HONDA NSR500 '86

KINOSHITA Ver.
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 2006年 1月16日 〜 2006年 2月21日

旧ロスマンズキットの頃から作ってみたかった木下車。
実はデカールを作りかけていて、あとステッカーひとつで完成というところでタミヤからこの木下バージョンの発表があったのでした。(^_^;)
そこで一気にテンションが落ちてしまい、発売後も作っていなかったのですが、基本的に木下ファンの私ですので、やはり作っておかなければアカンやろ!!ってなコトで製作開始です。(^_^)
今回は軽くディテールアップなど施すつもりですがどうなることやら・・・。

木下バージョンでは、白い成型色のカウルパーツが付きます。
カラーリングはデカールで再現できるようになっていますが、使うかどうかは未定です。


シートカウル上面のスリットを開口します。
パーツを接着する前にエッチングノコで斬り込みますが、赤い線の方向で切り込みを入れた方が整形しやすいですね。
以前は接着後に開口しようとして結構難しかった覚えがあります。(^_^;)
パーツを接着後にアートナイフなどで形状を整えました。

カウルとタンク・シートカウルのパーツを接着。
合わせ目付近を中心にパテ盛り。
さすがに金型が古いだけあってパーツの合いが悪いのでパテの量も多くなりました。
これでもNSよりはマシなんですけどね。(^_^;)

この時代のキットの定番作業、チャンバーの裏側のパテ埋めです。
いきなりポリパテで埋めちゃうと深さがあるんでうまくパテを盛れません。
だもんで、適当な大きさに切ったランナーを埋めて瞬間接着剤で固めてしまいます。
この後、パテを盛って整形しますが、渦を巻いたチャンバーが鬼門なんですよね〜。
ヤスリ掛けがめっちゃ面倒・・・。(^_^;)

和歌山県民憧れの(笑)インセクトピンです。
大阪のガレージロムまで行って購入してきました。
前から使ってみたかったのですが、地元で扱ってる店舗がなかったので・・・。
(注:現在は和歌山模型さんで小分けされた同品が入手可能です。)
入手したら使いたくなるのがモデラー魂。
ってコトで、早速カウルに使う事に。
なにがいいって、スクリーン固定用のビスのモールドを気にせずにペーパー掛け出来るのが一番のメリットです。←そこかい!(^_^;)
それはともかく、やっぱり質感が上がるんでいいですね。(^_^)

カウルのフチはいつも通り薄々加工。
マジックで厚みを確認しながらフチを削っていきます。
あまり追い込むとカウルの形が変わってしまうので、ほどほどでやめておきました。(^_^;)

普段はやらないスクリーンのすり合わせ作業なんかをやってみます。
普段は完成直後に間に合わせ・・・つーか、適当にしかやんないんですけどね。(^_^;)
仮組みしてみたら隙間が結構気になったもので、とりあえずやってみようかと。
カウルとの一体化も考えたのですが、マスキングが苦手なんで、地道にすり合わせてます。
しかし、やればやるほど隙間が増えていくような気がするのは気のせいでしょうか!?(^_^;)



〜 2006年 3月10日

珍しく作業が止まらずにボチボチと進んでます。
牛歩なのは相変わらずですが、ちょっとづつでも進んでいると不思議とモチベーションも上がってきます。
今月中に完成・・・は無理かもしれませんが、このままならゴールデンウイークまでには完成しそうな勢いです。(^_^)

パテ埋めしたチャンバーはフレーム・エンジンにセットして仮組みします。
このキットはサイレンサーがうまく所定の位置(?)に収まらないので、このすり合わせ作業は必須です。
すり合わせだけでは上手く位置が決まらなかったので、最終的にはサイレンサーの手前部分をライターであぶって強引に位置を合せると言う強行手段を使ってます。(^_^;)

