プラモデル/製作日誌の「YAMAHA YZR500　'87全日本　藤原儀彦」を更新。
　実は半年ほど放置してました。(^_^;)
来年２月のＷＦに向けて製作再開。
　日数がありそうで余りないので完成まで持っていけるのか！？(^_^;)

　＊＊＊＊＊

　あけましておめでとうございます！
　今年もどうぞよろし・・・・・・ん！？

　だぁぁ！！
　しまったぁ！！
　まだ年明けてないやん！！(>_<)/

　・・・と、年末恒例のボケなどかましてみた。
　これやってようやく年末だな〜と感じるここ数年だったりする。(^_^;)

　つーワケで（どういうわけだ！？）、師匠も走る師走と書いて１２月。
　今年はいつもにも増してバタバタした１年だったが、そのバタバタが年末になっても収まらないということもあってか、明日から新年と言う気がまったくしない。
　今年がまだ２〜３ケ月はありそうな感覚である。(^_^;)
　
　さて、唐突だが、私は２輪通勤である。
　戯言をずっとお読みの方にはお馴染、スズキアドレスＶ１００で通勤している。
　５０ｃｃ並みの車体に２サイクル１００ｃｃを搭載し、最高速は８０キロ以上をマークする。
　原付きと同じ車体ですり抜け性能は抜群、その上で６０キロという自主規制も３０キロと言う法規制も受けず、エンジンのフルパワーを合法的に使えるのだ。
　シティコミュテーターとしては、実に良く出来たバイクであると私は思っている。

　で、そのアドレスでの通勤路。
　途中、２車線で比較的交通量が少ない約１キロの直線道路がある。
　信号のパターンさえ良ければ、アドレス程度の馬力でならば、ずっと全開で走れる区間である。
　その日、信号パターンが良く、私はアドレスのアクセルを目一杯絞っていた。
　冬の早朝。
　冷たい空気は２サイクルエンジンの出力を少し上げていたようで、いつもより快調にスピードは乗っていく。
　しかし、冬の寒さを凌ぐための通勤時の衣服はそのままでは空気抵抗が大きくトップスピードが伸びずにいた。
　特に急ぐ必要も無いのだが、そこはバイク乗りの悲しい性。
　ついつい体を小さくし空気抵抗を少しでも減らしてトップスピードを伸ばす努力をしてしまう。
　もちろん、言うまでもなくここは一般道である。
　最高速を伸ばしたところで信号に引っ掛かるのがオチである。(^_^;)

　すでに３万キロ以上走破したアドレスは最近はエンジンパワーの低下も避けられず、ここまでやっても最高速は８２〜３キロが精一杯である。
　それでもアクセルがちぎれんばかりにワイドオープンにし、回りきって悲鳴にも似た咆哮を上げるエンジン音を聞くのはパワーを使いきってる感がある。
　それはライダーとしてはバイクに勝った感があり、なんとも言えない満足感があるのだ。
　これから仕事・・・というネガティブな感情になりやすい時間帯において、唯一、楽しいと思える瞬間なのかもしれない。(^_^)

　そして、前方の信号が赤であったので、アクセルを戻す。
　それまで咆哮を上げていたエンジン音は次第にその音を小さく・・・ならない！？（°Д°；
　私は一瞬にして判断した！
　うおぉ！！アクセル戻らんやんけー！！！（°Д°；

　本能的にアクセルを何度も開けたり閉めたりする。
　しかし、アドレスのエンジンは私のアクセル操作を無視するように、持てるポテンシャルを全て出し切ろうとする。
　まるでエンジンパワーを使いきって悦にはいる私に対して「オレのパワーをなめるなよ・・・」と言わんがばかりに。
　目の前にスピードを落とした前走車がせまる！！
　エンジンは全開のまま一向にその回転を落とす気配はない。
　ブレーキレバーを握力の限り握りしめ、スピードを落とす。
　エンジンは全開のまま車体を前に押し出そうとする中でのブレーキング。
　制動距離はいつもの数倍である。
　そのままでは前の車に突っ込みそうになったので、「必殺靴ブレーキ！」まで駆使！
　なんとか止まったものの、エンジンは全開のまま。
　少しでもブレーキを緩めようものなら、アドレスは前へ出ようとする。
　通常ならバイクがこう言う状況になった場合、通勤を諦めあっさりと会社を休んでしまうのだが、その日私はどうしても会社を休むわけにはいかなかった。　
　そもそも、この日は風邪で熱を出していて会社を休める状況なら最初から休んでいたのだ！！←語尾を強める場面でない。(^_^;)
　幸いここから会社までは比較的大きな道路。
　アクセル全開のままでも止まれることが判明した今、ブレーキのみでスピードを調整すればなんとか出社出来るだろうと判断。
　そのままブレーキのみでスピード調整するという荒技で出勤してしまったのだった。(^_^;)
　もちろん、会社に着いた時はブレーキからも駆動系からも焼け焦げた匂いがしていたのは言うまでもない。(^_^;)

　で、なんとか会社にはたどり着いたものの、問題はどうやって帰るか。
　普通ならバイク屋を呼んで引き上げてもらうところだろうが、前述したようにこの日の私は風邪をひいて熱を出している状態である。
　とにかく早く帰って寝たいという思いが強かった。
　その思いの強さと風邪による発熱で私の判断力も大幅に落ちていたに違いない。
　なんと、その全開にしかならないアドレスで強行帰宅してしまったのだ！！(≧∇≦)
　イグニッションをON/OFFしながらスピードを調整し、通常の１０倍は神経質になりつつ、なんとか帰宅に成功。
　しかし、その後、その運転疲れがトドメとなり高熱で寝込むハメになってしまった。(^_^;)
　事故もなく帰れたからこそ笑い話で済んでいるが、熱がひいて冷静になって考えるとえらくデンジャラスなコトやってしまったと少し反省してみたり。
　まあ、熱が出ていなくても同じコトした可能性は否定出来んが・・・。(^_^;)

　後日、調べてみたところ、スロットルバルブが全開の位置で張り付いていたことが判明。
　とりあえずゴミ噛みのようだったので清掃し、現在は問題なく動いているので普通に通勤に使用している。
　・・・が、アクセルを全開にするのに躊躇するようになったのは言うまでもない。(^_^;)
　そろそろ新車・・・かな？(^_^;)
　
　さて、当然のことながら今年最後の更新となりました。
　今年は本当にバタバタした１年で更新もままなりませんでしたが、なんとか月１ペースはキープ。
　来年も同じようなペースとなりそうですが、変わらずよろしくお願いします。
　それでは、皆さま、良いお年を！！(^_^)/