'85 HONDA RS250RW
F・SPENCER

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Max Moto Modeling」で開催された「モデラーGP2008」に参加した作品の製作記です。
基本的に投稿時の写真とコメントをそのまま使用しています。
追加コメントはオレンジでその当時の様子や補足などを書いています。
オレンジのコメントだけのところは追加写真を使っての説明です。


第1回更新分

今年は少し早めのエントリーになりました。
71年組関西支部和歌山支店長(?)のうえさんです。(^_^)
今回のお題は ホンダRS250RWです。
F・スペンサーが’85年にダブルタイトルを獲った時のマシンです。
マシンチョイスの理由ですが、好きなライダーのチャンピオンマシンであることと、頑張ればなんとなく形になるかなぁ?と思ったからです。(^_^;)
改造・・・と言うよりもスクラッチに近くなると思いますが、技量もセンスも乏しいので絶対的なリアルを追わず、いつものごとく雰囲気重視のなんちゃって仕様で製作しようと思います。(^_^;)
昨年と違い多少スケジュールに余裕を持ってのエントリーですので、昨年のような締切間近のチキンレースのような製作はしないでおこうと思ってますが、どうなることやら。。。(^_^;)
エントリーマシンにRS250RWを選定した理由ですが、本文にもあるように好きなライダーのチャンピオンマシンであったことが最大の理由です。
あとダブルタイトル時のもう一台のマシン、NSR500はすでに製作してあったので並べて飾りたいと言うのも大きな理由のひとつです。
昨年のチキンレースの辛さを踏まえ、スケジュールに余裕を持ってのエントリーでした。
この地点では締切の2週間前にはゴール出来るだろうと言う見通しだったのですが。。。(笑)
本当は昨年のモデラーGPをゴールした地点で今年はエントリーしないでおこうとか思っていたのですが、昨年賞を戴いたので今年もエントリーを決めたと言う現金な私です。(^_^;)

まずは資料を探します。
メインの雑誌資料には「RIDERSCLUB '85年9月号」と「グランプリ・イラストレイテッド '86 1・2月号」を使用します。
どちらにもマシンインプレッションの記事に真横からの写真とストリップ状態の写真があるので、かなり参考になるはず。
あとは昨年のモデラーGP時にコレクションホールで撮影した実車の写真を参考にします。
一応、モデラーの視線で撮影しましたが、展示位置の関係で撮れてないアングルがあるのでどこまで使えるやら。。。(^_^;)

サブの資料にこれだけの雑誌を使います。
この辺りは走行写真が中心ですが、マシンインプレッションの写真にはないアングルの写真があるので、意外と発見があるものです。
あとは当時のWGPに想いをはせながら作る・・・ってのにちょうどいいです。(^_^)
読みふけってしまい製作の手が止まるのが難点ですが。。。(^_^;)
資料は本当にたくさんあったのですが、欲しいアングルの写真は少なめでした。
またこの時期のワークスマシンは毎戦仕様が異なるのでどの仕様を採用するかでも頭を抱えました。(^_^;)
ちなみにモテギのコレクションホールのマシンの写真は参考程度にしかしてません。
レストアされてるんで、当時のものとは色も違うような気がしてましたしね。(^_^;)

ベースキットにはタミヤのNSR250を使います。
キットをひとつ使おうと思ったのですが、ジャンクパーツを漁ってたら丸々1台分出てきたのでそれを使うことにします。
って、一体どれだけジャンクパーツを買い込んでるんだか・・・。(^_^;)
実はモデラーGP以前にもこのマシンのスクラッチを夢見てジャンク市などでパーツを買いあさっていたんです。(^_^;)
ただし構想&妄想だけで終わってしまい、まったく手付かずのままパーツ状態で「積み」になってたパーツです。
この他にも同じようなカンジで「積み」になってるパーツが段ボール箱数箱あったりするんですが。。。(^_^;)

