YOSHIMURA SUZUKI GSX-R750

'86 SUZUKA 8HOURS ENDURANCE Ver.
12


 2010年 9月19日 〜 2010年 9月20日

フジミから本格的なバイクキットがリリースされました。
その第1弾が1986年鈴鹿8耐のヨシムラGSX-R750というから嬉しいじゃありませんか!!(≧∇≦)
つい先日発売されたばかりですが、久々に買ってきたその日に組み始めると言うテンションの高さです。(^_^)
そんなワケでキットレビューも兼ねて、製作記をスタートさせます。(^_^)
っても、手は遅いのでレビューにならないかも・・・ですが。(^_^;)

まずはパッケージ。
タミヤ以外からレーシングマシンのキットが出る日がついにやって来ました。
市販車は青島が出してますが、レーシングマシンとなるとタミヤの独壇場でしたからね。(^_^;)
いつもならいきなり普通に組み出すんですが、パーツ構成などタミヤとはずいぶん違うようなので、まずは仮組みしてみます。

まずはパーツチェック。

で、ざっとパーツを見た感想は以下の通り。
・パーツ点数は少なめ。
・ブレーキディスクとかカウルはかなり薄くて、薄々攻撃必要なさそう。
・でもリヤフェンダーは厚みがある。
・ディテールも結構細かい。
・でもモールドが甘い。特にエンジンフィンは一度彫りが必要かな?
・スクリーン、端面は薄いけど、カウルに取り付く部分が牛乳瓶の底並みに厚い。
・デカール透けそう。
・リアのスプリング、驚くほど貧弱。
・アクスルとかシャフトを挿すようになってるけど、端面の塗装が面倒くさそう。

う〜ん、さすがにタミヤのようには行きませんね。(^_^;)
ツッコミどころは色々とありますが、まあ、とんでもなく難しいってコトはなさそうです。

四の五の言わずに、まずは仮組み。
全体のフォルム自体は良さそうなカンジです。
ただそのままだとリアの車高がやたら低く感じたので、3ミリほど車高を上げてます。
塗装してみないと見えてこない部分もあるんですが、リアの車高をイジる程度でそこそこ雰囲気は出ると思います。(^_^)

仮組みしてみた感想としては、挟み込みパーツがかなり多いってコトでしょうか?
フレームにエンジンを挟み込むのはしょうがないとして、ラジエターまで挟み込みとは・・・。
シートレールのパーツ分割とかサイレンサーステーがサイレンサーパーツに挟み込みとか、パーツ分割に「?」の部分も結構ありますね。(^_^;)

この辺は4輪を作ってる人なら問題なさそうですが、私のようにバイクばっかり作ってる人間にはマスキングの手間が増えるのに抵抗があるんで、なんとかして欲しいトコです。(^_^;)

とにかく、フォルムはイジらずに素組み+アルファで進めていこうと思います。(^_^)



 〜 2010年 10月25日

製作が進むほど、苦戦度合が進むと言うトラップだらけのGSX-R。
己の技術のなさを浮き彫りにしつつ、作業は進みます。(^_^;)

タンクを組んでみて驚きました。

なに!?このパーツ分割!?(°Д°;

白パーツに黒いパーツの組み合わせもそうなんですが、このパーツ分割だと合わせ目消しに苦戦しそう・・・つか、間違いなく苦戦するでしょう。(^_^;)

フジミ恐るべし・・・!!

アッパーカウルはスクリーン固定用のピンのモールドを削り取って、虫ピンを挿せるように穴を開けました。

別にモールドのままでも問題はなかったんでしょうけど、ナックルガード付近のパーティングラインを消すのにジャマだったんで、一緒に削っちゃいました。(^_^;)

マフラーはパーツの梨地が結構あるのでペーパー掛けして表面をツルツルにします。

・・・で、磨いてる最中にポッキリと折っちゃいました。(T_T)

ちょっと力を入れすぎたようです。

本人はそんなに力を入れたつもりはなかったんですけどねぇ。。。(^_^;)

