前回の更新から少し間が開きましたが、製作は進んでいました。 本当はWFに間に合わすつもりだったのですが、他の作品の製作に集中してたので間に合わず。。。(^_^;) おかげで得した部分もあるんですけどね。(謎)(^_^;) |
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フロントフェンダーはNSR用を使用しますが、そのままだとNSのと長さが変わってしまうので、前後に少し延長します。 エポキシパテを使いましたが、成形中にフェンダーパーツから外れてしまい、瞬着で接着し直してます。(^_^;) |
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スクリーンは前回ハスラム号を製作した時と同じく一体成形化。 カウルの淵に細切りしたエポキシパテを盛り、スクリーンを押し付けて乾燥を待ちます。 その後、スクリーンごとペーパー掛けして成形します。 その際、アッパーカウルに真鍮パイプをかませて強度を確保してカウルパーツが割れないようにして作業しました。 |
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400番からはじめて、徐々に番手を上げ、最終的に2000番まで番手を上げて、ペーパー掛けは終了。 その後、コンパウンドで磨いてクリアーパーツの透明度を復活させます。 右が400番を掛けた後、左がコンパウンドまで終了したもの。 このままだと塗装の乗りが悪くなるので、カウル部分だけは1200番のペーパーを軽くあてておきます。 |
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下1気筒のサイレンサーは裏側をパテで埋めて、サイレンサーのエンドパイプを2ミリの真鍮パイプに置き換えます。 キットのパーツに穴開けしてもいいんですが、センター出しをキッチリするよりもパイプに換えてしまう方が楽なので。。。(^_^;) |
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成形の終わったカウル類は、下地処理を施し、カウルの白を塗装します。 タミヤグレーサフ→タミヤホワイトサフ→クレオスベースホワイト→クレオス1番ホワイトの順で塗装。 その後、塗り分けの為のマスキングをします。 ’85は赤と青の境目に白がないのカラーリングなので、マスキングも一苦労です。(^_^;) 塗り分けのラインはジャンクのフレームパーツにカウル・タンクをセットして、目分量(目算というのかな?)で決めました。 言い方を変えれば「適当」です。(^_^;) |
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ベース色の塗り終わった状態。 塗り分けラインのハミだしや滲みやガタなどのタッチアップをして、一度クリアーを掛けます。 クリアー掛けをした後、タッチアップの甘い部分をもう一度修正します。 これは直接タッチアップした方が良いハミだしと一度クリアー掛けしてからの方が修正が楽なハミだしがあるからです。 ホントは修正しないで済むのが一番良いんですけどね〜。(^_^;) この後、デカールを貼る前にもう一度クリアー掛けします。 |
仕上げ段階に入ってから牛歩状態だったNS。 9月に入ってから体調を崩していたのが原因だったのですが、ようやく復活して製作も勢いに乗りました。 ってコトで、今回は完成まで。(^_^) |
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デカールを貼り終わった状態です。 デカールは、ゼッケンの数字とゼッケンの枠がはーださんよりいただいたアルプスプリンターで作ったデカール。 一応、自作品も用意したのですが、はーださんのデカールの方が出来が良かったので。←当たり前ですね。(^_^;) 白い「HONDA」はRS1000から。 スクリーン下の「T.ABE」はスタジオ27の全日本追加デカールから。 「Castrol」とタンクのウイングマーク、シートカウルのカストロールのロゴ、「HRC」はNS500から流用。 残りのスポンサーデカールはNSR500ファクトリーカラーから流用しました。 ゼッケンさえ自作出来れば、あとは流用でまかなえます。(^_^) ちなみに木下車はスクリーン下の「KINOSHITA」とシートカウルの「HRC」をファクトリーカラーから流用した以外は同じ構成です。 |
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2台ともデカールを貼り終えた状態。 同じカラーリングなのですが、微妙に違いがあるのは仕様ではなく、私の腕の問題です。(^_^;) この後、糊出しして一晩乾燥させてから、クリアコートします。 |
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シートの形状も変えました。 左が加工前、右が加工後。 ’84以降モデルに使われているシートの形っぽくしてみました。 「形っぽく」と言う表現なのは、ちゃんとした資料がなくてかなり想像で作っているからです。(^_^;) たぶん、こんな形だと思うんですが。。。(^_^;) 今回2個必要なのと、次回作の為に複製して使用します。 |