まずは全体の雰囲気をつかむためにベース・・・と言うか、たたき台を構成します。
フレーム・エンジンはNSR250、フロントタイヤとホイルはNS500、リアホイルはCBR400、リアタイヤはNSR250で構成。
ホイルを換えて雰囲気がどう変わるか見てみたのですが、結構変わるモンですね。(^_^)
資料と比べてみるとエンジンは結構似てるので小加工で済みそう。
・・・な気がします。(^_^;)
フレームなんかは大改造の予感。
1から作った方が早いのかなぁ・・・?(^_^;)
'86NSR500をベースにすることも考えたのですが、やはり直系の250ccマシンをベースにした方が楽だと判断しました。
本当は完全なスクラッチが理想なんですけどねぇ。。。(^_^;)
タンク&シートはこのマシンを作ろうと思ったことのある人なら、一度は考えつくであろう'86NSR500のパーツの幅を詰めて使ってみます。
NSR250と比較してこれだけ幅が違います。
とりあえず、タンクはNSR250を、シートカウルはNSR500をベースにすることにしたので、タンクとシートカウルを切り離します。

切り離したシートカウル。
タンクとシート一体の時よりも幅の違いが判りやすくなりました。
思ったよりもNSR250のシートの一番広いところの幅がありました。
これを見てなけりゃ、500のシート幅を詰め過ぎて寸足らずにしてしまうトコでしたね。(^_^;)
とりあえず左右2mmづつ詰めて様子を見てみます。
タンクとシートカウルは完全にベースを間違えました。
この後の成形作業の中で、タンクをNSR500の幅詰め、シートカウルをNSR250を芯に使うのが正解だったかな?と感じました。
この地点では、まさかあれほどの成形地獄が待ってるとは夢にも思いませんでしたから。。。(^_^;)

左右2mmづつ詰めたシートカウルでしたが、詰め過ぎました。
なんのために先に検証したんだか。。。(^_^;)
間に1mmのプラ板を挟んでもう一度幅を増しますが、シートカウル後端はそのままの幅にして接着。
シートカウル後端へ向かって若干絞り気味にしてみました。
スイングアームは上側の補強を切り落とし、反対側(ガルアームになってる方)にも、同じ用に補強を切り落とした左側用のスイングアームを加工して取り付けました。
ん〜。。。なんとなく雰囲気出てきたかな?(^_^)

こういうスクラッチに近い作品を作る時、本当は1/12の図面とか作った方がいいのでしょうが、私は面倒なので作りません。(^_^;)
つか、図面を作ったところで図面通りに作れないし。(笑)
そのかわり、たたき台を構成したところで、それを写真に撮り、資料と比べながらイジる個所を書き込んでいきます。
資料と製作途中の作品をニラメッコして考えるよりも実際に手でアウトラインやアイデアを書き込んだ方がイメージが掴みやすいような気がしてます。
だからと言って再現度が上がるかどうかは別問題ですが。(^_^;)
この地点では結構雰囲気出てるような気がしてたので、まだ楽勝ムードだったんですよね〜。(^_^;)
外装は思ったより小加工でいけそうな気がしてたんですが、それが間違いと気付くのにそんなに時間は掛かりませんでした。。。
こうやって写真に撮って書き込んでも実際に作らないと見えてこないものも多いんです。(^_^;)



第2回更新分

シートカウルの加工を追加していきます。
ホントは全体的なバランスを考えてからやる方がいいのでしょうが、とりあえず思いついたトコから勢いでやっていくのが私流。(^_^;)
ってコトで、そのままだと長いのでシートカウルを短縮するのと、後端を真っ直ぐするのに一旦切り離します。
切った断面に0.5mmのプラ板を貼り付けます。
本当に思いついたところから適当にやるので、後悔することが多いんです。(^_^;)
まったく後先を考えてません。(笑)

