YAMAHA YZF750 '88

TADAHIKO TAIRA & MICHAEL DOOHAN


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 2003年 9月28日 〜 2003年 10月13日

MAXさんのサイトで行われているモデラーGP2003に参加してる作品です。
モデラーGPとはまた違ったコメント等で展開していこうと思っています。
基本的にモデラーGPでの更新の後でこちらので更新となります。

・・・と、言うワケで。
8耐では悲劇のヒーローとして有名な(?)平忠彦が1988年に鈴鹿8耐で駆ったマシンです。
テック21カラーのマシンを作ってみたいという願望があったところへ、アツシバシブランドからトランスキットが発売になり購入していたのですが、手間がかかるから・・・とついつい避けていました。
モデラーGPのように〆切がなければ完成しないだろうと言う理由でモデラーGPへの参加を決めたワケです。
あと、モデラーGPで’80年代、しかもTTーF1となると他に作る人もいないだろうから、直接技量を比較されることもないので、ヘボい私にはちょうどいい・・・と言う理由もあります。(^_^;)

と、まあ、長い前置きはともかく。(^_^;)

キットはタミヤのOW01を使用します。
’88YZFのレプリカですから、共通点は多い・・・と思いたいです。(^_^;)

トランスキットはもちろんアツシバシブランド製。
あと別途にタミヤのDUCATI888スーパーバイクの前後タイヤを使います。

 
トランスキットの内容です。
フレーム・タンク・アンダーカウル・フロントフェンダー・サイレンサー・シートカウル・前後ホイール・デカール・スクリーン・ライトカバーのセット。
個人レベルでこのクオリティーはさすが!
私もこのくらいパーツを自作&複製出来るようになれば、模型製作がもっと面白くなるだろうになぁ・・・。(^_^;)

’88年は平・ドゥーハン組はリタイヤに終わっていることもあり、テック21カラーのYZFの資料は少ないので、説明書の完成写真は大きな資料となります。

また、YZFの資料写真をトランスキットの作者であるUTAさんより提供していただきました。
感謝です!!(^_^)
 

 
まずは全体の雰囲気を見るために仮の仮組。
雰囲気を見るのが目的で、この段階ではパーツの合いとかは無視です。(^_^;)
接着一切なしの全テープ止めです。(^_^;)

この地点ではまだホイル&タイヤはベースキットのままです。
888のスリックタイヤを発注したばかりで手元になかったのと、ホイルの加工が面倒だったからです。(^_^;)
こうやって全体の雰囲気を見ることでディテールアップする個所や加工する個所の選定しつつ、モチベーションを上げる効果があります。(←本当か!? 笑)
少なくとも私にはモチベーションアップの効果があるのですけどね。(^_^;)
 

 
まずは中枢になるフレームから製作です。
フレームパーツはいくらアツシバシブランド製とはいえ、レジン製。
歪みや狂いは多少あるので、キットのエンジンパーツを治具にして接着。
接着部には1ミリの真鍮線で補強を入れてあります。
ヘッドパイプ付近に3本、シートレールの下と後端部に各1本づつ入れてます。
接合部分に適当にパテを盛って乾燥を待ちます。
今後はこのパーツが基準パーツになる・・・はず。(^_^:)
写真はありませんが、比較検討用にキットのフレームパーツも組み上げてます。
こちらはカウルの位置などを決める際に参考にします。
まあ、あくまで参考で実際は現物合せになってくるんですけどね。(^_^;)
 


 〜 2003年 10月31日

モデラーGPに参戦とだけあって、それなりに注目されているようです。
一人毛色の違うマシンでこっそり・・・の予定だったんですが・・・。(^_^;)
古いマシンと言うこともあり、資料が少ないと思っていたら、北海道のOさん、モデラーGPに参戦しているJUNさんから資料を送っていただきました。
ありがとうございました。
また見逃していた資料も発見したりと、それなりに資料は集まってきましたが、それだけに再現したいところが増えてきて一向に作業は進みません。
技術ないくせに意欲だけはあるので困りモノです。(^_^;)

アンダーカウルの加工です。
トランスキットはマフラー等、アンダーカウルに干渉する部分を削って製作するようになっていますが、カウルレスの状態でも観賞出来るようにしたいので、アンダーカウルを削ります。
まずはカウルの縁をマジックで塗り、厚みを確認しやすくします。
切削にはリューターを使用します。
縁だけでも大変なのに、全体となると・・・。(^_^;)

普段、リューターの様なモーターツールとは無縁の作業ばかりしてる私にとって、リューターは苦手な道具のひとつです。
特に縁の部分を切削する時はリューターの回転につられて関係のないところを削りまくってます。
写真は勢い余ってカウルの表面を削ってしまったものです。(赤丸部分)
これは後でパテで埋めて修正です。
使い慣れないものを使うと余計な仕事が増えてしまいます。(^_^;)
とにかく慣れるしかないのでしょうが、もうちょっとなんとかしたいところです。(^_^;)

タンクの内側を削ります。
トランスキットではエアボックスはオミットする仕様になっています。
エアボックスを取り付ける予定なので、そのスペースの確保が目的です。
これもアンダーカウルと同じように縁をマジックで塗り、厚みを確認しやすくしています。
切削粉がすぐに溜まって見えなくなるので、ちょっと削っては洗い、また削って・・・の繰り返しです。
あ〜・・・地道。(^_^;)

切削作業中は、削りカスが四方八方に飛び散ってたまりません。
机の周りは粉だらけで掃除が大変だし、雑巾で拭いてもうまくふき取れないし・・・。
何かいい方法は・・・と思い試してみたのが、濡れ雑巾を敷いての作業。
これが意外と削りカスが飛び散らずにいいんです。
作業後もそのまま雑巾を濯ぎ洗いすればいいので楽勝♪
私にとっては伊東家の食卓並の大発見でした。(^_^)
モデラーGPでは趣旨が違うかも?と、原稿にこのコトを書くかどうか悩みましたが、一人くらいこういうコトを書く人間がいてもいいか♪と書いてしまいました。(^_^)

