このところキット改造や古いキットの製作が多く、時間と手間がかかる作品ばかりしていました。 たまにはサクサクっと進むキットを・・・と言うコトで最近のキットであるRC211V作る事にしました。 大掛かりなディテールアップはなしでサクサクっと作るつもりですが、さてどうなることやら・・・(^_^;) |
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まずはいつもの通りカウル類の整形から始めます。 シートカウルの前部パーツの接着面の処理がちょっと面倒でした。 エアダクト(インテーク?)部分に上手くペーパーを当てられなかったので、大きなキズをつけてしまって修復に手間取ってしまいました。(^_^;) 整形が終わったらホワイトサーフェーサーを吹きつけます。 |
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キャメルカラーのイエローはキットの組説ではタミヤのTS16イエローの指定になっていますが、そのままだとちょっと明る過ぎるような気がするので、下地にクリアーオレンジを吹きつけます。 私のイメージでは、キャメルイエローは明るいながらも深みのある黄色ってカンジなのですが、TS16そのままだと色みが軽く感じたので・・・。 クリアーカラーを吹きつける時は物凄くムラになりやすいので吹きつけは難しいです。 後から考えたら、ホワイトサーフェーサーに混ぜて吹きつければ良かった・・・。(^_^;) 予定通り行けば深みのあるイエローになる筈なのですが、下地に若干ムラが出来てしまっているので、イエローに反映しないか心配・・・。(^_^;) |
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メッキパーツのメッキを剥がします。 キッチンハイターを入れた桶につけるという定番の方法です。 近年のタミヤのメッキパーツはクリアカラーが乗っていたりしてメッキが剥がれにくいのですが、RC211はクリアが掛かっていなかったようで、1時間ほどつけただけでほとんどメッキが剥がれました。 ちなみに写真の水の量でキャップ2杯のキッチンハイターを使いました。 ちょっと濃かったかな?(^_^;) |
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クラッチパーツの加工です。 宇川車は表面が平らなタイプのクラッチだったので、モールドを埋めてしまいました。(左が加工前、右が加工後) 最初は’02用のパーツを使用しようかと思ったのですが、クラッチ側面の形状が違ったので’03用パーツを加工しました。 なかなか手を抜けないように出来てますね。(^_^;) |
天気が悪かったり、体調が悪かったりでさっぱり塗装日和になりません。(^_^;) サクサク作るつもりがマッタリと進んでます。 |
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イエローを吹き終えた状態。 下地にホワイトを使うよりも若干濃いめ(暗め?)の色合いになりました。 私的には、この色の方が好みです。実車に近いかどうかは別として。(^_^;) 下地にクリアーカラーを使ったからか、結構ムラになりやすくて、ムラを抑えるように塗装するのが大変でした。 各パーツごとに色の差を出さないように、乾燥してはパーツを組み合わせて色合いをチェックするようにします。 黄色のように極端に明るい色は気をつけないと結構パーツごとに色合いが違う・・・なんてコトになりがちですからね。(^_^;) |
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デカールは主にスタジオ27のものを使用します。 やはりタバコロゴの方がカッコいいですしね。(^_^) 今回はカウルのブルーの部分を塗装をせずにデカールを使います。 タミヤの純正デカールはスタジオ27のデカールと同じカルトグラフ製。 ブルーの発色はほとんど一緒なのタッチアップ用に使用します。 また、フロントカウルのゼッケンなど、一部のデカールをタミヤ側から使用します。 |
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デカール貼りを進めていき、スクリーン部分を貼った時にアクシデント。 カウルのイエローの色合いを変えたせいでスクリーン部分のデカールと色が合いません。(T_T) 普通に考えたら当たり前のことなのですが、まったく気付いてませんでした・・・。(^_^;) しょうがないので、裏側からオレンジのデカールを貼って色を合せました。 これが裏表反対になるので、糊(って言うのかな?)の処理に苦労しました。 やはり、素人はあまり凝ったことをしない方がいいと言う例でしたね。(^_^;) |
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デカール貼りが終わった状態です。 |
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マフラーのパーツです。 パーツ成型時のゲート跡の処理がわかるでしょうか? この丸い凹みは完成後に結構目立つので、しっかりと処理します。 ちょっとしたコトなのですが、こういう細かい処理が完成後の見栄えを左右するので、手は抜けないところです。(^_^) |