ヒューエルコックの覗き穴部分の膨らみとその下の切り欠き部分をプラ板で補正。
シートカウル後端の幅を若干増やすために黒い瞬着を盛ってみます。
シートカウル下部のラインも変更しています。
雰囲気は出てきてますが、やっぱりまだまだ似てきません。
タンクの厚みがありすぎるのが一番の原因かなぁ?
この辺りから「あれ?なんか違うぞ!?」と思うようになりました。
そして謎の赤ペン先生のアドバイスもこの頃から戴くようになります。
しかしまだこの時はどこかに楽勝ムードが残ってました。
そう、この時までは。。。(^_^;)

シートカウルばっかやってても飽きてくるので、アッパーカウルもイジってみます。
ナックル部分はエポパテを盛って成形。
ベースにしているNSR250のカウルはスラントがキツイので、全体的に丸みを持たせて、ナックルの頂点を上に移動させるようなイメージで成形していきます。
・・・が、透明なパーツはどこまで削れたか判りにくいんですよね?。(^_^;)
透明パーツの加工は本当に形が掴みづらいです。
しかも透明のプラは固く脆いので加工もしずらい上に簡単にパキパキ割れるので難航しました。

透明パーツゆえにどういう形になってるのか、あまりにも判りにくいんで、加工途中ですがサフを吹いてみました。
これで現状の形が判りました。
おぉ。。。
道のりは長いぞ。。。(^_^;)
構想時には'86NSR500のアッパーを幅詰めしようかとも思ったんですが、最初から幅のあってる(ハズの)NSR250のカウルを使って形を似せる方が早いと思ってたんですが、思った以上に形が違ってて、その上、元のパーツの形に引きずられる形になってしまいました。
この時はまだ、似てはいないとは思ってましたが、そこまで苦労するとは思ってなかったんですよね〜。(^_^;)

とりあえず現状で仮組みしてバランスを見てみます。
うん、似てない。(爆)
やっぱりタンクの厚みがありすぎです。
シートカウルの段の部分もおかしいし。
赤いラインを目安に加工していくことにします。
赤いラインに沿って加工すれば似てくると信じてました。(笑)

タンクは薄くするために上面部分でまっぷたつに切ります。
タミヤのクラフトノコで切りましたが、真っ直ぐ切るのが意外に難しくて時間が掛かりました。(^_^;)
五右衛門みたいに斬鉄剣でバサッ!!と切れたら楽なのになぁ・・・とか考えてしまう私はオタクですか!?(笑)
またつまらぬものを切ってしまった。。。(笑)
切ったあとに適当に幅を詰めたらタンク上面が微妙に傾斜してしまい、きっちりと平行を出すのに苦労しました。
こういう細かい所で時間を取られちゃうんですよね〜。(^_^;)

厚み(高さ?)を2ミリ程度薄くして、切り取った上面部分を接着。
ついでにヘルメットの逃げ部分とタンク後端の凹み部分を加工。
タンク側面のニーグリップのエグレの開始位置を変更して、さらにニーグリップ部分を削り込んで細くしてみました。
これでだいぶ似てくるはず・・・!
このあたりから時間を気にし出したので急に黒い瞬着の使用率が上がっていきます。
ニーグリップの辺りなんか時間がある時は間違いなくエポパテを使ってたでしょうね。(^_^;)
黒瞬着って硬化後はかなり硬いんで加工しにくいんです。

シートカウルはパテ盛って削って、黒い瞬着盛って削って・・・を繰り返し、ワケのわからん状態になってます。(^_^;)
一部プラ板なども使ってますが、色がめちゃくちゃなんでホントに形状が掴みづらくなっちゃってます。
このあたりで一度サフを吹いて形を把握した方が良さそうです。
すでに迷宮の入り口に来てました。(^_^;)
パテを盛っては削り、形が違うとまたパテを盛り・・・。
元のパーツ形状にかなり引きずられてましたね。(^_^;)