スイングアームに溶接跡を追加します。
タミヤのエポキシパテを棒状に細く伸ばしたものを貼り付け、タミヤの調色スティックでビートを刻みました。
ビートを付ける時はパテを練った直後にするとスティックに引っ付いてきて上手く出来なかったのですが、ちょっと硬化しかけたあたりでビートを付けるようにしたら案内上手くいきました。(^_^)
同じ手順でフレームにも追加しておきます。

トップブリッジを小加工。
フロントブレーキのリザーバータンクから出ているホースを繋ぐピンの位置をタンクのフタ付近からタンクの下付近に変更します。
実際に上にあるとエアが噛みまくりですからね。(^_^;)
フォークのブラケット部分にはボルトのモールドを追加。
対角が0.8ミリの六角プラ棒を薄切りしたものを貼り付けてます。

アクセル部分にワイヤーアジャスターを追加します。
・・・といっても0.8ミリの真鍮パイプを挿しただけですが・・・。(^_^;)
アクセルワイヤーには0.45ミリのプラグコードを使う予定です。

金型が古いキットなのでとにかくバリ取りと歪み消しに時間が掛かります。
これだけのパーツのバリ取りにほぼ半日かかりました。(^_^;)


整形の終わったカウルとシートカウルの塗装に入ります。
まずタミヤのサーフェーサーを吹き、乾燥後、1500番のペーパーで研ぎ出します。
その後、クレオスのベースホワイトで下地を作ります。
グレーサーフェーサーの上からホワイトは乗りにくいので薄めに数回に分けて吹きつけます。
この辺りは根気との勝負ですね。
色のノリの悪さにイラついて厚吹きしてしまうと、かえって色の乗りが悪くなり、さらに必要以上に塗膜が厚くなってしまいます。
最悪の場合、乾燥後にひび割れれしまう・・・なんてコトもあるので(実際に私の家にあるロスマンズカラーのNSとNSRは全滅だったりします。(^_^;))ここはじっくり時間をかけて慎重に行きます。
ベースホワイトが乾燥したら2000番のペーパーで軽く研ぎ出し、クレオスの1番のホワイトを吹きつけます。
ベースホワイトで下地が出来ているので、この段階ではそんなに気はつかいませんでした。(^_^)



〜 2006年 3月29日

相変わらず牛歩ですが、止まらずに進んでます。
私にしては珍しくカウルばかり先行して車体の方はまったく進んでいません。(^_^;)
カウルに手間がかかってしまっているのでしょうがないのですが・・・。(^_^;)


カウル類の塗り分けはデカールで再現出来るようになっていますが、このデカールを上手く貼るのは至難の業なので、塗装で塗り分けます。
デカールを型紙にしてマスキングを行いました。

ベース色を塗り終えた状態。
赤はタミヤのブライトレッドをエアブラシに移し替えて塗装。
青はクレオスの5番をベースに328番のブルーFS15050を混色。
比率はたぶん8:2くらい。
5番特有の透明感が若干強いんで、もうちょっと328番を多くしても良かったかもしれません。
この辺は好みの問題でしょうか?(^_^;)
この後、デカールを貼る前にクリアコートしておきます。

クリアコートして2日ほど乾燥させた後、2000番のペーパーで軽く研ぎだしておきます。
こうして塗り分け時に出来た塗料の段差をなくしてキレイにデカールを貼ろうというワケです。
結構面倒です・・・。(^_^;)

デカールを貼り終えた状態。
塗り分けさえしてしまえば、貼るのは簡単でした。
強いて言えばフロントゼッケンの数字がシワになりやすいくらいでしょうか?(^_^;)
デカールを貼り、一晩乾燥させ、糊出しをして、さらに一晩以上乾燥させてクリアコートに移ります。

チャンバーに溶接のビートを再現します。
伸ばしランナーを使い、資料を参考に適当に接着。
少々オーバースケールっぽい気もしますが、ま、雰囲気ってコトで。(^_^;)




Pege2へ続く。

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