タミヤのキットは’99型で、実際のノリックの’99シーズンのマシンは’98型。 カウルの形状等が若干違うので改造しようかと思ったんだけど、スタジオ27から メタルパーツのトランスキットがリリースされているので、これを使ってみることに。 まあ、パテとか盛って改造するよりラクでしょう。 ってコトでスタジオ27のトランスキットを使って製作開始です。 |
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スタジオ27のトランスキットのパーツです。すべてメタルパーツ。 いつものようにカウル類から製作に入りますが、今回はカウルパーツがメタルってことで、そうとうな手間の覚悟がいりそうです。 |
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カウル類の仮組みをしようとすると、まずラジエター部のエアスクープを作らないと上手くいきません。 瞬間接着剤でも付くことは付きますが、接合部の強度に不安ありです。 |
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メタルパーツの接着に瞬間接着剤では心許ないのでどうしよう??? 早速、アンダーカウルをハンダ付けしてみましょう。 多少母材を溶かしながらの方が強度は出るはずなので、少々溶けてもOK。 ハンダを盛ったらヤスリでおおまかに整形。 で、整形後に気づいたのですが、カウルパーツの裏側からハンダ付けすれば整形の手間が省けたんじゃ? |
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カウルパーツの仮組みをしてみます。全体的に合いが悪いです。 しかし、なかなかパーツ同士の隙間が埋まりません。 試しにキットのアンダーカウルをつけて仮組みしてみると、ずいぶんとパーツ同士の隙間が減りました。 う〜ん、どうしよう・・・悩みどころだ・・・。
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と、いうことで、スイングアームの組み立てです。 チェーン引きはくり抜いて、1ミリの真鍮線を刺してディテールアップ。 |
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ステップの加工です。 さらにくり抜けるものはくり抜いてしまいます。 写真がピンボケで判りづらいですが、右側のステップも左側のステップと同様に加工。
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アンダーカウルは、悩んだ末にキットのものを改造してしまいました。 まずアンダーカウル下部のエアアウトレットに1.2ミリのプラ板をカウル最下部の高さに合わせて接着、それを元に残りの部分をポリパテで埋めてしまい、リューターやヤスリ等を駆使して整形していきます。 アッパーカウルとセンターカウルの間に隙間が出来たので、アッパーカウルにポリパテを盛って整形。 思ってたよりもカウルの加工に時間がかかりましたが、メタルパーツのアンダーカウルを使うよりも収まりが良くなったのでOKでしょう。 |
パテをもっては削りサーフェーサーを吹いてチェック。その繰り返し。 模型ってホント、地道な作業の繰り返しです。 で、その地道な繰り返し作業の合間をぬって、細かいところなんかをやってます。 |
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チャンバーの合わせ目を消した時に一緒に削ってしまった溶接跡を復元します。 せめてもの救いはNSRのようにサイレンサー固定用のスプリングステーを作らないでいいコトかな?
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ステップの取り付け調整用の穴を空けるときにリヤブレーキのマスターシリンダーのシャフトを折ってしまいました。 こういう細かい部品って、他の場所をイジってる時に不意に折っちゃったりするんですよね。 で、折ったついで(?)にシャフト部分は0.5ミリの真鍮線に置き換えてます。 (赤の矢印の部分) |
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アクセル部分はワイヤーのアジャスターを作ってます。 0.5ミリの真鍮線を0.8ミリの真鍮パイプに差し込んで再現。 ホントは6角の断面のはずなのですが、さすがにそこまで出来ません。(^_^;) でもキット付属のビニールチューブをそのまま挿すよりはリアルなはずです。 ちなみにワイヤーはモデラーズのプラグワイヤーの外形0.45ミリを使用予定。 |
進んでいなかったノリック号の製作ですが、ようやくモケイGP参戦用モデルも完成し、製作再開です。 ・・・が参戦用モデルの製作にコンを詰めすぎ、肩凝りが激しくなり、なかなか進まず超スローペースです。 |
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アクセルグリップ部分のワイヤリングの再現です。 ワイヤリングのワイヤーは伸ばしランナーを使用します。 適当な細さ(目測0.3mmくらい??)に伸ばしたランナーをグリップに巻き付けます。 軽く結んでおいて、流し込み用接着剤を流し込み接着します。 接着剤を流し込むと伸ばしランナーは「ヘナッ」と軟らかくなり、簡単に密着します。 瞬間接着剤で0.3mm程度のステンレス線などを巻き付けるより簡単で、瞬間接着剤のように接着剤のハミ出し跡などもないので、お気に入りの方法です。 接着が乾いたら、余分な部分を切り落とし、塗装します。 |
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なんとか整形し終わったカウル類の塗装に入ります。 その後、モデラーズのイモラレッドで塗装します。 で、10分ほど置いて吹きつけると塗装面にブツブツが!! モデラーズのスプレーがそうなのか、たまたまこのスプレー色だけがそうなのか判りませんが、ガスの抜け具合は吹きつける前にもう一度確認しなくてはいけませんね。(^_^;) しょうがないので一度完全に乾燥させてから、ペーパーですべて色を落とし、下地作りからやり直しです。(T_T) 同じ工程をもう一度繰り返し、ようやくベース色が塗り終わりました。 |