'85 HONDA RS250RW
F・SPENCER

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第6回更新分

カウルのアウトラインが決まってきたので、エアアウトレットを付けていきます。
スキルのある人ならイラレとかでちゃんとした図面を作るんでしょうけど、私の場合は資料とニラメッコしながら鉛筆でだいたいのラインを描き込んでいきます。
アナログかつアナクロな方法ですが、私にはこれが性にあってるし、なによりお手軽でいいんです♪(^_^)
本文にもあるように資料とニラメッコしつつ加工するラインを鉛筆書きしています。
カウルのアウトラインが実車と違ってきてるので、資料を元に図面を引いてもイメージが違っちゃうんですよね〜。(^_^;)
このあたりが雰囲気重視のなんちゃって仕様の真骨頂です。(笑)

シートカウルのエアインテークも同じように鉛筆である程度ラインを決めます。
そのラインに沿ってデザインナイフで彫り込みました。
シートカウル前方の穴は目測で開けました。
目分量・・・というか、要するに適当です。(^_^;)
こちらも同じく鉛筆で加工するラインを決めました。
後に判ったのですが、エアインテークは前と後とは大きさが違ってたんです。
資料見ながら適当にラインを決めてたんで気付きませんでした。(^_^;)
このあたりも雰囲気重視のなんちゃって仕様の真骨頂です。(爆)

エアアウトレットは穴を開けた後、0.5ミリのプラ板を箱組みしたものをカウル内側に貼り付けて製作しました。
内側は見えないからと処理は適当なんですが、我ながら汚な過ぎですね。。。(^_^;)
時間があれば、もうちょっとなんとかしたいと思います。
エアアウトレットの深さ(?)はイメージで適当にやったのですが、これが大失敗。
あとでチャンバーを作る際にアンダーカウルのアウトレットが干渉しまくりで泣きそうになりました。
サイドのアウトレットはウォーターポンプに干渉してましたし。。。
カウルの塗装まで進んだ段階でもう一度資料とニラメッコしてみたら、あきらかにアウトレットを深く作り過ぎてました。(^_^;)
このあたりも雰囲気重視の・・・(以下同文 笑)

エアアウトレットを付けた状態でまたしても仮組み。
RSらしくなってきましたが、やっぱりどっかオカシイ。。。
特にシートカウルに違和感を感じます。
アウトラインをイジるか、このままで行くか。。。
時間がないだけに悩みどころです。
フロントのブレーキディスクはインナーをプラ板から切り出し、NSR250のディスクに取り付けました。
これをたたき台にしてディスクを作って行こうと思います。
っても、たたき台からそんなに変化しそうな気はしないんですけどね?。(^_^;)
結局この後、さらにシートカウルはイジっていくのですが、さらに迷宮に・・・。(^_^;)
写真が小さいので判りづらいですが、スイングアームも削り込んでそれらしく加工してます。
フロントディスクは大きいな・・・と思いつつ、修正してる時間的な余裕もなかったので妥協しました。
インナーのバランスが悪いのもたぶん径が大きいからでしょう。(^_^;)



第7回更新分

残り時間も少ないと言うのにまだシートカウルのアウトラインをイジってます。
仮組みしてみるとシートカウルが短いように感じたので2ミリほど延長。
ついでに後端の角度も変えてみました。
ちょっとは似てきた・・・ような気もします。(^_^;)
どうしてもシートカウルの形状が気に入りませんでした。
この地点ではどうして似ないかが良く判ってなかったんです。
雰囲気重視の限界点かもしれません。(^_^;)

シートスポンジを作ります。
シートカウルにマスキングテープを貼り、その上からエポキシパテを貼り付けるように盛りつけ乾燥硬化を待ちます。
シートに密着するシートラバーを作るにはこの方法しか思い浮かばなかったんです。
硬化後、シートから剥がそうとしたら形状的に引っ掛かる部分があって、割らないように剥がすのが大変でした。(^_^;)

硬化したパテをシートから剥ぎ取り成形。
前方部分を削り過ぎたので、黒い瞬着で修正しました。
厚みは均一に・・・したいトコですが、技量がないとなかなか難しいので、端を均一っぽく整えて、均一な厚さに見せかけてます。(^_^;)
シートラバーはシートカウルに取りつけながらバランスを見て削っていったのですが、実車とのシートカウルの形状が違いがシートラバーにも影響してなかなか形が決まりませんでした。
一度削り過ぎて黒瞬着で延長しなおしてるのは、そういう試行錯誤があったからです。(^_^;)

