うえさんの戯言

三月


3月29日

 プラモデル/製作日誌の「1989年NSR500 八代俊二」を更新。
 相変わらず時間が取れず超スローペースでしたが、なんとか完成。
 最後の方は製作優先で時間を使ったコトもあり、写真が少なめですが、完成までの道程をどうぞ。(^_^)
   
 *****

 息子が使っている茶碗が割れてしまったので買いに行く事にした。
 普段良く行くスーパーやショッピングモールで買ってもいいのだが、こういう時、私はあえて地元の商店を使うようにしている。
 今回は茶碗と言うコトで、地元にある老舗の陶器屋さんに行くコトに。
 ここは陶器屋の専門店だけあって、スーパーなどにはないような食器も多く以前から良く使っている。
 まあ、まだ店主に顔を覚えてもらえるほどではないが。。。(^_^;)

 で、息子の茶碗を買いにその陶器屋へ行った時のコトである。
 店の前に積まれた「今日のお買い得品」みたいなコーナーにアンパンマンのマグカップを見つける。
 このイラストの絵柄が結構可愛くて思わずそのまま買いそうになったのだが、今回のお目当ては茶碗である。
 とりあえずマグはスルーして、茶碗を選ぶため店の中に入る。
 店の中に入ると、ちょうど真正面に子供用の茶碗が並んでいた。
 そこには妖怪ウォッチの茶碗が置いてあった。
 息子も一緒に行っていて、息子に選ばせるので基本的にはアンパンマンか妖怪ウォッチのどちらかになるであろう予想は付いていたが、店の奥にも子供用の食器コーナーがあるのを知っていたので、一応選ばせるために息子の手を引きつつ店内を奥へと進んでいくと店主が出てきた。
 
 「今日は〜ちゃんと一緒に来てくれたんやね〜。」
 店内は陶器だらけ。
 息子が必要以上に商品を触らないように気をつけていたために良く聞き取れなかったが、たぶん父ちゃんと来てくれたといったのだろう。
 通常、こう言う時は「パパ」という表現の方が多いのだが、以前息子と来た時に自分のことを「父ちゃん」と言っていたのを覚えていてくれたのだろう。
 どうやら店主に顔を覚えてもらえたらしい。(^_^)
 こういう地元専門店で顔を覚えてもらえるのは単純に嬉しいので素直に喜んでおこう。

 で、結局、買うものは妖怪ウォッチの茶碗とアンパンマンのマグカップに決まった。
 息子が両方を手に持って、店主のところに行こうとする。
 瀬戸物だし、さすがに危なっかしいので後ろから手を出しサポートしながら店主のところまで息子と移動していたその時だった。
 店主の口からある言葉がこぼれた。
 「おじいちゃんに持ってもらった方がいいんとちゃう?」

 !?!?!?
 おじいちゃん!?

 いや、まさか私を見て、さすがにおじいちゃんはないやろ。
 ちょっと言い間違えたんやろ。
 とりあえず、スルーしておこう。(^_^;)

 で、レジまで持っていった時、さらに店主はこう言った。
 「いいなぁ。おじいちゃんに買ってもらって。」

 ホワイ!?店主!!(>_<)/←厚切りジェイソン風

 おじいちゃん!?
 おじちゃんではなくおじいちゃんですと!!(°Д°;
 しかも1度じゃなく2度も言った!!
 間違いない!
 店主は私の事を息子のおじいちゃんだと思っている!!(((((; ゚Д゚)))))ガクガクブルブル

 どうする!?
 このまま、おじいちゃんだと言う雰囲気を出してそのまま逃げ切るか、それともお父さんであることをさらりと告げるか!?
 いや、それ以前におじいちゃんに見えてしまうのか!?私って!?(((((; ゚Д゚)))))ガクガクブルブル
 冒頭に書いた顔を覚えてもらったんだと言う小さな喜びから一転、顔を覚えてもらっていないどころか、事もあろうかおじいちゃんだと思われているこの悲しい事実!!
 まさに天国から急転直下で地獄に叩きつけられた気分だ。(T_T)

 ちなみに先週、公園に遊びに行った時、たまたま公園で息子の保育園のクラスメイトの女の子(2歳)と会った。
 その子とは初対面だったのだが、その時ですら息子のそばにいた私に「○○君のパパ?」・・・と声を掛けてくれ、父親認定されていたというのに、どうみても70過ぎていそうな人生経験豊富であろう店主に祖父扱いされようとは・・・!(T_T)

 さらに追い討ちをかけるように「おじちゃん、割れやんようにお茶碗包むから、おじいちゃんともうちょっと待っててな〜」と私の事をおじいちゃん扱いしておきながら、自分のことをおじちゃん扱いしだしたではないか!!
 こうなると2択の選択肢は以下の通りになるワケで。
 ・父であることを告げる。
 
 ・このまま何も言わずに立ち去る。

 「いや、あの、お父さんなんです。実は・・・」
 こう言った瞬間、店主の顔色が一気に変わる。
 その後は可愛がり方のオーラがどうとか、雰囲気が落ち着いてるからだとか、色々必死にフォローしてくれたが、まあ、この人が私をおじいちゃんだと思った事実は変わらないワケで。。。
 別に怒ったりはしないんだけど、さすがに軽く落ち込んでしまった・・・。(T_T)

 息子は大好きな妖怪ウォッチのお茶碗とアンパンマンのマグカップを買ってもらい満面の笑顔で店を出たが、私と店主は微妙な空気を醸し出し苦笑いのままの店を後にするのだった。(^_^;)

 次に息子と一緒に店に行った時、果たして店主はどんな顔をするのか?
 記憶が薄れる前にあえてもう一度行ってやろうと心に誓うのだった。(^_^;)

 それにしても、おじいちゃん扱いされたのは初めてだったなぁ・・・。
 やはり息子のためにもアンチエイジングを始めないといけないなぁ。
 まずはSK2か!?(^_^;)


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