HONDA NS500

MORIWAKI RACING '86

HIWATASHI Ver.


 2004年 9月12日 〜 2004年 9月23日

以前製作したモリワキNSのデカールを流用して’86年型NS500を作ってみたいと思っていました。しかし、手持ちのキットの数では製作したいNSの数に足らず、同じカラーリング&同じライダーのマシンが2台あっても・・・と手付かずでした。
ところがタミヤからNS500が再販になったので、これはチャンスだとばかりに製作にかかってしまったワケです。
以前製作した’87に似たような手順になりそうなので、ちょっと手抜きな製作日誌になりそうです。(^_^;)
今回はあまり凝らずにサクサクっと進める気ですが、はてさてどうなることやら・・・。(^_^;)

今回の再販では、白い成型色のカウルパーツが付きます。
デカールもカルトグラフ製のモノになっていますが、モリワキ仕様にするのであまり恩恵はないかも!?(^_^;)

まずはいつも通りカウル類の製作から始めます。
この時代のキットはカウルがセンターから縦に割れる2パーツ構成。
タンクやシートカウルは現在のキットも同じようなパーツ構成ですが精度が全く違います。
段差やヒケは当たり前・・・ってカンジです。
とにかくパテを盛ってひたすら削ります。
特にタンクは上面全体にパテ盛りしないとヒケが酷いです。
白い成型色のカウルは透明のカウルより加工しやすくていいです。
シートカウル裏側に補強として0.5ミリのプラ板を当てておきます。
私的にはNS製作時の定番作業です。(^_;)

この時代のキットの定番作業、チャンバーの裏側のパテ埋めです。
この地点では溶接跡の再現はしてません。
どうせシートカウルに入ってしまって見えないし今回は省略しようかとも思っています。(^_^;)
焼け表現もなしでセミグロスブラック塗装で行く気ですし・・・。
あとフロントフォーク裏側もパテで埋めて整形しておきます。

スイングアームも裏側をパテで埋めました。
私的にはあまりパテ埋めしない個所なんですが、今回はなんとなく・・・。(^_^;)

またスイングアームにある丸穴のモールドも埋めてしまいます。

NS500を製作する際、かなり面倒な作業のひとつであるフレームのパーティングライン消し。
今回はカウルレスの状態での観賞をあまり考えずに製作してるので省略しようかと思ったのですが、やはり気になりやってしまいました。(^_^;)
古いキットはこういう所で手間と時間を食われてしまいます・・・。(^_^;)
この作業だけで1時間くらいかかりました。



  〜 2004年 10月4日

製作を開始したものの「モデラーGP2004」に参加する事になり、いきなりペースがガクッと落ちたモリワキNS。
それでもモチベーションは落ちてないのでちょっとづつですが進んでいます。
他モデルへの浮気は毎度の事ですが、最近は浮気の度合いがヒドクなってますねぇ。。。(^_^;)

フロントフォークはNS用を使うつもりだったのですが、アウターフォークに取り付けられた整流板を加工するのが面倒なので’86NSR用を流用します。
キャリパー回りのアンチノーズダイブ機構(?)のモールドを再現するだけの技量もありませんし・・・。(^_^;)

フロント回りはこんなカンジ。
’86NSR用のフォーク、ハンドル、アンダーブラケット、フェンダー、フロントディスクにNS用のフロントホイル、タイヤを使います。
NS用のホイルはディスクローターを付けるためにセンターの出っ張り(?)をリムの縁と同じ高さ(?)まで削り込んでます。

そのフロント回りをフレームに仮組み。
前回’87モリワキNSを製作した際もそうだったのですが、そのままだとカウルとタイヤのクリアランスが確保出来ません。
写真ではラジエターに当たっていないので大丈夫そうに見えますが、カウルを付けると干渉していまいフロント回りを取り付ける事が出来ません。
そこでフォークを延長し、若干フロント回りの高さを下げてやります。
2ミリ厚くらいに削った3ミリのプラ棒をフォークとトップブリッジの間に挟みます。
アンダーブラケットとヘッドパイプの間にも同じく挟み車高調整は完了。
実際にカウルは付けていませんが、前回はこれでカウルが干渉しなかったので、大丈夫でしょう。たぶん。。。(^_^;)

下1気筒用のサイレンサーのテールエンドを穴開け加工。
1.2ミリのピンバイスで開けています。
細かいところですが、完成後ここに穴が開いてないと結構気になるところでもあります。
実際はスタンドに隠れてしまうという噂もありますが・・・。(^_^;)

写真は判りにくいですが、カウルのフチを薄々攻撃。
透明パーツよりもこちらの白パーツの方が加工はやりやすいですね。
#400のペーパーでセコセコと削ります。
あまり勢い良くやるとカウルのアウトラインが崩れてしまうほど削ってしまうので、ほどほどに。。。(^_^;)
フチから3ミリくらいのところまで削れば十分薄く見えるので、それ以上は深追いしません。
でも、他のモデラーさんはどのくらいまで削ってるんでしょう?
ちょっと気になりますが・・・。(^_^;)



  〜 2004年 10月17日

公私共にバタバタしてあまり製作時間が取れない日々。
モデラーGPの方は大掛かりな製作になるので、平日、時間が少ししか取れないときにNSを進めるようにしていたら、NSばかり進んでしまってます。(^_^;)
とは言っても、少ししか進んでませんが・・・。(^_^;)

’84以降のNSに必須加工のサイレンサー。
(細かく言えば’83でもルッキネリ車はこのタイプだったようですが・・・。)
本体を4ミリの塩ビパイプ、チャンバー本体へ取り付ける部分を3ミリのプラ棒で製作しています。
シートカウルとチャンバーをセットした状態で現物合せで製作します。
取り付け部が微妙に斜めにカットされているのはそのためです。
使用頻度の高いパーツですから、いちいち自作するのも面倒なので複製すれば早いのですが、こんな単純な形ですら複製出来そうな気がしないので・・・。(^_^;)

アクセルワイヤーアジャスターの製作です。
もはや説明不要の定番作業ですね。(^_^;)
0.6ミリの洋白線にWAVEの真鍮パイプNo.1を組み合わせて製作。
ディテールアップはしないと言っても、ここは外せない個所ですね。

エンジンの製作。
今回はカウルレス状態をあまり考慮していないので、ほぼ組説通り。
キャブレターにアクセルワイヤーを追加したくらいでホースバンドすら再現してません。(^_^;)
アクセルワイヤーはキャブレターにキット付属のビニールチューブをつけ、そこへモデラーズのプラグコード0.56ミリを挿しています。

下地処理が終わり、ホワイトの塗装が終わったカウル類をマスキングします。
青と黄色を塗り分けますが、黄色になる部分をマスキングで残し、先に青を塗装するようにマスキングしました。
タンクとシートカウルは’87NSと同じカラーリングだったと思うので、以前製作したNSも参考にしながら作業しました。
この作業が模型製作の中で一番の苦手作業です。
これが得意になればもっと模型製作も楽しいのでしょうけど・・・。(^_^;)



Pege2へ続く

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