HONDA NS500 '85

Ron Haslam

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〜 2006年 12月31日

年内完成の予定が、仕事が忙しかったり、プライベートで色々あったりと製作時間があまり取れないまま年末になってしまいました。
さらには大失敗が発覚でさらに作業進行は遅れてます。(^_^;)
正月休み中に完成を目指しますが、果たしてどうなることやら・・・。

クリア掛けが終わったパーツにデカールを貼ります。
ゼッケンベース部分は白を残していたので発色が良くていいです。(^_^)
ただマスキングラインが完璧ではなかったので、多少ハミだし部分とかタッチアップしてます。
ラインのデカールを貼ってみて思ったのですが、アッパーカウルの塗り分けラインをもうちょっと下げた方が良かったかもしれません。
今さら修復するのも面倒なので、このままで行きます。(^_^;)
で、画像ではタンクの姿がありませんね。
実は・・・。


タンクにラインのデカールを貼ろうとして大失敗が発覚。(T_T)
タンクの塗分けラインを完全に間違えました。
ゼッケンベースとかは、ちゃんとデカールからマスキングシートを切りだしたのに、なぜかタンクのラインは適当にやっちゃってたんですよね〜。(^_^;)
適当はイカンです、適当は・・・。(^_^;)
さすがにこれでは修復・・・ってレベルではないので塗り直します。




タンクの塗り直しの前に一度塗装を落としてしまいます。
ペーパーで地道に削いでいこうかとも思ったのですが、今回はシンナー風呂へドッポンと・・・。(^_^;)
これやると、接着面が浮いてきたりして下地処理をやり直さなくちゃいけなくなるんですよね〜。
でも、まぁ、ペーパーで研いで塗装を剥がすよりは楽・・・かな?(^_^;)
シンナーはクレオスのペイントリムーバーを使用。
独特のオレンジ臭がシンナー臭慣れした嗅覚には余計にキツク感じてしまうあたり、シンナー中毒者(笑)として生きる者の哀しさってヤツですね。(^_^;)
ちなみにタンク内にシンナーが入ると合わせ目がやられてしまっても修復が困難になるのでタンク内にシンナーが浸入しないように気を配りました。

ラディゲス車のゼッケンベースですが、貼ってみたらなんとなくイメージよりも小さかったのと、シートカウルのベースの形がデカールとは違うバージョンので作りたかったので塗装することにしました。
イラストレーターでゼッケンベースの版下を作り、それを元にマスキングシートを切りだしてマスキングしました。
この後、ベースホワイト→イエローの順で塗装の予定。
ラインがガタガタにならなければ良いんだけど・・・。(^_^;)



〜 2007年 3月7日

正月休み中に完成を・・・とか言ってて、結局2月まで掛かりました。
WFに間に合わそうと最後は一気にペースを上げたので、更新も出来ず終いでした。(^_^;)
そんなワケで今回は一気に完成まで。

ゼッケンベースを塗り分けました。
マスキングが甘くて、塗り分けラインにはみ出しが出ちゃいました。(^_^;)
タッチアップして、デカールを貼る前に一度クリアコートします。


クリアが乾いたら、表面を軽く研ぎだしてデカールを貼ります。
ゼッケンベースを塗装したので、「9」はアルプスのプリンターで自作しました。
版下をイラストレーターで作ったのですが、フォトショップを使った時よりシャギーがキツイような気が・・・。(^_^;)
デカールを貼った後、1日乾燥させて糊出しをし、さらに1日おいてからクリアコートしました。
今回は全部で10回くらい吹いたかなぁ?(^_^;)

ハスラム号のタンクも無事塗り直しが完了。
今度はデカールを元に塗り分けラインを決めたのでバッチリです。(^_^)
ハスラム号のカウル類も、デカールを貼り終え、クリアコートしています。

シフトペダルとブレーキペダルを加工します。
キットのペダル部分を切り飛ばし、真鍮パイプに置き換えました。
キットのペダルの中心に穴を開けるよりも簡単なような気がするのは私だけ!?(^_^;)

