:
入浴料無料
電話 あるわけない?
営業期間 通年
泉質 白旗の湯@強酸性硫黄泉
旅行日 00/07/15 00/10/08 02/04/29
コメント

 朝の5時からという「ボランティア」のおばあちゃんが仕切っていた。湯温の管理はしてくれるし、新しい上がり湯を振舞ってくれるし、至れり尽くせりである。もちろん、しっかりと講釈には耳を傾けねばならない。
「白旗の湯」源泉 ♪ワタシがオバァサンになったら♪ こんな毎日もいいかな? とふと思った。

 白旗の湯の源泉は、にぎやかな湯畑ぞいに湧き出している。静かに、秘めやかに、真円の波紋を幾重にも描きながら・・・。神秘の色とあいまって、深遠なる哲学の世界へと誘ってくれるのだ。
 なのにね〜、トレビの泉じゃないんだから、コインを放り込むの、止してよね。ワタシ、そのお湯、飲むんだからさ。


西の河原露天風呂
住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津521-3 〒377-1711 Memo:
入浴料 \500
電話 0279-88-6167
営業期間 通年
泉質 西の河原湯@酸性硫黄泉
旅行日 96/09/14
コメント 西の河原

 「さいの河原」というから、三途の川の彼岸にあるという「賽の河原」のことなのかと、小石を積み上げていく幼子の姿を思い描いていたのだが、その実は巨岩ころがる「サイの河原」であった。ところどころで噴気が上がる。

 大きな露天風呂でおなじみ。しかし、蔵王宝川もつかったことはない。ぬるそうでいやなのだ。唯一、つかったのが草津の温泉街の西に位置する西の河原
 案の定、ぬるかった〜。夏の昼下がり、川で水浴びをしている感じ。湯口を求めて、百メートルくらい歩いたのではなかろうか? さすが、このスケールの大きさにはびっくり。
 しかし、あくまで広さを楽しむものであって、ワタシにとっては、断じてお湯を楽しむお風呂ではない。草津のお湯も余ってるんだね〜。


テルメテルメ(時間湯)
http://www.nakazawavillage.co.jp/Pages/tt/tt_f.html
住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津 〒377-1711 Memo:
電話 0279-88-5560
営業期間 通年 10:00〜21:00
泉質 強酸性硫黄泉
旅行日 96/
コメント

テルメテルメ 草津という、古くさいイメージからは、ほど遠い施設。中沢ビレッジの森に囲まれ、サウナ、美容マッサージ、プールまである。
 ここの時間湯は、男女別々のトビラから入るものの、中は一つ。しかも、トビラに丸窓がついているから、のぞかれたような気がする。しかし、そんなことはどうでもよい。
 冷え性で、体調がおかしかったせいなのか、三分はじっとつかっていた。湯の中で動くと、一分が限度だったかも知れない。しかし、帰るころには、すっかり元気になっていた。私にとって、魔法のお湯は、熱い湯だったのだ。

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