KAWASAKI ZX-RR 2006

Shinya Nakano

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 2009年 2月3日 〜 2009年 2月25日

バタバタしていて模型製作の時間が取れない日々が続いていたので、なんとなく腕の鈍り感があり素組でサクッと作れるものを作りたくなりました。
そこへカワサキのMOTOGP撤退のニュースが流れ込んできて、「これはカワサキのマシンを作れってことだな!」とよく判らん衝動に駆られました。(^_^;)
そんなワケで(?)タミヤのZXーRRを作ることにしました。
サクッと作りたいので基本的に素組みですが、気になる所があれば手入れていこうと思ってます。
久々のMOTOGPマシン。
さて、どうなることやら。。。(^_^;)

今回使用するキット。
タミヤのZX-RRとオプションのディテールアップパーツを使います。
一緒に写ってるのはキットを買った時に一緒にもらったタミヤニュース。
昔はどの模型屋さんでももらったものですが、最近は買わなきゃいけないんですねぇ。
私は模型屋さんのご好意でいただいてますが。(^_^)

パーツを切り出し、接着出来るものからドンドン接着していきます。
ランナーから切り離してすぐに接着するような模型の作り方って久し振りです。(笑)
もちろん、エッジを落としたりとか最低限の処理はしますが、普段よく作ってる’80’sのマシンに比べたら無いに等しい作業量です。
タミヤセメントで主要部品を接着すること自体久し振りな気も・・・。(^_^;)
接着後は乾燥するまで2日ほど置いておきます。

合わせ目消しを行います。
最近のキットはパーツ精度がいいんで、パテを使わずに合わせ目が消せるんですよね〜。(^_^)
#320→#800→#1200と進めて下地を作ります。
タンクキャップ周りは少し削り込んで穴を広げておきます。
そうしないとパーツの精度があり過ぎるんで塗膜の厚みでキャップが入らなくなっちゃうんです。
最新キットならではのひと手間というところでしょうか?(^_^)



ラムエアダクトの縁に薄々攻撃を仕掛けます。
カウルを付けちゃうと見えないトコなんで気にしなければそれまでなんですが、気になってしまったのでやってみました。(^_^)
細切りしたペーパーを割りばしに両面テープで貼り付けたもので削っていきました。
加工前(写真上)と加工後(写真下)であまり差がないように見えますが、本人は「削った」と言う満足感があるのでOKです。(^_^)

ステップは相変わらず単なる棒なんでデザインナイフでせっせこモールドを削り出します。
多少いびつですが、ま、私の技量ではこんなモンです。(^_^;)
ペダルの肉抜き部分もピンバイスで穴を開け、針ヤスリ(棒ヤスリの極細版)で穴を広げて加工しました。
リューターで削ってもよかったんですが、なんとなく手作業でやりたかったので。(^_^;)





チェーンプラーを加工します。
最初は加工する気はなかったんですが、塗分ける際に加工しておいた方が楽かな〜?と思い加工することにしました。(^_^)
ディテールアップと言うよりは、塗装の手抜きのための加工ですね。(^_^;)

まず、チェーンプラーの内側に沿ってピンバイスで穴を開けます。
その穴を使ってさらに穴を広げ、細切りしたプラ板に貼り付けたペーパーで削ります。

最後に0.6ミリの洋白線を挿して出来上がりです。(^_^)

・・・と、簡単に文章で説明してますが、牛歩(牛手?)の私はこの加工を左右するのに1時間くらい掛かってます。(^_^;)



ディテールアップパーツのフォークボトムも小加工。
ボルトモールドを削ってしまい真鍮パイプに置き換えます。
いつものように六角プラ棒でやろうと思ったんですが、このマシンは特殊なボルトを使っているようでパイプを使う方が形状が近かったのでこちらを採用。
六角プラ棒の薄切りを貼るより楽なんで、他のMOTOGPマシンもこのボルト採用してくれればいいんですけどね〜。(^_^;)
あとボトムエンドもフラットな形状から山形がふたつ連なる形状に加工しました。