ここまでずっと暫定でNS500のフロントタイヤを付けてきました。
やはりNS用そのままでは太いと判断しました。
で、どうやって細くするか・・・と考えたのですが、某ねこさんのようにタイヤの3枚下ろしが良さそう。
んでも、真っ直ぐ切るのはかなり至難の業です。
で、考えた挙句、3枚下ろしにするんなら、途中でブッタ切ってつなげても一緒やん!!ってコトで、NSR250のフロントタイヤの長さを詰めてみました。
思ったよりも切れ目が目立たないので、なんとかいけそうです。(^_^)
ホイルはCBR400Fに変更しました。
NS用のタイヤと違いラジアルタイヤのハイトになるので、大きさ的にも合ってるような気がします。
写真真ん中が今回作ったCBRホイル+NSR250タイヤ長さ詰め。
右がNS500のホイル&タイヤ。
左はNSR250のホイル&タイヤ。
たぶん直径が一番近いのは今回作ったタイヤだと思うんです。
つか、そう思うことにします。(^_^;)

NS用との幅の比較。
左がNS用ホイル&タイヤ。
これだけ違います。
直径もだいぶ変わってきますね。
タイヤの長さを詰める方法は今回の製作の中で一番の発見(?)でした。
ねこぱんちさんのタイヤ3枚下ろしの発展系ですが、難易度はこちらの方が遥かに下です。(笑)
確かに良く見れば継ぎ目は判りますがパッと見た時には気付かない程度なので私的には許容範囲でした。
今後スクラッチする時にタイヤの選択肢が増える発見だったので嬉しかったですね。(^_^)

現状の部品でまたしても仮組み。
ちょっとはマシになったかな?
んでも、まだなんかオカシイんですよね?。
そろそろアウトライン決めないと、去年の二の舞になりそうなんですが、納得出来ないのでもう少し追い込んでみましょう。
・・・・・自爆かな?(^_^;)
この頃はパーツに手を入れる度に仮組みをしてたような気がします。(^_^;)
仮組みして写真を撮って、プリントアウトしたものにラインを書き込んで、また悩む・・・ってのを散々やってましたね。(^_^;)


  第3回更新分

悪戦苦闘のシートカウル。
パテ盛って削って黒瞬着塗って削って・・・を繰り返してます。
前回の投稿から相当イジってますが、まだイメージしてる形とは違うような。。。(^_^;)
スリットなどはまだですが、このままでは形がよく判らないので、とりあえずサフを吹いてみます。
赤ペン先生から効果的なアドバイスをもらい、一気に形が変わりました。
これでかなり似てくると思ったのですが・・・・。

ここでまた仮組みしてバランスを見ます。
シートカウルに合わせる形でタンクの形状も若干変えてます。
タンクは下側を削り、全高を低くしました。
前回よりはだいぶマシになった・・・かな?(^_^;)
タンクとシートカウルのバランスはまずまずになってきたようなので、このあたりで作業の中心をカウル本体に移していこうと思います。
カウルをイジるとシートカウルも変えなきゃならなくなるかも・・・なんで、まだ表面処理とかはしないで様子見です。(^_^;)
シートカウル単体だとかなり良いカンジに思えたんですが、仮組みをしてみるとどうにもしっくり来ません。。。
もしかしたらカウル本体とのバランスかも?と思い、カウル本体へ作業が移行していきました。

とりあえずエアアウトレットは場所も形状も違うので、一度埋めてしまいました。
アッパーカウルとアンダーカウルの分割位置も違うので変更しますが、まずはアッパーの形状が決まるまでは現状のままでいきます。
アッパーカウルは丸みを意識して削っていきましたが、どうしても元の形に引きずられてる感が強かったですね。
資料写真とニラメッコしながら写真にイメージを書き込む作業をかなりしつこくやってました。(^_^;)

アッパーカウルは正面部分(?)の縦方向の長さが足らないように思うので、延長することにします。
まずはナックルの頂点あたりで水平方向に真っ二つ!
斜めにならないように注意しながらクラフトノコで切りました。
案外真っ直ぐに切るのって難しいんですよね?。
真っ直ぐな生き方してるのになぁ。(笑)
ここでも斬鉄剣でバッサリ切りたかったです。(笑)
この地点でカウルを真っ二つにするのは時間的にかなりリスキーな気もしたのですが、どうしてもそのままでは修正出来ないと判断したので思い切りました。
この地点で今年もまたチキンレースかな・・・と覚悟を決めた瞬間でもありました。(^_^;)