エポキシパテを使って宝珠を作ります。
・・・じゃなくて。(^_^;)
チャンバーの原型です。
RSのチャンバーの1本はトグロを巻いてるので、そのたたき台です。
これを削ってチャンバーを作っていきます。
チャンバーのパーツ割はNSとかNSR500だとかのトグロチャンバーを参考にしてます。
本来はこの原形でギリギリの大きさのハズだったんですが。。。(^_^;)

チャンバーを作る際はフレームにセットして具合を見ながら作っていきました。
リアバンクのチャンバーはNSR250のチャンバーをベースに切った貼ったで製作。
膨張部の形状が似てるような気がしたので使ってみたのですが、1から作った方が早かったような気がします。(^_^;)
フレームはまだ位置関係を検証するためのたたき台です。
とりあえず・・・の加工ですが、これがないと各パーツの相対位置が決まらないもので。。。(^_^;)
実車とのエンジンの前後長の比率の問題で形を似せるとエンジン下に妙なスペースが出来る・・・という状況でした。
リアバンクのチャンバーはなまじキットのチャンバーをベースにしてしまったがゆえに形に引っ張られた感がありますね〜。(^_^;)

チャンバーのおおまかな形状が出来ました。
フレームとカウルの干渉を避けるように作ってたら、かなり貧弱なチャンバーになってしまいました。(^_^;)
まだおおまかな形状なんで、これから先、形を詰めていくとさらに貧弱になりそうです。。。(^_^;)
ちなみに実車とは若干取回しが違ってます。
「カウルに収まる」のを第一条件にしてるんでしょうがないですね。
これを妥協と言うのですが。(笑)
この地点ではまだマスキングテープによる仮止めしかしてなかったので、カウル内になんとか収まってました。
この後ステーを作ってからさらにすり合わせ作業が困難に・・・。(^_^;)

リアフェンダーもたたき台を作ります。
'86NSR500のフェンダー2つを切った貼ったで作ってます。
R/CとGPIとコレクションホールと各々仕様が違うんで、どの仕様にするかもまだ検討中です。
たぶん形状が一番単純なR/C仕様になるかなぁ?(^_^;)
リアフェンダーはNSR500のものを2つ貼り合わせたら似たようなのが出来る・・・と思ってたんですが甘かったです。(^_^;)
タイヤの直系が違うんで当たり前のコトなんですが、なぜか実際に作るまでそれに気付けませんでした。(^_^;)
結局、一番形状が単純なライダースクラブ試乗記事仕様にすることで落ち着きました。

現状のパーツを使って仮組みをしてみます。
シートラバーを付けてみたらシートカウルの形状に矛盾が出まくりました。
あと謎の赤ペン先生(笑)に愛のツッコミを戴いたので、どうしても許せなかった部分だけ改修。
これでちょっとはマシになったかなぁ?(^_^;)
ちなみにカウルの形状もリアフェンダー同様、R/CとGPIとコレクションホールで全然違うんですよね〜。
最終的には、各仕様のパーツパーツで加工が簡単なパーツの寄せ集めになる予感。(^_^;)
寄せ集めと言う意味ではタミヤの'98NSR500も同じようなモノなので、これはこれでアリかと。。。(笑)
・・・と、言いワケして納得しておくことにします。(^_^;)
赤ペン先生にもらったアドバイスは的確なものでした。
それだけに完全に再現したかったのですが、とにかく時間がなかったんです。
だもんで、特に気になったシートカウルの下側のラインを中心に修正しました。
そのラインを修正したおかげでシートラバーもどうにかつじつまがあいました。
それでなんとか妥協出来るレベルになりました。(^_^;)


  第8回更新分

もうゴールする方も多いと言うのに、まだパーツを作ってます。
締切までにゴールはかなり厳しい状況になってきました。。。(^_^;;;

ラジエターを作ります。
NSRのラジエターのサイズを参考に角プラ棒とプラ板で外枠を作ります。
その中にラジエターコアを入れて出来上がり。
ラジエターコアはジャンクで転がってたRGB用。
楽勝です♪(^_^)
・・・・のハズだったんですが。。。
実際にカウルに収めてみると上手く入りません。
干渉する部分を削っていったら、結局2回りほど小さくなっちゃいました。(^_^;)
やたらと汚い出来ですが、とりあえず「ないよりはあった方が良い」という精神で作ってますので。。。(^_^;)