ハンドル周りも加工します。
アクセルワイヤーのアジャスターを0.6ミリの洋白線と1ミリの六角プラ棒で製作。
最初は0.8ミリの六角プラ棒を使ってやろうとしたのですが、0.8ミリの六角プラ棒に0.6ミリの穴を開けることが出来ずに断念。(^_^;)
左右に余白が0.1ミリで穴開けをするのは私の技量では無理でした。
バイクモデラーかつレーシングライダーであるつっちーさん曰く「予選で一発タイムを出しに行く集中力が必要」とのコトですが、そんな集中力は私にはナッシングでした。(^_^;)
一応、2時間ほど頑張ったんですけどね〜。(^_^;)

あとグリップ根本で切り離して、アジャスターがブレーキの間に入るようにグリップの角度を変えました。
後で塗装する時、大変そうな気がしますが、今は考えないでおきましょう。(^_^;)




 〜 2009年 3月30日

なにかと忙しく模型製作をするにもまとまった時間が取れない日が続いてます。
そんな中、ちょっとづつ時間を取って進めてますが、本当にちょっとづつしか出来ないので牛歩に拍車が掛かってます。(^_^;)
最初の予定ではとっくに完成してたはずなんですが、まだ半分も進んでません。。。
ま、慌てて作ってもロクなことにならないので、ノンビリと進めてます。(^_^)

下地塗装を行います。
今回はサフを打たずにそのままクレオスのGXホワイトを吹きました。
このカラーは隠蔽力が強いので成形色が透けることはないのですが、プラへの食いつきがやや甘いような気がします。
基本通りサーフェーサーを吹いた方が良かったかな〜?(^_^;)

 

ライムグリーンを吹きます。
タミヤスプレーの専用色をブラシに移し替えて吹きました。
基本通り、エッジから吹き始め、乾燥後全体を塗っていきます。
これだけ基本通りやっててもエッジが透けちゃう時があるんですが。。。(^_^;)

ところで、このタミヤの専用色は隠蔽力が強いと評判でしたが、確かにそうでした。
ただ、発色はやや鈍い気がします。
下地を白で作っているにもかかわらず、どことなく重いライムグリーンになりました。(^_^;)
実車と同じ・・・と言う意味では正解なのかもしれませんが、模型映えを考えるならフィニッシャーズのライムグリーンの方が良かったかも!?(^_^;)
ま、この辺りは好みの問題でもあるんですけどね。(^_^)

2〜3日乾燥させた後、軽く研ぎ出してクリアコートしてデカール貼りに備えます。

ドライブスプロケットを小加工。
穴を開けてスプロケットの歯を斜めにカットします。
やったところでそんなに目立たないトコかな〜?・・・なんて思ったりもしたんですが、なんとなくなってみたくなったので。(^_^;)



ドライブスプロケットを加工したんで、ドリブンスプロケットも加工しないとおかしいでしょう!ってコトで同じように斜めにカット。
実車のスプロケットがこれだけ斜めになってるかどうか怪しいんですが、ま、気分ってことで。(^_^)

スプロケットの歯は極細のノミで1枚づつ加工しました。
東急ハンズで1260円で入手。
実はこの工具を使ってみたいからやってみた加工だったりするのは、ここだけの話です。(^_^;)

カウルの塗装の合間に細かいパーツもチマチマと塗っていきます。
ブレーキディスクとスプロケットはコンパスカッターを使ってマスキング。
これが毎回、径がなかなか合わずに苦労するんですよね〜。
自動マスキング機とかあったらいいのに。(笑)

カウルの塗装もすんでデカールを・・・と思ったら、フェンダーの色を勘違いしてることに気付きました。
他の外装類と同じくライムグリーンで塗装してたんですが、キットのデカールはフェンダーを黒く塗ってグリーンをデカールで仕上げるようになってたんですね。(^_^;)
ちゃんと説明書読まずに作るとこんなコトになるんです。(^_^;)
急遽、フェンダーを塗装。
どうせなんで、いつものなんちゃってカーボン塗装をリアフェンダーと共に施しました。
そういえば、この塗装をするのも久し振りです。
最近’80’sばかり作ってるんで、カーボンパーツの再現なんてなかなかありませんからねぇ。。。(^_^;)


気合いで続く!!(≧▽≦)/

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