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利尻の冬は~♪・・・?

 「利尻の冬は・・・」という歌はありませんが、夏と比較すると観光客の喧噪もなく、定期船が欠航し新聞や手紙などが届かないこともあり、寂しさを感じることもあります。
 しかし、島の人たちが本当に寂しい思いをしているのかというと、案外そうでもないのです。というのも町をあげて盛り上がる行事があるからです。それはバレーボール。あちこちで有志を募り、チームを作って参加します。かつては社会人のチームが全国大会に出場したこともあるレベルの高いリーグです。役場、学校の先生、ママさん、漁業組合など・・・。もちろん病院も参加しています。その名もホワイトエンジェルズ。不肖私も選手の一員です。チーム総数は28、加えて家族、友人が応援にかけつける総勢三百人以上の一大イベントです。
 さらに今シーズンは例年にない盛り上がりをみせています。昨年十月に宗谷地区一の立派な総合体育館「夢交流館」が完成したのです。利尻富士を背景に、壁一面に山をかたどったミラーグラスがはめ込まれ、見事なコントラストをなしています。こけら落としは当然バレーボール。Vリーグのチームを招き、エキシビジョン・マッチを行いました。外は雪がちらつく寒い日に、中は熱気でむんむん。めったに見ることのできない本場の試合を、遠く(?)礼文、稚内からも観客が集まり、その熱戦を堪能しました。続いて落成記念のリーグ・トーナメント戦。なんとわがチームは三部で優勝、二部昇格を決めました。これからはレギュラーシーズン、週三回の割で、総当たり戦を消化してゆきます。
 さらにバレーボール人気はこれだけにとどまらず、ママさんを中心に盛んなのがミニバレー大会。こちらも総勢百人にのぼる大きなイベントです。
 これら行事に伴い、忙しくなるのが病院の外科。打撲、捻挫、骨折、アキレス腱の断裂。外科の青木先生が島のスポーツドクターです。
 
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