時間があればラジエターコアも自作したかったのですが、そこまでの時間があるワケもなく。。。(^_^;)
NSR250と同サイズで作ったので、カウルに干渉しないと思っていたのですが、カウルのエアアウトレットと干渉してしまい、かなり削り込みました。
本文にもある通り、2回りほど小さくなったのですが、ラジエターキャップが取り付くかどうかギリギリのサイズになってしまいました。(^_^;)

カウルも塗装に入ります。
まだ納得出来てない部分もあるんですが、時間も残ってませんし。(^_^;)
最低限の表面処理をした後、タミヤのグレーサフを吹いて乾燥後軽く研ぎ出し、その後クレオスのGXカラーのホワイトで下地を作りました。
この後、一度クリアーを掛けてマスキングした後、ブルーを吹いていきます。
最低限の表面処理・・・と、本文では軽く書いてますが、実はこの表面処理に3日かかってます。(^_^;)
前の画像を見てもらえば判ってもらえると思いますが、とにかくツギハギだらけだったので「最低限の仕上がり」にするのですら3日掛かってしまいました。
納得いくまでやってたら1ヶ月くらい掛かったかも!?(^_^;)

ブルーを吹いた後、さらに一度クリアーを掛けて、ゼッケン部分のグリーンを吹きました。
グリーンはテストピースに何色か吹いてイメージに近いものを選びました。
使ったのはクレオスの124番の暗緑色。
三菱系と書いてるトコみるとゼロ戦用の色なんでしょうか?
このあとデカールを貼る前にクリアーを掛けます。
ブルーは以前作ったロスマンズカラーと同じ調色してます。
レシピはクレオスの5番の青と328番のブルーFS15050と326番のブルーFS15044を2:2:1で調合。
単純に5番と328番を1瓶、326番を瓶半分で調合してます。
近年、私が作る’80’s中盤のロスマンズブルーは全てこのレシピ。
本当はもうちょっと透明感を出したいのですが、全車同じ色にするために出来るだけ単純なレシピにしています。

デカールを貼ります。
・・・って、まだデカールを作ってません!!(≧∇≦)
つーコトで大慌てでデカールを作ります。(^_^;)
実車画像を元にイラストレーターでトレースします。
スキルがあれば、このままイラレで印刷するんですが、イラレを使いこなせてない私はアウトラインだけイラレを使い、最終的にフォトショップでデータを仕上げてます。
今回は白と黒が主体なのでイラレだけでも問題ないんですが、クセでフォトショップ仕上げにしてます。(^_^;)
デカールはゼッケン周りとゼッケンナンバーくらいであとはほぼ流用する予定でした。
そのため、本当にギリギリまで用意してなかったので、カウルの塗分けが終わってから急遽製作しました。
ゼッケンの枠だけはマスキングの関係上、データだけ作ってありました。

塗装前のデカール検証の様子です。
全て’86NSR500の旧ロスマンズキットのデカールです。
こうやって出来るだけ流用するデカールを探して少しでも自作する手間を省こうとしてます。(笑)
本番(?)では「Rothmans HONDA」の文字はHONDAの文字が少し小さい’85お助けデカールを使用してます。

デカールのデータはMacOSXで作りますが、印刷はMacOS9を使います。
プリンタードライバの関係でMacOSXだと上手く印刷出来ないんですよね〜。(^_^;)
前投稿の画像とインターフェイスの違いが判るでしょうか?
ウインドウズでデカール作ってる人はこういう問題はないのかなぁ?(^_^;)
毎度書いてることなんですが、ALPSさん新しいマイクロドライプリンターを出してくれませんかねぇ。。。(^_^;)
せめてMacOSX用のまともなドライバを開発するとか。。。
本当にいちいちOSを切り替えて立ち上げるのは面倒です。
サプライを継続販売してくれるだけ有り難いのかもしれませんが。。。(^_^;)

