群馬県

草津温泉
万座温泉
川原湯温泉
沢渡温泉
法師温泉
谷川温泉
伊香保温泉
薬師温泉
たんげ温泉
四万温泉
霧積温泉


草津温泉
日本一の湯という看板は、あまり信用していなかった。しかし、成分をうすめずに温度を下げ、白濁のもととなる湯の花を取り除く「湯畑」を一目見たとき、がぜん、このお湯の行き先を訪ねたくなった。


万座温泉
苦湯」という、熱めの真っ白な酸性硫黄泉が湧き出ている。東北は山奥の秘湯だって、ここまで設備の行き届かない湯小屋はめずらしい。なんでも、硫化水素ガス濃度が高いため、行政当局からそれなりのお達しがあるのだそうだ


川原湯温泉
小さな温泉街ながら、王湯笹湯聖天の湯(混浴)と、3つも共同浴場がある。真っ先に目に飛び込んだのが、柏屋隣りの王湯。建物の下が源泉となっており、さかんに蒸気を吹き出している。


沢渡温泉
 大浴場の構造は特筆に十分値するもの。階段上からながめると、檜の大風呂が二つ。異形の湯船が目を見張らせる。
 洗い場までもが檜張り。その
幾何学模様は目を楽しませるのに不足はないし、当たりの優しい木に包まれての入浴が、何ともうれしい。おすすめなのだ。


法師温泉
ここの湯はぬるいとは聞いていたが、本当にぬるい。10分つかっていても温まらない。15分でもダメ。個人差はあるにしても、ワタシ的には、一生つかっていても汗はかかないような気がした。


谷川温泉
「沸かしもせず、薄めもせず」温度調整をしているという、お湯へのこだわりが何ともうれしい。古代檜の浴槽の乾いた触感を味わいながら、透明なお湯をいただく。窓の外には谷川岳。都会でのあわただしい日常をすべて洗い流してくれる。


伊香保温泉
神社わきの湯壷からは源泉が沸々と湧き出しており、なめると強烈な血の味がする。湧いたばかりの源泉だけに、鉄分がよけいに濃いのかも知れない。


薬師温泉
 木造りの湯船は落ち着ける。しかも、源泉掛け流しの炭酸水素塩・硫酸塩泉は微白濁。何やら成分が濃そうで嬉しくなってしまう。
 しかし、喜びも束の間、「お湯が冷えるので窓は閉めてください」との貼り紙どおり、ちとぬるい。もちろん、法師温泉ほどではないのだが。


たんげ温泉
中之条から草津へぬける裏道(とはいえロマンチック街道)を右へ折れて、さらに10分ほど進むと「たんげの湯」と書かれた建物が見えてくる。


四万温泉
木風呂の好きなワタシにとって、五番湯「御無想の湯」は外せない。掛け湯の湯箱があるのみで、洗い場の設備がないのが心地よい。
熱めのお湯と檜の香りに包まれて、夢見るような「御夢想の湯」。いまだ、修行が足りないようだ。


霧積温泉
脱衣室には灯油臭、浴室内には微かに漂うゆで卵臭。コップの置かれた湯口から、無色透明のお湯が、けっこうタップリ湯船に飛び込み、タイル貼の洗い場に惜しげもなくあふれ出す。
ぬる湯なので、お湯を絞る必要など、更々ないのだ。思う存分、掛け流し


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