分割部分に1ミリのプラ板を2枚挟んで再接着。
その際、上の部分を1ミリほど前方にせり出す形で接着しています。
これでアッパーカウルのスラントの角度が甘くなるはず。
この後、さらにパテを盛って成形します。

とりあえず、ざっと成形してサフを吹いて仮組み。
ずいぶんマシになったような気がしますが、まだなんかオカシイ。。。
地道ぃ〜に正解に近づいてる気はするんですけどね〜。(^_^;)
このあと、ナックル部分を作り直して、カウルの分割線を変えて、アンダーカウル前方のアウトラインをイジって・・・とやることは盛りだくさんです。
そろそろシャーシもやってかないと間に合わないと言う状況になってきてるんですけどねぇ。。。
残り時間を見極めつつ、直せるトコは直して、無理ならスルー・・・かな?(^_^;)
アッパーカウルの形自体は似てきた気がしたんですが、バランス的にどうみても大きいんです。
アッパーカウルを85%〜90%くらいの大きさにしたらいいカンジになるかな?と思ったんですが、一回り小さくするのに全体をイジらなくちゃならないのでどうしようか悩んだ覚えがあります。
画像処理ソフトならすぐ大きさを変えれるのになぁ・・・とか思ってましたね。(^_^;)


 第4回更新分

CBR用のNSコムスターにはRS用にあるリムの内側のリブ(?)がありません。
なので、0.5ミリのプラ板でリブを作りました。
コンパスカッターで地道になぞりプラ板を切り出しました。
あとリム幅をタイヤ幅に合わせて拡大。
フロントホイルには0.5ミリ、リアホイルには0.3ミリのプラ板を細切りしたものを巻き付けてます。
本当はスポークの角度とかも違うんですが、技量的に改修は困難なので、気付かなかったコトにしてるのはココだけの話です。(^_^;)
レーサーに使われているNSコムスターと市販車のNSコムスターではスポークの長さも違います。
そこまで再現しようとなるとホイルを完全にスクラッチしなくてはいけないので妥協しました。(^_^;)

仮組みした状態を見てるとアッパーカウルを延長しすぎた感がありました。
悩んだ揚げ句、もう一度切り離して幅(高さ?)を詰めることに。
挟み込んだプラ板に沿って切り離し、1ミリ幅を詰めました。
っても、挟み込んであったプラ板を1枚剥いで再接着するだけなんで、作業自体は簡単でしたけどね。(^_^)
それにしても同じ作業を何回繰り返せば気が済むんでしょう・・・ってカンジになってきました。(^_^;)
あと、スクリーン下の部分も延長してます。
残り時間が少なくなっていたので見て見ぬふりしようかとも思ったんですが、完成後に後悔しそうだったので気合いで切断しました。(^_^;)
結果的にやっておいて良かった♪となりましたが、これでさらに似なくなったり締切に間に合ってなかったら後悔してたかもしれません。(笑)

改修したカウルを使ってまたしても仮組み。
シートカウルも高さを1ミリ増やしてみました。
ちょっとマシにはなったけど、まだなにか違うかなぁ?(^_^;)
アンダーカウルをイジれば雰囲気変わってきそうな気もしますが、う〜ん。。。。(-_-;)
完全に迷宮に迷い込んだ感がありますね。(^_^;)
♪ひとつ曲がり角 ひとつ間違えて 迷い道 く〜ねくね〜♪
この歌が頭をグルグル回ってます。(^_^;)
似てない原因を把握出来てない状況で四苦八苦してました。
主にシートカウル下部のラインが変だったのですが、この時はまだそれに気づかず、カウル本体に問題があると思ってました。(^_^;)