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サイレンサーの固定スプリングとフックを追加しました。 フックは0.5ミリの洋白線を使用。 スプリングはWEVE製のNo.1のスプリングを適当に伸ばしてスプリングの密度を下げ、両端をフック状に加工してます。 フックが大きく太い気がしますが、ま、雰囲気ってコトでOKとします。(^_^;) 0.3ミリの洋白線で作れば良かったかなぁ?(^_^;) |
なぜか今年は虫が異常発生していて、夜、窓にすごい数がへばりついています。 おかげで換気のために窓を開けることができず、夜間の塗装作業は実質不可能となってしまってます。 そうなると、休日しか塗装出来ないので、さらに牛歩に拍車が・・・。(^_^;) |
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デカール貼りが完了したカウル類は、1日置いてからデカールの糊出しを行います。 その後、1日以上置いてからクリヤ掛け。 今回はいつもと違い、最初に若干濃いめから吹きはじめる方法を試してみました。 私がいつもやっている方法は、最初の数回をシンナーを多めの希釈率から始めるのですが、今回はいわゆる「砂吹き」法を試してみました。 デカールの密着度に自信があれば、こちらの方法の方がデカールに対して優しいので良いかと思います。 私は中研ぎはしないので、このまま1日2回を限度に8回クリヤ掛けしてます。 本当はここまでする必要はないと思いますが、クリヤ層が足らずに研ぎ出しの際に泣きを見たコトが多いので、少々ナーバスになってるかもしれませんね。(^_^;) この後、最低でも2週間は乾燥させて研ぎ出しを行います。 211Vの隣に何か見覚えのあるようなパーツがありますが、気にしないでおきましょう。(^_^;) |
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リヤフェンダーの塗装です。 例によって例のごとく「なんちゃってカーボン塗装」です。(^_^;) まずはパーツをブラックで塗装。 乾燥後、ナイロンメッシュでマスキングします。 このマスキングですが、写真の通りかなり適当です。 このメッシュの上からメタリックグレーを吹きつけます。 この時、しつこく何度も吹かずに、軽くパーツをなぞる程度の気持ちで吹くくらいの方がいいカンジになります。 メタリックグレーを吹きつけたらマスキングをとります。 このままでは写真の通り、ムラがありますが、この後、スモークを吹きつける際に調子を整えてムラを目立たなく出来るので、この段階でのムラはあまり気にしなくても大丈夫です。(^_^) この後、スモークを吹きつけ調子を整えます。 今回はリヤフェンダー、クラッチカバー、マフラーガード、チェーンガード(?)、シート下のパーツ(部品名が判らない)の5点。 以前に211Vを作った時と同じパーツです。 |
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フレームとスイングアームはメッキを剥がしたので塗装します。 今回はクレオスの「スーパーメタリック」シリーズの「スーパーファインシルバー」を使用しました。 さすが1瓶600円の高級塗料!!(^_^) かなりいいカンジです。 8番のシルバーより明るく、159番のスーパーシルバーよりも粒子が細かくて整っています。 スーパーシルバーと違い下地が透けにくいので、下地に8番を吹く手間も省けるので楽でした。(^_^) これで1瓶300円くらいなら言うコトないんですが・・・。(^_^;) |
仕事が忙しくて、まったく進まないRC211V。 まとまった時間が取れなくて、塗装作業がまったく出来ません。 前回から期間が開いたにもかかわらず、ほんの少ししか進んでません。 今年中に完成するんでしょうか!?(^_^;) |
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フロントアクスルを止めているボルトの加工です。 キットではなぜか楕円のモールドになっているので、それっぽく削り出します。 出来れば6角にきちんと削ればいいのでしょうが、けっこういい加減な形です。(^_^;) だいたいの形が出た後、センターにピンバイスで穴を空けてそれっぽく見せてます。 |
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ステップ周りの加工です。 いつもはナイフやエッチングノコなどでセコセコ加工するのですが、今回は以前V−maxのブレーキペダルを加工した時の方法を応用してみました。 ステップの裏側はリューターで半月状にし、表面は接着剤(タミヤセメント)を全体に塗った後、金網でモールドを押し付けました。 多少リアルさに欠ける気もしますが、手間対効果でいえば結構使える技かもしれません。(^_^) シフトペダルとブレーキペダルにもピンバイスで穴を空けています。 この穴を空けるのにセンター出しが意外に難しいんですよね〜。 真鍮パイプに置き換えた方が楽なんでしょうか!?(^_^;) |