|
|
旧泉質名 |
泉温 |
湯色 |
|
|
赤倉温泉 |
重曹泉? |
56度 |
|
|
|
燕温泉 |
硫化水素泉 |
45度 |
白 |
|
|
関温泉 |
含鉄食塩泉 |
47度 |
赤 |
|
|
妙高温泉 |
単純硫黄泉 |
72度 |
|
|
妙高高原は温泉郷である。セレクトしておいた4種のお湯を楽しむために、この地を訪ねてみたのだが、ちょっとしたアクシデントにつまづいて、結局、2湯のお楽しみ。しかも、どちらも北地蔵谷からの引湯で、まったくもって予定とは、狂うためにあるようなもの。
この湯の旧泉質名、燕温泉樺太館の成分表には「重曹泉」とあったのだけど、どうにも信じられないでいる。石膏泉という方が近いような気がするのだが・・・。これだから、硫酸塩・炭酸水素塩泉というのは面白くって仕方ない。
さすが「滝の湯」というだけあって、なるほど、お湯が小ぶりの滝となって落ちている。毎分2000L以上という湧出量もうなずけるのだが、大きな温泉地のこととて、お湯の絶対量は不足してるに違いない。だって、あの小さな白布温泉が毎分1500リットル・・・。
名物の滝で、打たせ湯でもと思ったが、小雨そぼ降る大きな露天。広さと雨に、お湯が負けてる。
誰も見向きもしない入口脇の小さな岩風呂。こちらの方があったかくって、お湯も濃い。小さくたって湯船独占。ずっと、こちらに浸かっていたら、若いムスメがやって来た。お湯に手を入れ、「こっちはあったかいわ」と呟やくが早いか、ワタシの横に身を滑らせる。
小さな露天に窮屈そうに、ちょこんと二人。あっちの露天は広いのにな〜。
|