タイヤが888レーシングからの流用なのでホイルもたぶん流用出来るだろうとタミヤに発注。
トランスキットのホイルを加工するのが面倒だったので、ちょっとでも手を抜こうという考えだったのですが、実はホイル形状が違うことが判明。
考えてみれば流用出来るパーツをわざわざレジンでパーツ化しないですよねぇ。(^_^;)
考えが浅かった・・・。(^_^;)


 〜 2003年 12月11日

公私共に忙しくて、まったく進みません。
このままではDNFになってしまうかも・・・です。(^_^;)
細かいところのすり合わせなどに時間がかかってます。
年内は時間が取れそうにないので正月休みに勝負賭ける気ですがどうなることやら・・・。(^_^;)



アッパーカウルの加工です。
右側のライト用の穴やウインカー・バックミラーの取り付け穴をパテで埋めてしまいます。
これらは簡単にすんだのですが、面倒なのがカウルサイドのエアアウトレット。
最初はキットのまま使うつもりだったのですが、良く見るとYZFとOW01では結構
形状が違います。
裏側からパテを盛り、資料を見ながら形を出していきます。
私はこういう作業は本当に苦手なので、自作でパーツを作ってしまう人を尊敬してしまいます。
一応、資料を見ながらエアアウトレットの形状を出してはいますが、解釈を間違ってる可能性大です。(^_^;)
表側の形状がある程度出たところで、パテを盛った裏側のフレームに干渉する部分を削り取ります。
この時に表側の形状に影響が出るまで削ってしまわないように気をつけながら作業を進めます。
それにしても、こういう作業ってほとんど彫刻のノリですね。(^_^)

エアボックスの製作です。
キットのエアボックスをベースにしてポリパテを盛り、ひたすら削って製作しました。
実際はフレームの幅とほぼ同じ大きさなのですが、それだとタンクの中に収まらないので小さめに作っています。
単純な形ですが、左右対称にするのが難しかったです。
・・・と、言っても左右対称にしきれてませんが・・・。(^_^;)
フレッシュ・エア・インテーク(F・A・I)用のダクトの基部は3ミリのプラパイプで製作しています。

実車は4in2in1なのですが、それだとカウルに収まらなくなってしまう為、集合部より後ろをキットのマフラーを使い4into1にすることで妥協しました。
エキパイはモデラーズのフレックスロッドを使用。
現物合せで適当に曲げて製作。
一応、手曲げです。(^_^;)
カウルを装着して確認しながらの作業なので面倒でした。
手前に写っているのは失敗したエキパイ。
本当に適当に曲げながら作ったので失敗エキパイが4〜5本あります。(^_^;)


 〜 2004年 1月14日

正月休みにスパートかけるつもりが外出が多かったり風邪ひいたりでさっぱり進んでません。
そろそろ頭の中にDNFの文字が・・・。(^_^;)
構想は出来てるので作業の時間さえ取れれば・・・。
今回は正月休みに進んだ分です。

 
ブレーキキャリパーはあきらかに形が違うので加工します。
NISSINのキャリパーなので、’86NSR用を流用して使おうと思ったのですが、長さが全く足らなかったので結局キットの物を加工しました。
せっかく注文したのに・・・。(^_^;)
左が加工前、右が加工後。
正確な形は出ていないのですが、雰囲気的にはこんなカンジだと思います。
まあ、この辺りが私の技術では限界です。(^_^;)
キャリパーの加工と共にアウターの加工も行いました。
キャリパー固定用のベース(って言うのかな?)は一度切り離して再度アウターに接着。
圧縮側減衰調整ダイヤルはプラ棒とプラパイプを組み合わせて製作。
かなり大ざっぱに作ってますが、雰囲気重視ってコトで・・・。(^_^;)
アウターへ固定するためのベースはエポキシパテから削りだしました。
ちなみにこの写真を撮った後、左側もほぼ同じ加工をしました。
左側はアクスルホルダーの形状も変えました。
 


エンジン部の加工です。
クラッチはカバー部分を切り取り、そこへ’98YZRのクラッチを流用して取り付けました。
大きさ的にはちょっと大きいような気がしますが、まあ、OKとします。
トランスキットの原形を作ったUTAさんによるとTZーMのクラッチがいい大きさらしいのですが、手持ちのパーツがなかったので、つい使ってしまいました。(^_^;)
本当はちょっぴり後悔してたりします・・・。(^_^;)
オイル注入口はプラ棒で製作。
何度か作り替えましたが思うような形にならず、プラ棒にボルトのディテールとして真鍮線を埋めるだけのシンプルな工作で済ませてしまいました。(^_^;)
エアジャッキの差し込み口はプラパイプの組み合わせで製作。
フレームはまだ加工途中です。
本当は中核になるフレームを最初に完成させるべきなんでしょうけど、まだ色々と悩んでる工作があったりするので・・・。(^_^;)
 

 
アンダーカウルの加工にいまだに苦戦してます。
どうしてもマフラーが干渉してしまうので、ポリパテで厚みを増して内側の削り代を確保することにしました。
カウルの長さが変わってしまうのでバランスを取り直さなければいけないかもしれません。
果たして私にそんな技量があるのでしょうか!?(^_^;)
そして、今頃こんなコトしてて、締め切りに間に合うのでしょうか!?
当初の予定では今頃塗装してるハズだったんですけどねぇ・・・。(^_^;)
 




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