わがまま温泉日記 滑川温泉 なめがわ

秘湯を
守る会
福島屋
http://www.ta-su.co.jp/namekawa/index.htm
住所 山形県米沢市大沢字滑川15 〒992-1303 Memo:一軒宿
入浴料 \400
電話 0238-34-2250
営業期間 5月〜10月
泉質 硫酸塩泉(含芒硝硫化水素泉) 源泉温44.5度
旅行日 01/08/14
コメント 福島屋横の滝

 R13を栗子で折れて、板谷駅から姥湯へ向かう道とちゅう、180度曲がる上りカーブ。この坂を登って行けば姥湯なのだが、今回は直進1分、福島屋の滝がお出迎え。
 吊り橋は落差100mの大滝への入口、旅館裏手にはちょっとした植物園もある。秘湯の一軒宿ながら、温泉以外にも楽しみは多い。
 五色温泉を早めに発ち、10時前には宿に着く。朝一の立ち寄りならば他に客もいないだろうと踏んでのことだ。キシミの目立つ館内を通り抜けると、大岩ごろつく何ともワイルドな景観。侵食・運搬・堆積と3つの作用をもつ川の、まさに「侵食」の現場を見てるよう。あるいは、運搬途上、あまりに重すぎ、大きすぎ、運び切れなかったのかも知れないね。

巨岩ごろごろ 川沿いに、白いお湯をたくわえた混浴露天。わずかに青みがかっている。岩風呂ながら、わざとらしさを感じさせない。さすが大自然に抱かれた秘湯の特権。
 さっそく、お湯に手をつっこんでみる。ちょうど適温、硫黄臭はきつくない。湯口で湯温を確かめてみる、ぐる〜り一周りしてアブのうなりに耳を傾けてみる。
 湯口近くに居場所を定め、ダイナミックな巨岩でも眺めながら、ひとっ風呂・・・。なんて思い描いたちょうどそのとき、男性二人がやってきた。それに続いてまた二人連れ。いま、何時だと思ってんのよ〜!

混浴露天 あ〜ぁ、女って損だな〜。混浴だったら入浴料なんか、男性の半額でもいいんじゃないの? うら若き女性ならばタダでもいいと、ダンナあたりは言っている。マッ、失礼な! それにつけても、何で男の二人連ればかりなんだかね〜。
 不満たらたら内風呂へ向かう。こちらには女性専用があるのだ。大きくはないが、お湯の感じは露天と同じ。先に入っていたバァちゃんが「熱かったらホースで水入れていいよ」と言ってくれる。ご親切はありがたいけど、そいつだけはチトご勘弁。

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