わがまま温泉日記 関温泉 せき 関温泉へはJR信越線関山駅よりバス15分

旅館 登美屋
住所 新潟県中頚城郡妙高村関温泉 〒949-2200 Memo:
入浴料 \500
電話 0255-82-2319(予約専用0120-14-2641)
営業期間 通年
泉質 含鉄食塩泉
旅行日 03/07/18
コメント

関温泉の小さな温泉街 燕温泉赤倉温泉に挟まれて、ひっそりたたずむ関温泉は小さな温泉街である。しかし、冬はスキーリゾート、このアンバランスが面白くって、ちょっと寄り道。
 けっこう慣れてしまったので、今では何ともないのだが、人気(ひとけ)の感じられない温泉街ほど、不気味なものはないだろう。昨今の温泉事情を思うにつけても、情報ばかりが先行し、人気(にんき)偏在のきらい、なきにしもあらず。

登美屋玄関 10軒ばかり、お宿があって、どこを選べばよいのやら・・・。「湯元〇〇屋」なんて看板あれば、すぐにそちらに飛び込む習性、ここでは生かせず。
 また、温泉街の一番奥を訪ねる癖も、ここでは生きず。なにしろ、ご覧の通りの一本道で、奥へ奥へと突っ走ると、燕になって宙を舞う。
 え〜い、ままよと飛び込んだのが登美屋さん。建物の構えがどっしり落ち着いていた。

アメ色に染まった大浴場 見晴らしのよい大浴場は、お湯を溜めている最中。そもそも、茶色いお湯は好みから外れるのであるが、床板と木枠のアメ色に美しさすら覚えてしまった。この何とも妙なるテカリ具合はどうよ。
 窓の外には妙高高原が広がっている。なんだか心身ともに、伸びやかにさせてくれそうな雰囲気なのだ。

 お隣の少し小ぶりの浴室で、お湯をいただくことにする。湯船の広さはさして変わらず。
上品な鉄泉 湯口からは見た目、透明のお湯が間断なく流れ落ち、お味は薄塩、鉄臭さは感じられない。湯船の中で、鼻をクンクンいわせても、鉄臭さはほとんど感知できないレベル。これなら、ずっと浸かっていられる。しかも、お肌触りもすべすべで悪くはないよ。
 上品な鉄泉というのも、あるんだね〜。一方、ワタシは汗が全然引かなくて、化粧すべきかやめようか、悩んでいるのが関の山。

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