'86 YAMAHA YZR500
'86 JAPANGP Ver.
T・TAIRA

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Max Moto Modeling」で開催された「モデラーGP2009」に参加した作品の製作記です。
基本的に投稿時の写真とコメントをそのまま使用しています。
追加コメントはオレンジでその当時の様子や補足などを書いています。
オレンジのコメントだけのところは追加写真を使っての説明です。


第5回更新分

OW70のパーツの小加工で済むと思ったタンクですが、全面 改修が必要だと判断。 全面にエポキシパテを盛り、タンクを削り出していきます。
OW70のタンクは単なる芯になり、エポパテの塊から削り出していきますが、こうなると気分的にはプラモデルというより彫刻です。(^_^;)
美術部員になった気分でタンクを削り出していきます。 石膏からノミで削った方がカッコ良かったんですかね?(笑)
構想時にはキットのタンクを加工すれば充分だと思ってたんですが、全体の形が見えてきたら「やっぱりおかしい・・・」となったんですね。(^_^;)
パテを盛った時は簡単に形に出来ると思ったのですが、そうは問屋が卸さなかったのでした。。。(^_^;)

とりあえず表面を整えた状態で仮組みした姿です。
ナックルガードは雰囲気を見るためにキットのものを両面テープで貼り付けています。
下の写真と比べるとタンクがやたら平らだったり、シートカウルが大きかったりします。
タンクは下の写真の状態になるまでに、すでにサフを数回吹いて状態を見てたりします。
そりゃ牛歩になるワケですよね。(^_^;)

美術部員になった気分で削りだしたタンクにサフを吹いてバランスを見るために仮組み。
すでにお気付きの方もいらっしゃると思いますが、私の仮組み回数は無駄に多いです。(^_^;)
ついでに言えば仮サフを吹く回数も多いです。
これが牛歩の原因だと判ってはいるんですが、製作スタイルなのでしょうがないですね。(^_^;)

仮組みして気になるところを修正するために、またしてもパテを盛ります。 シートカウルは低く感じたので高くなるように盛り、前方部分も修正。 カウルはハンドル開口部(・・・って呼び方で良いのかな?)後方を修正するためにプラ板で継ぎ足し。
タンクはえぐれ部分をチョコッと修正。 ここからまた地道にシコシコと削ります。

で、削った後サフを吹いたのがこちら。(キューピー3分クッキング風に) う〜ん。。。
タンクが変。
シートカウルを高くしすぎたなぁ。
シートカウルの前方も短いような。。。
ここからまた修正ってーと、大げさだし。
でも気になるし。。
どーしよー。。。(-_-;)

グダグダ言ってても時間のムダだし、どうせ後で気になるんでやっちゃいましょう。
パテとヤスリを駆使して修正。
さらにサフを吹いて様子を見ます。
前の写真と間違い探し状態ですが、これでも時間だけは結構掛かってるんですよね〜。(^_^;)
でも、まあ、私的にはだいぶ良いカンジになってきた・・・かな?(^_^)
この頃は完全に迷宮入りしてましたね。(^_^;)
残り時間との兼ね合いもあるし、こだわりもあるし・・・で、結局睡眠時間を削ってこだわりを選んだ・・・ってパターンが多かったです。

ナックルガードのタタキ台を作ります。 カウルにマスキングテープを貼り付け、そこにエポパテを盛り硬化を待ちます。 プラ板の貼り合わせから作ろうとしたのですが、カウルの曲面に合わせられなかったんですよね〜。
ここから削りだす方が面倒な気もしないでもないですが、すりあわせ作業がキライ・・・つーか苦手なんで、結局この方法の方が早い気もします。
急がば回れと言いますし。
回りすぎやろ!ってツッコミはなしでお願いします。(^_^;)
この後、さらに回り道が待っているとは夢にも思っていませんでした・・・。(^_^;)

ナックルの削りだし作業も佳境に入った頃、わが心の師匠、昨年も大活躍された「謎の赤ペン先生」から愛のツッコミを戴きました。
で、そのツッコミの中に「カウルのハンドル開口部の大きさ」が含まれてました。
実は私も気になってたんですが、ここをイジろうと思うと大改修になるなぁ・・・と目をそらしてたんです。
・・・が!! 師匠からツッコミを戴いた以上、この現実から目をそらしてはいけない!!
・・・ってことで、ブッタ切りました。 これでナックルガードは使えなくなりました。(^_^;)
一応言っておきますが、決して遠回りが好きな性格ではありません。(^_^;)
カウルに最初の一刃を入れるのにはずいぶん勇気が必要でした。(^_^;)