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アクセルワイヤーのアジャスターを追加しました。 0.6ミリの真鍮線とWaveの真鍮パイプNo.1で製作しました。 |
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トップブリッジ。 インナーフォークの突き出し部分はメタルックを貼り付けています。 フォークの最上部はさすがにメタルックを貼るわけにもいかず、塗装しています。 今回はガンダムマーカーの「ガンダムメッキシルバー」を使用。 かなり手軽なわりにメッキ感が強いので、タッチアップにはもってこいですね。(^_^) |
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フロントフォーク。 インナーチューブはメタルック。 アウターはNSRそのままだと上部がNSと形状が違うので、NS風に加工してます。 |
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エンジン回りは、キャブレターにアクセルワイヤーを追加した以外はストレート組み。 アクセルワイヤーはモデラーズのプラグコード0.45ミリを使用。 |
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エンジンとフレームを合体させます。 接着はタミヤセメントを使い、洗濯バサミで固定します。 フレームの塗装が剥がれないようにマスキングテープで保護しています。 |
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クリアーコートして一ヶ月近く感想させてあった(実際には放置なんですが。笑)カウル類の研ぎ出しを行います。 まず2000番のペーパーで全体が白く(?)なるまでクリア層を削ります。 この時、エッジなど削り過ぎないように細心の注意をもって作業します。 ペーパー掛けが終わったら、コンパウンドで磨きます。 今回はタミヤコンパウンド粗目で荒磨きし、仕上げに同じくタミヤの仕上げ目コンパウンドを使用しました。 こちらもエッジに注意しながらの作業です。 磨き終わったら、中性洗剤で良く洗い、裏側をフラットブラックで塗装します。 |
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ハンドルグリップのワイヤリングを再現します。 NSのパーツの銀色のランナーをライターであぶり、伸ばしランナーを作ります。 それをハンドルに軽く結び、流し込み接着剤で接着。 最後に余分な部分をカットして出来上がりです。 ま、私のいつもの手法ですね。(^_^;) |
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ステアリングダンパーは’86NSRから流用。 フレームのそれらしい位置(笑)に接着しただけです。 本当はマウントなどの工作も必要なんですが、「ないよりはあった方が良い」ってカンジの追加工作なので。(^_^;) またカウルステーをシャーシ側に取り付けました。 外径1.6ミリのWAVEの真鍮パイプNo.4にNo.3、No.2を差し込み、外径1.6ミリ、内径0.9ミリのパイプにします。 カウルを付ける際は、このパイプに虫ピンを挿して固定するようにしました。 |
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研ぎだし完了までスクリーンを覆っていたマスキングを剥がします。 スクリーン回りのタッチアップが完了した後、カウルのビスモールド部分に虫ピンを挿しました。 |
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車体を組み立てます。 前述したコト以外は特にこれといって手を加えてません。 今回は2台とも同じ仕様で組み立てたのですが、自分でも感心するくらい同じクオリティーに仕上がりました。(車体は 笑) だいたい2台同時組みだと、どちらか片方が良くて・・・ってパターンになるんですけどね。(^_^;) NSに関しては、結構な数を作ってますから、慣れの部分が大きいのでしょうか?(^_^) |
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タンクのエアチューブを追加しました。 モデラーズのクリヤチューブをライターであぶって形を作り、エナメルのクリアーレッドで塗装。 このチューブも最近では一発で形が出せるようになってきました。(^_^) 完成後に意外と目立つ場所なので、キッチリと作ってきたい個所です。 |
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カウル類を取り付けます。 最後にモデリングワックスをかけて、完成です。(^_^)v 今回は阿部さんへの追悼の意をこめての製作でした。 これで私なりの阿部さんへの追悼は出来たと思います。 なにはともあれ、’85NSの全日本仕様が一気に2台完成したのは嬉しいです。(^_^) |