とりあえず、サイドからアンダーにかけての前方部分の形状を変えてみます。
0.5ミリのプラ板をカウル形状に合わせて切り出し接着。
アッパーとアンダーのカウル分割線を変更するのでアッパーとアンダーカウルを接着しました。
ここからが正念場ってカンジです。
まだカウルに関してだけなんですけどね。(^_^;)
アウトラインはなんとなく出来て来ましたが、この地点ではシャーシがほとんど手付かずでどうしよう!?状態でしたね。(^_^;)
またナックル部分の形状にも不満があって頻繁に修正してました。


 第5回更新分

アウトラインも決まってきたところで、スクリーンのヒートプレス用の原型を作ります。
あらかじめ、キットのスクリーン裏にエポキシパテを貼り付けて原型の原形を用意してありました。
それをベースにカウルを延長した分をさらにエポキシパテを盛りつけて成形。
カウルの裏側に段差を彫り込みスクリーンのガイド&ストッパーになるようにしました。
カウル表面がやたらとボコってますが、この段階では気にしないでおきます。(^_^;)

スクリーン原型の表面を整えます。
細かい気泡などは溶きパテを使い埋めて、サフを吹いてチェック。
それを3回ほど繰り返して、ようやく気泡や段差がなくなったところで、表面を研ぎ出しました。
最終的に2000番のペーパーで水研ぎして終了。
コンパウンドを掛けようかとも思ったのですが、そこまでやってもスクリーンの仕上がりが変わらないような気がしたのでやめました。(^_^;)
アッパーカウルとスクリーン原型の間に隙間が出来ないようにすり合わすのが大変でした。
一応、カウルとのバランスを見ながら作ったのですが、今思うと大き過ぎましたね。(^_^;)

その時の仮組みの様子。
一応、カウルの表面も整えてあります。
スクリーンもこうやってグレーで見る分には大きさをあまり感じなかったんですけどね〜。(^_^;)

スクリーンをヒートプレスします。
0.3ミリの塩ビ板を使いました。
バキュームフォーマーなどという文明の力は持ってないので、単純にヒートプレスです。(^_^;)
最初、土台にクレオスのシンナー空き瓶を使ったんですが、瓶のネック部分が短くて上手く絞れませんでした。
で、もうちょっとボトルネック部分が長い瓶はないか・・・と探した結果、ウイスキーのベビー瓶がちょうど良さそうってコトになったんです。
ところが、ウイスキーはまだ瓶に半分くらい残ってました。
さすがに中身が残ったままヒートプレスの土台にするのには抵抗が。。。(-_-;)
しょうがないんで、飲み干して空瓶にしました。(^_^;)
もちろん酔っ払って作業したのは言うまでもありません。。。(^_^;)
ちなみにちゃんと使えるものが出来るまで失敗作が4つほど出来てしまいました。
酔ってたせいなのか、元々の技量のせいなのか、原因は定かではありません。(笑)
空き瓶が欲しいため・・・とは言え、とっておきの山崎12年を一気に飲み干すのは勇気がいりました。(^_^;)
なんつっても通常の3倍の値段のお酒ですから。(笑)

さっそくヒートプレスしたスクリーンを切り出して、仮組みしてみます。
ちゃんと取り付けられるようなので一安心。(^_^)
カウルは前回の投稿写真から、アンダーカウル下側後端をさらに延長して、ナックル部分の形状を変更してます。
もうちょっとだけアウトラインをイジって、エアアウトレットなどを追加していこうと思います。
そろそろペースを上げていかないと、リタイヤの文字もちらほらと浮かんできてますからねぇ。。。(^_^;)
一応、仮組みでちゃんと取りつくコトが判明し、かなり嬉しかったですね。
ヒートプレスが完了し、一気に勢いをつけて完成へ!!・・・と、意気込んでいたのですが、この後、さらなる成形地獄が待ってようなど知るよしもなく。。。(^_^;)


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