印刷が完了したデカール。
今回はゼッケンナンバー・ゼッケン枠・アメリカ国旗を製作。
やたらとゼッケンナンバーが多いのは、白は透けるので2枚重ね貼りする分と印刷擦れとデカール貼りの失敗分を見越して作ってるからです。(^_^;)
実はアメリカ国旗はスタジオ27のNS用をスキャンしただけの手抜き仕様です。
ちゃんとしたデータとして作ってないので鮮明さに欠けるのですが、1/12サイズだとさほど気にならないし、データを作ってるだけの時間もなかったのでそのまま使用しました。(^_^;)
あと、やはり時間がなかったのでいつもならB6サイズにまとめて印刷するところをB5のまま散らばして印刷してます。
余白がもったいないんですが、そこは「モデラーGPやし贅沢にいこう!」と自分に言い聞かせてました。(^_^;)

今回使うデカール郡。
自作デカールとタミヤNSR500ロスマンズ・NSR500全日本・NS500。
そして以前アツシバシブランドからリリースされていた’85NSRお助けデカール(って名前だったと思います。笑)。
なにげにデカール代だけでいくら掛かってんだろ!?ってカンジですね。(^_^;)
各デカールの良いトコ取りで使ったので贅沢も良いトコ。
この他にも検証用などでも何枚か使ってますしね。(^_^;)
・・・とか言いつつ、’86NSR2種とNSのデカールは常に2ケタ以上ストックしてるので実際の出費はほとんど無かったりするのは、後日談だから書ける話だったりします。(^_^;)

デカールを貼り終えた状態で一度仮組みをします。
「Castrol」の文字が小さかったので急遽そのデカールだけを製作しました。
色を塗ってデカールを貼ればRSに見えてくると思ったのですが、実際には間違いが浮き彫りになるだけだったような気もします。(^_^;)
間違いが判ったところで、時間が無いので修正は無理なのでこのまま行きますけどね。(^_^;)
この後、デカールの糊出しをしてクリアー掛けします。
研ぎ出すだけの乾燥時間が取れるかどうか怪しいですねぇ。。。(^_^;)
ちなみにフロントフォークはアウター部分を’86NSR500から移植してます。
まだまだやるコトは山積みなんですが、本当に間に合うんでしょうか!?(^_^;)
実際に塗装してデカールを貼ることで見えてくる実車との違いがこんなにもあるとは・・・!ってカンジでした。(^_^;)
デカールを貼る位置でかなりツジツマを合わせてます。
「Castrol」の文字はデータがあったので急遽作りました。
実はこれが一番贅沢なデカールで、1枚のデカールシートにこの文字だけを印刷しました。(^_^;)

フロントフォークはアウター部分でNSR250とNSR500を合体させました。
アウターチューブ上部の形状がNSR250の方が近かったので、この位置での切り離し&合体にしました。
本当はNSR250のインナー径とアウター径のバランスが悪かったのでインナーチューブは作り直す予定だったんですが、時間のなさに負けました。(^_^;)
このあたりから「時間がないから」と言う都合の良い言い訳を連発しだします。(爆)

この頃シャーシの仮組みの様子。
フレームはほぼアウトラインが出来上がり、細かい作り込みに移ろうとしてました。
メインチューブに開いている各種ステー用の穴はカウルの仮組みの際に位置の目安にしてたので、ギリギリまで埋めませんでした。
この頃になると、締切りまで時間がなかったのでかなり焦ってましたね。(^_^;)


 第9回更新分

ステップのプレートをプラ板から切り出して作りました。
そのプレートを位置の基準にしてチャンバーのステーも作ります。
接着剤がはみ出まくってますが溶接痕だと思えば溶接痕に見えて・・・・・・・きませんね。(^_^;)
あとで時間があれば修正して、なければそのまま溶接痕だと言い張るコトにします。(笑)
ステップのプレートは型紙を作り、それからプラ板を切り出しました。
カウルステーやチャンバーステーは折れ曲がっている部分は、適当に手で曲げ癖をつけただけと言ういい加減さで作ってます。(^_^;)

ステップとシフトペダルは’86NSR500から流用。
シフトリンケージはNSR250のものにシャフトを洋白線に置き換えたものを使いました。
ペダルの角度がおかしい気がするので要修正ですね。
・・・時間あるかなぁ?(^_^;)
結局あまりにも角度がおかしいってコトで後に修正。
リンケージシャフトを作り替えました。