エンジンの組立です。
ハスラム車、ラディゲス車ともにキャブレターにアクセルワイヤーを追加しました。
キャブレターのパーツにキット付属のビニールチューブを挿し、それを基部にして、モデラーズのプラグコード0.45ミリを使って再現しました。
ハスラム車にはホースバンドも再現しました。
これは0.24ミリのステンレス線を使用。
よりディテールアップしたハスラム車のエンジンの方が密度感がありますが、ラディゲス車のエンジンのスッキリ感も捨て難い。。。
ディテールアップもとにかくやればいいってモンでもないですね。(^_^;)

フレームとエンジンを合体させます。
接着には有機溶剤系(タミヤセメント)を使い、洗濯バサミで接着が乾くまで固定します。
瞬間接着剤でもいいのでしょうが、こう言う強度が必要な部分はタミヤセメントの方がしっかり接着出来るような気がします。(^_^;)
フレームはすでに塗装が済んでいるので、接着の際、塗装が傷まないようにマスキングテープで保護します。

チャンバーの塗装です。
下地にシルバーを吹き、クリアブルー、クリアパープルで焼けそうな部分を吹いた後、溶接跡付近を中心にブラックを吹き、クリアブラウンを全体に軽く吹いて、最後にスモークで調子を整えました。
実車のチャンバーの焼けとは違うような気もしますが、ま、雰囲気ってコトで。(^_^;)
ちなみに塗装は全てラッカー系でエアブラシの一発勝負です。(^_^)

ハンドルグリップのワイヤリングを再現します。
NSのパーツの銀色のランナーをライターであぶり、伸ばしランナーを作ります。
それをハンドルに軽く結び、流し込み接着剤で接着。
最後に余分な部分をカットして出来上がりです。

カウル類の研ぎだしです。
クリア塗装完了後、2週間以上置いてます。
置いた・・・というか、開いてしまったと言うか。。。(^_^;)
さすがにこれだけ期間を開けると完全乾燥してるでしょう。(^_^;)
タミヤのフィニッシングペーパー、2000番で全体が白く(?)なるまでクリア層を削ります。
この時、エッジなど削り過ぎないように細心の注意をもって作業します。
それでも削り過ぎちゃう時は削り過ぎちゃうんですけどね。(^_^;)
ペーパー掛けが終わったら、コンパウンドで磨きます。
今回は旧タミヤコンパウンドで荒磨きし、仕上げに同じくタミヤの仕上げ目コンパウンドを使用しました。
こちらもエッジに注意しながらの作業です。
磨き終わったら、中性洗剤で良く洗い、裏側をフラットブラックで塗装します。

最初の方で切ってしまったカウルステーを作ります。
外径1.6ミリのWAVEの真鍮パイプNo.4にNo.3、No.2を差し込み、外径1.6ミリ、内径0.9ミリのパイプにします。
カウルを付ける際は、このパイプに虫ピンを挿して固定するようにしました。

ラディゲス車はミシュランタイヤなので、リアタイヤにミシュランのタイヤマークを貼りました。
これは旧ロスマンズキットの’86NSR用を使用。
ちなみに私の持っている資料ではフロントタイヤにタイヤマークが入ったものが確認出来なかったので、フロントタイヤには貼ってません。

フロントブレーキのリザーバータンクとマスターシリンダーをつなぐチューブを取り付けます。
モデラーズのクリアチューブを使い、エナメルのクリアレッドで着色しました。

車体全体を組み上げます。
こちらはラディゲス車。

こちらはハスラム車。
こちらのマシンの方がディテールアップ度は高いのですが、あまり大差なく見えますね。。。(^_^;)

タンクのエア抜きチューブを作ります。
モデラーズのクリアチューブをライターであぶり形を作りました。
形が出た後は、エナメルのクリアレッドで着色しました。


カウル類を取り付けます。
その前にスクリーンのマスキングを剥がしたのですが、この段階までちゃんとマスキングが出来てたかどうか判らなかったので不安でした。(^_^;)

最後にモデリングワックスを掛けて完成です。(^_^)v

今回はNS500と言う、手間のかかるキットを2台同時組みしましたが、もう2度とやらないです。(^_^;)
途中、あまりのパーツ処理の多さに修業してるような気になりました。(^_^;)
まぁ、それだけに大好きな’85シーズンのNSを一気に2台完成させた喜びは大きいですけどね。(^_^)

次にNSを作る時は1台づつ確実に作っていこうと心に誓いつつ。。。(^_^;)



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