HONDA NSR500

MORIWAKI RACING '86

ALLJAPAN R1 BIG2&4 Ver.
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 2006年 5月7日 〜 2006年 7月29日

以前製作した’86モリワキNSRはWGP仕様でした。
この頃の全日本が好きな私ですので、全日本仕様も作ってみたいと思っていました。
どうせ作るなら八代が全日本500ccクラスデビューを果たしたマシンがいい。
’86年全日本500cc第3戦までは’85年型NSR、俗に言うType2のマシンを使っていました。
どうせ全日本仕様を作るならこれだ!・・・と。
しかし、’85NSRと’86NSRは似ているようで厳密にはまったく別物です。
雰囲気だけ’85NSRならそれで本人は満足なので、以前作った’85NSRと同じく「なんちゃって仕様」で製作することに決定。
雰囲気重視のなんちゃって仕様ですが、以前に製作したものよりも進化出来るかどうか!?(^_^;)


キットはホンダファクトリーカラーのNSRを使用します。
金型が古いキットなので、ヒケや段差も多くパテ盛りも多めに盛ってます。


カウル類のエッジには、お馴染みの(?)薄々攻撃を仕掛けます。(^_^)
カウルのフチをマジックを塗り、厚みが判りやすい状態にして、薄く削っていきます。
あまり追い込むとカウルの形が変わってしまうので、ほどほどでやめておきました。(^_^;)
同じ手法でシートカウルにも薄々攻撃を仕掛けます。

シートカウル上面のスリットを開口します。
木下号を製作した時と同じ方法で開口しました。
詳しくは木下号の製作日誌で。(^_^;)

カウルのビス類のモールドを削り取り、虫ピンで再現します。
アッパーカウル中央の穴も一度埋めてしまい、虫ピンを挿せるようにしました。

’85NSRと’86NSRの最大の相違点であるホイールは当然のようにNS500のパーツを流用。
以前製作した時はタイヤもNS500から流用しましたが、今回はNSR用のタイヤを使用したい為にホイールを17インチ(?)化。
ホイルの外周に0.75ミリのプラ板を巻き付けました。
NSRのリムにコムスターのスポークを移植する方法も考えましたが、こちらの方が簡単だし、見栄えも充分なのでこの方法を選択しました。
ちなみにこの手法は「Racing Model Expansion」のダンカンさんが’85NSを製作する際に使っていた手法をパクリ(笑)ました。(^_^;)




  〜 2006年 8月5日

雰囲気重視のなんちゃって仕様で製作してますが、こだわりを持ってないワケではありません。
出来るだけのことはやろうと思ってますが、あまりこだわり過ぎるとなんちゃって仕様で作る意味(?)も薄れてしまいます。
この辺りのバランスをどこで取るか・・・なんて考えながら作業を進めていたりします。(^_^;)


カウルとスクリーンの隙間を減らすためにすり合わせをします。
どうもこのすり合わせ作業は苦手で、やればやるほど隙間が増えていくような気が・・・。(^_^;)
トコトン追いつめたいトコですが、いつまで経っても終わらないので、ある程度隙間が減ったところで妥協しました。(^_^;)




古いキットなので、スクリーンにもバリがあります。
結構目立つのでバリ取りをしますが、透明パーツなのでバリ取りをするとキズがついてしまいます。
どうせキズ付きついでなので、スクリーン全体の歪み取りを兼ねてペーパー掛けをしてしまいました。
2000番のペーパーを全体に掛け、その後、タミヤのコンパウンド→クレオスのファインコンパウンドの順で磨きました。
透明パーツなのに、磨く際に力を入れ過ぎてパーツの内部に細かい亀裂(?)が入ってしまい、パーツをひとつダメにしちゃいました。。。(T_T)
とりあえず、別のキットからスクリーンのパーツを切り出し、再度チャレンジ。
次は磨く時にあまり力を入れ過ぎないように気をつけて磨きあげました。
磨き上げたスクリーンはバリが取れたのでスッキリ♪
でも歪み取りの効果は正直判りません。。。(^_^;)

’86モデルとの大きな相違点であるチャンバー。
実車ではチャンバーの取り回しがまったく違うのですが、それを再現しようとすると私の技術ではカウルに収まらないか、ものすごく貧弱なチャンバーになってしまう可能性大なので、テールパイプの形状を変更する程度で妥協します。(^_^;)
キットのチャンバーのテープパイプ部分をカットして、モデラーズのフレックスロッド(2ミリ)を使い作り直しました。
チャンバーの裏打ちも同時に行ってます。

チャンバーの形状はフレームにセットした状態で現物合わせで作っていきます。
シートカウルとの相対位置や実際にカウル内にチャンバーを収めた時のズレを見るためにカウル類も仮組みした状態で作業しました。
ここまでやっても、実際に塗装して組み上げた時に位置が変わってしまうんですけどね。(^_^;)




 〜 2006年 8月12日

仕事が忙しくまとまった時間が取れない日々が続いていますが、盆休み明けにはもっと仕事が忙しくなって時間が取れなくなりそうなので、なんとか無理やり進めてます。
出来れば今月中の完成を目指していますが、どうなることやら。。。(^_^;)


整形の終わったカウルとシートカウルの塗装に入ります。
まずタミヤのサーフェーサーを吹き、乾燥後、1500番のペーパーで研ぎ出します。
その後、タミヤのホワイトサーフェーサーで下地を作ります。
グレーサーフェーサーの上からホワイトは乗りにくいので薄めに数回に分けて吹きつけます。
木下号の時はベースホワイトとを使ったのですが、ホワイトサーフェーサーの方が隠ぺい力が高いかと思い、今回はホワイトサーフェーサーを使いました。
結果は・・・似たようなモンかなぁ?(^_^;)
ま、缶スプレーで吹ける分、楽は出来た・・・ってカンジでしょうか?(^_^;)
ホワイトサーフェーサーが乾燥したら2000番のペーパーで軽く研ぎ出し、クレオスの1番のホワイトを吹きつけます。


トップブリッジとアンダーブラケットを小加工。
フロントブレーキのリザーバータンクから出ているホースを繋ぐピンを切り飛ばし、真鍮線をタンクの下付近に差し込んで位置を変更します。
トップブリッジとアンダーブラケットのフォークのブラケット部分には対角が0.8ミリの六角プラ棒を薄切りしたものを貼り付けてボルトのモールドを追加しました。

フロントフォークのアクスルブラケット部分のボルトのモールドは変な形の長円(これって最新キットでもそうですよね。(^_^;))なので削り取り、トップブリッジ同様、六角のプラ棒を使ってボルトのモールを再現。
ついでに裏側をポリパテで裏打ちしています。
ブレーキキャリパーの裏側はなくても気にならない人なので、あえてそのままです。(^_^;)

アクセル部分にワイヤーアジャスターを追加します。
・・・といっても木下号の時と同様、真鍮パイプを挿しただけですが・・・。(^_^;)
リアルさはこの際無視です。(爆)
ま、このあたりはアクセルワイヤーを追加したいがゆえの加工ですから。。。(^_^;)

スイングアームにある丸穴は’85モデルのスイングアームにはありません。
ここはたぶんトルクロッドの取り回しの関係だと思うのですが。。。
とりあえずパテで埋めてしまい、モールドを彫り直しました。



続く

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