サイレンサーは本体を4ミリのプラパイプ、テールエンドを2ミリのプラ棒、ジョイント部を3ミリのプラパイプで製作。
車体に取り付けた角度のつじつまを合わすために単体で見るとイビツな形になってるのはここだけの話です。。。(^_^;)
チャンバーさえ上手く作れてればこんなコトにはならなかったんですけどねぇ。。。(^_^;)
テールエンドの微妙な曲がりを再現するのに金属パイプを使うのも考えたのですが、金属パイプは曲げ加工が難しいので断念。
サイレンサー本体をアルミパイプで作ろうかとも思ったのですが、テールエンドをプラにする以上、サイレンサー本体もプラじゃなきゃバランスが取れないってコトでプラパイプを使用しました。
取り付けた際の角度をイジるのにプラの方が都合が良かったので結果的に全部プラで作って正解でした。(^_^;)

リアサスはNSR250用をそのまま使おうかと思ったんですが、リザーバータンク周りの形状があまりにも違ったんで作り直しました。
リザーバータンク部分に’86NSR500、そこから下はNSR250用でそのふたつを合体させました。
実車とはまだ違うには違うんですが、NSR250用をそのまま使うよりは近づいたので本人的は満足です。(^_^)
資料を見ている限り、RS250とNSR500はサスの形状が似てました。
だもんでNSR500のリアサスをそのまま使おうかと思ったのですが、500はチャンバーの取回しの関係でリンクがスイングアームの上に来るんです。
結局そのまま使えないってコトで合体させました。
もうこの辺りは似てる似てないよりも「そんなカンジ!?」ってノリで作ってましたね。(^_^;)


 第10回更新分

残すところあと数時間となってきたところでチマチマと部品を作ってたりしてました。
さすがに時間が無いので細かいディテールは追わず「とりあえずあるだけ」とか「とりあえずやってみた」のオンパレードになってきてます。(^_^;)

クラッチは表面のリブのみ再現。
これをつけるだけでも雰囲気は出てる・・・ような気はしてます。(^_^;)
色を塗ってみたら仕事の荒さがハッキリと。。。
とりあえずこのままで、締切に間に合えば修正ってコトで。(^_^;)

クラッチのリブに関しては構想段階からやりたい項目の1つでした。
結局時間がなくて表面がボロボロですが、本人的には「やった」感で一杯でした。(^_^)
ま、こういうのは、仕上げが良かろうが悪かろうが自分が納得すりゃいいんです。(^_^;)

ハンドル回りもちょっとイジります。
アクセルワイヤーのホルダーをプラ板と六角プラ棒で製作。
グリップエンドを削って短くしました。
ハンドル周りは最初はNSR500用を使おうと思ったのですが、ブレーキレバーとかグリップのモールドとかNSR250用が実車とほとんど同じだったので、NSR250用を小改造。
ワイヤーホルダーの基部は2ミリのプラ板から削り出して作りました。
2ミリ厚のプラ板ともなると切り出すのが大変でした。(^_^;)

トップブリッジはベースキットと実車では全然違うのですが、時間も無いので小加工で。
フォークの突き出しを短くしてフォークトップをそれっぽくしました。
あくまで「それっぽく」ってのがポイントです。(^_^;)
実はトップブリッジは自作品を作りかけてました。
フォーク(と言うよりハンドル周り?)と合わさる部分をどう加工しようかと考えてる間にタイムリミットが迫ってきたのでとりあえず時間を稼げるようにと小加工バージョンに切り替えたのでした。(^_^;)
結構目立つ部分なんで自作品を使いたかったんですけどねぇ。。。
ちなみにフォークの突き出し部分を切り飛ばしてるので、フォークパーツの上部にあるはめ込みのための細くなった部分も短くしてます。

エアブラシで塗装出来るものを一気に塗装します。
残りのパーツは組立ながらエナメルでちまちまと筆塗していきます。
本当はもっとエアブラシで塗る範囲増やしたかったのですが、マスキングしてるだけの時間の余裕がなかったので。。。(^_^;)
エナメルの乾燥時間の長さとマスキングの手間とどちらが時間が掛かるのかは微妙なんですけどね。(^_^;)