サイレンサーの位置決めです。

サイレンサー部分は別パーツになっていますが、フレーム(つかシートカウル

?)にセットした状態で接着しないと位置が狂ってしまいます。

タミヤのように個々にパーツを仕上げて最後に一気に組立・・・とは行きません。(^_^;)

ちょっとガレージキットちっくですね。(笑)

タンクは前方右側のパーツの合わせ目消しに苦しんでいます。

素直なんでキットのパーツ構成のままやってますが、後で考えたら、一度タンク上面部分でパーツを分割して、出っ張り部分だけ再接着した方が早かったですね。

根元なら溶接跡と言う名で合わせ目もごまかせますし。(^_^;)

ブレーキディスクの放熱孔は0.4ミリのピンバイスで穴を開けました。

ちょっと大きかったような気もします。

でも0.3ミリだと小さいんですよね〜。

0.35ミリのドリル刃って売ってます!?(^_^;)

フレームを裏打ちします。

普段はほとんどやらないんですが、仮組みしたときにちょっと気になったので・・・。

でもフレームだけでスイングアームはやらないあたり、中途半端さ全開です。(笑)

フレームのラジエターが付く付近には謎の穴モールドが付いています。

たぶんこれはラジエターステーの肉抜きをフレームに再現してしまったものでしょう。

とりあえず気になったので埋めてしまいました。

外装類の塗装に入ります。

まずは下地ってコトで、フィニッシャーズのファンデーションホワイトを吹きました。

ホワイト乾燥後、ペーパーで軽く慣らしてから指定色のクレオスのハーマンレッドを吹きました。

この後、マスキング前に一度クリアーを吹いておきます。

キットに付属のリアサスのスプリング(写真左)。

あまりにも貧弱すぎるので、交換します。

あまりマッチョすぎてもショックを作り直すハメになるので、ちょっとだけマシに見えるスプリングをジャンクから掘り出しました。

たぶんタミヤのCB750Fカスタム用だと思います。

このままでは長すぎるので、少しカットしますが、リアサス自体3ミリほど延長するので、それを考慮した長さにします。

キットのリアサスはそのままだとスプリングの収まりがイマイチです。

それもそのはずで、スプリングの内径に合わせた抑え部分がないからです。

なら、作っちゃおうってコトで、4ミリのプラパイプで作りました。

サスのシャフトは固定式にするので、ダンパー部分に入る傘部分(?)を削り取っています。

ダンパー部分も4ミリのプラパイプで製作。

キットのままだと車高調整用のリングから下はシャフトになっちゃうんですよね〜。

あとはスプリングの位置決めの意味合いもあります。

リアサス全体像。

なんかシャフト部分が異常に太いし、色々オカシイとこだらけですが、まあキットのままよりマシってコトで・・・。(^_^;)

スイングアームは前方のサスが収まる部分をプラパイプで補強します。

これはディテールアップと言うよりも、スイングアームの接着面が少なすぎて強度的に不安があったので補強の意味合いが強いです。

この部分にパイプを入れるだけでスイングアームがしっかりとします。

カウルはガンメタルを塗りました。
塗分けのラインがイマイチ良く判らなかったので、若干想像入ってます。
特にアッパーカウルは正面からの良い資料がなかったので、間違ってる気もしますが、とりあえず気にしないってコトで。(^_^;)
デカールを貼る前に一度クリアーコートします。

ゼッケンベースのデカールを貼ります。

・・・が!!

このデカール、硬い・伸びない・割れる・・・の3拍子揃ってて、デカール貼りが苦手な私にはかなり厳しい仕様です。(T_T)
念のためにスペアデカールも購入して用意していたのですが、それすらも失敗。。。

蒸しタオルなども駆使したんですが、結局ムダでした。

ダメだ、こりゃ!(^_^;)(いかりや調)

ってコトで、結局ゼッケンベースは塗装することに。
こんなコトなら、最初から塗装で行くべきでした。(^_^;)
己のデカールテクのなさを痛感。
ちなみにマスキングも苦手なんですよね〜。(^_^;)
まあ、このデカールを上手く貼ることを思えば数倍楽ですけど。(笑)


続く。(^_^;)

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