本編では写真がなかったフレーム単体。
実はフレーム本体についての記事は書き忘れてたりします。(爆)
ちょこちょこと仮組み写真とかで出してたんでフレームのコトも書いてたつもりになってたんですよね〜。(^_^;)
ベースはNSR250。
メインフレーム部分を変形目の字断面から単純な目の字断面に加工。
ビボット周りはNSR250では下側がもう少し前寄りなので、パテ等で路面に対して垂直になるように加工。
エンジンはNSR250用をほぼそのまま使うので、マウントはNSR250と同じ場所のまま。
エンジンハンガーは'86NSR500用の形状が似てたので小加工して使用。
シートレールは2ミリの角プラ棒と丸プラ棒。
フレーム本体後端からシートレールに延びる部分はプラ板の箱組みで製作。
スイングアームはNSR250用の表面(?)を削り込んで上から見た時に全体的にハの字になるようにしてます。
フレームとスイングアームの裏打ちはしてません。
時間が無かったのと、完成してから見えないのであまり気にしてないからです。(^_^;)
出来るだけベースキットを活かす方向で作ったので、雰囲気だけ・・・ってカンジになっちゃってます。(^_^;)

エンジンはほぼNSR250のまま。
ウォーターポンプのみNSR500から流用・加工して取り付けました。
細かく言えばNSR250とRSのエンジンでは全然違うのですが、全体的な雰囲気・・・つか形状そのものは酷似してるので、私的にはOKです。(^_^)
ウォーターポンプ部分のパイプがカウルに干渉して取り付かなかったのでかなり削りました。
結果、かなり平らなパイプになってしまいました。(^_^;)
まあ、真っ黒に塗るから目立たないか・・・ってんで妥協。(笑)
RSのエンジンはもう少し前後長が長いようです。
実車のストリップ写真ではクラッチ周りのリブ(?)がクラッチから後ろ側に長いように見えます。
エンジンの前後長を変えるとフレームも大幅加工になるので妥協しました。(^_^;)
あと雑誌等で1/2NSR500とか書かれてる印象が強いのでシリンダー等NRS500の方が似てるのかと思ってたんですが、実際にはNSR250とほぼ同じってカンジでした。
補機類や水回りの位置などもほぼ同じだったのでパッと見た時のイメージでは同エンジンです。(笑)
ちなみに塗装はセミグロスブラック一色だったので楽チンでした。(^_^)

このあたりから時間に追われて写真が減っていきます。(笑)
ミシュランのタイヤマークは実車では使ってない場合もあったようですが、ついてた方がカッコいいんでつけちゃいました。(^_^)
フロントディスクはとりあえず作りました的な作りです。
形がいびつにもほどがあるやろ!ってカンジになってますが、とにかく時間が無いので。←便利な言い訳です。(爆)
このフロントディスク、ボルトモールドは全てインセクトピンです。
インナーとアウターを繋ぐ部分はアルテコの瞬着パテを使っていたのでピンを入れるための穴開け加工中にボロボロ崩れて修正が大変でした。
ただでさえ再現度が低いのに、そのうえ汚いなんて・・・と半ベソかいて作業してました。(^_^;)
直径もかなり大きいので、時間があれば完全に1から作りたかったですね。
タイヤマークは貼ってた方が足回りに締まりが出るので貼りました。
黒いタイヤに黒いホイルなんでタイヤマークがアクセントになるんですよね〜。(^_^)

塗装の終わったパーツから順に組み立てていきます。
組立ながらちょっとだけパイピングなんかもやってます。
時間が無いので必要最小限だけ・・・ってカンジですけどね。(^_^;)
アクセルワイヤーは今はなきモデラーズのプラグコード。
もう手に入らないんですよね〜。
私はこのコードを良く使うのでなくなると辛いですね。(^_^;)
今のとこストックをかなり持ってるんでいいんですけど、使い切ったらまた素材探ししなきゃです。(^_^;)
グリップのワイヤリングを施すのを忘れたのは後日談ゆえの話です。(^_^;)
アクセルワイヤーの先にはキャブレターがあって、本来はリンク式のバタフライなんですが、キャブに直付けの強制開閉式にされてしまっているのも、後日談ゆえの話です。(爆)
本当はメーター下の電装系のパイピングもやりたかったのですが、時間切れゆえに。。。(^_^;)
あと、メーターはNSR500から流用しました。

ラジエターもホースを挿してパイピング。
側面には薄いゴム板を接着してます。
水温計用のセンサー基部も作りましたが、メーター側に加工するのを忘れたんで、パイピングはなしです。(^_^;)
ステアリグダンパーはNSR500用を流用。
フレーム中央の穴はカウルステーを取りつけるための穴です。
本文にもあるようにラジエターにセンサー基部を作っておきながらパイピングしないほど時間に追われてました。
確かこの写真を撮った時ですでに締め切り日の夕方だったかなぁ?(^_^;)

カウル類は一応研ぎ出しました。
一般的に研ぎ出しと言うとデカールの段差をなくすのを目的にしてるようなのですが、私の場合ツヤを整えるのを目的に研ぎ出しを行います。
ゆえにデカールの段差は消えてません。
段差があった方が’80’sっぽいし・・・って言い訳っぽい!?(^_^;)
ちなみにカウル類の研ぎ出しですが、今回のカウルは切った貼ったの応酬なのでパーツ強度に自信の無いところは研いでないと言うまだら仕様だったりします。
なら研がない方がマシやろ!ってツッコミはなしでお願いします。 (^_^;)
あとカウルのビス部分にインセクトピンを付けました。

カウルも研ぎ上がったところで、シャーシに取りつけ、いよいよ完成です!!(≧∇≦)

最初はクリアーの吹きっぱなしでもいいかな?とも思ったんですが、やはり吹きっぱなしのツヤが好きになれずに研ぎ出しました。
段差は消しきった方が模型映えは間違いなく良いんですが、万が一下地までやってしまった場合修正するだけの時間が無いので安全策も兼ねて残しました。
この地点ですでに残り4時間くらいだったかな?
残り時間が3日ほどあれば、もう少しキレイになるまで研いだんですけどね〜。
・・・って言い訳っぽい!?(^_^;)

最後に組み上げる際にチャンバーが上手く付かなかったり、カウルが上手くはまらなかったりと最後の最後までバタバタしましたが、なんとかギリギリ間に合いました。
実車と違う所や分かっていて再現出来てない部分、時間がなくて手を抜いた部分等、製作中は気になる所だらけだったのですが、完成させてしまうとあまり気にならないのはいつもの私のパターンです。(^_^;)
昨年の教訓から、今年こそ余裕を持って製作しようと思っていたのですが、今年もまた最後は時間に追われながらの作業でした。(^_^;)
限られた時間の中で自分の出せるものは全部出せたと思うし、最終的な仕上がりは私的には満足出きるレベルなのでヨシとします。(^_^)
今回はフレディーのダブルタイトルの時のマシンと言うコトで資料もかなり揃ってました。
逆に資料が揃い過ぎてて自分の技量との兼ね合いが取れず前に進まない・・・と言う苦しみもありましたが、私的神とあがめるスペンサーのダブルタイトル時のマシンが完成したのは本当に嬉しいです。
最後になりましたが、今回の製作にあたり助言を戴いた全ての方々に感謝いたします。
ありがとうございました。(^_^)
特に謎の赤ペン先生(笑)、ありがとうございました♪(^_^)

さて・・・・・。
これで今日から多少はゆっくり寝れるぞ。(笑)

 

最後はいつものようにやっつけ仕事的な作業で仕上がりも汚かったのですが、完成してしまえばそれなりに満足出来る性格なので。(笑)
その時の状況下で自分の出来る範囲でのこだわりも思い入れも詰め込めたので、満足度は充分です。(^_^)
「完走したい!」と言う気持ちと「なんとかもてぎに持っていきたい」と言う気持ち・・・と言うよりは執念で完成させたってカンジもしなくもありません。(^_^;)
でも完成して最初に思ったのは「これで普通に寝れる!」ってコトでしたけど。(爆)
最後の方はかなり寝不足との闘いだったんですよね〜。
夜更かしはしませんでしたが、早朝モデリングやってたので、結局睡眠時間は削ってたんです。(^_^;)
この作品の製作時で得たノウハウはかなり大きかったです。
赤ペン先生に添削してもらいながら製作を進めたのですが、他の人の形状の解釈の仕方を見せてもらう結果になったので、かなり勉強になりました。
今後のスクラッチ作品に活かせていける・・・と思います。(^_^;)
このRS250RWは’85NSR500と同じようにスキルアップと共にリペア&グレードアップをしていくつもりで作ったんですが、賞を戴いてしまったのでリペアをするのはさすがに抵抗があります。
スキルが上がって粗が気になり出したら1から作り直しになるのが悩みのタネ・・・って贅沢な悩みですか!?(^_^;)


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