ブッタ切ったカウルの高さを1ミリ延長。
結構イメージ変わりました。
延長したのはたった1ミリですが、実車換算だと12ミリですからねぇ。
勇気を持ってブッタ切って正解でした。
背中を押してくれた赤ペン先生に感謝!!(≧▽≦)
1ミリ変えるだけでここまでイメージが変わるとは思っていませんでした。
ちなみに1ミリ延長と簡単に書いてますが、実際には切り口がキレイにならず、寸法を出すのにかなり苦労しました。

'86日本GPのビデオを見ていて、こんな映像を発見。
良く分からなかったシートカウル前方の雰囲気がつかめる画像です。
早速シートカウルを成形します。
良く判らなかったフレーム内側も判明したはずなんですが、キレイにスルーしてるのはナイショです。(^_^;)
成形したシートカウルを実車写 真と同じようなアングルで見てみます。 う〜ん、、、微妙。。。
ま、これでも修正前よりずいぶん良くなったんで、これで良しとします。
つか、そろそろ時間的に妥協していかないと間に合わないんで。(^_^;)

カウルのエアインテークとアウトレットを作ります。 カウルの造形作業の中で一番キライな作業です(^_^;)
資料を見ながら適当に鉛筆でラインを描いて、開口し、プラ板で箱組みしたアウトレットを貼り付け成形しました。
エアアウトレットの大きさ等が違うカンジもするんですが、後で複製する時の強度を考えて多少アレンジしてます。
・・・なんて形を出せない言い訳なんかしてみます。(^_^;)

タンクの下側を作ります。
・・・と言っても、複製したものをムクにしたいがゆえの加工です。
だもんで、本来はフレームに隠れる出っ張り部分があるのですが、今回はオミット。
なんせ時間がないモンで。。。(^_^;)

シートカウルも複製準備。 なんとなく形が出たような気がするシートカウルを縦方向に一刀両断!!
「ふっ・・・。今宵の斬鉄剣は良く斬れる・・・!」と五右衛門ばりにバッサリといきたいトコですが、実際はクラフトノコでセンターを外さないようにチマチマチマチマと切ってました。(^_^;)
なんせ、原型がツギハギだらけなんで、妙な方向に力が掛かると表面からボロボロ崩れていくので気を使いました。
パーツを分割するだけで30分以上掛かってます。
ホント、斬鉄剣の使い手くらいにスパスパ切れれば楽なんですけどねぇ。。。(^_^;)


斬鉄剣、どこに行けば売ってますか!?(笑)
ちまちまとクラフトナイフで切ったシートカウルの断面はこんなカンジです。
パテの積層がまるでミリフィーユのように・・・。(笑)
この厚みの分だけ苦戦してたと言うわけです。(^_^;)



第6回更新分

シリコン型を作ります。
時間が無いのでロクにサフも吹かずやっちゃいます。
この最初の粘土埋め作業がとにかく面倒です。
センスもないんで配置もイマイチだし。。。(^_^;)
粘土に埋める作業だけで2時間以上掛かってます。
なんか表面を整えるのが苦手なんですよね〜。
作業自体は難易度は高くないハズなんですが、この辺りはセンスなんでしょうか?(^_^;)
同時進行でフレーム類の複製も行います。
近年の太陽光パネル増産のあおりを受けて、シリコンの供給不足が起こってます。
その影響で1キロ2000円程度だったシリコンも4000円程度と倍増し、その上、一度品切れになると入荷しないと言う状態です。
この時も必要な量のシリコンが手に入るかどうか微妙な状態でした。
それにしても近年のシリコンの値上げは貧乏モデラーにはツライ・・・。(^_^;)

シリコンゴムが固まるまでの間に、片側だけ出来ていたカウルの反対側もインテーク類を作って仕上げます。
仕上げる・・・と言う割りにはえらく汚い状態ですが、とりあえず複製後に仕上げるってカンジで。(^_^;)
こんな表面状態で複製作業に入るのは私くらいだろうな・・・とか思いながら作業してました。(^_^;)

両面型が出来た所でレジンで複製します。
まずはテストショット。
出来上がったのが写真の状態です。
・・・・。
きったな〜。(^_^;)
いや、まあ、私の技術じゃこんなモンです。
バリだらけですが、まあ、一応、それなりに形になったのでOK牧場!←最近めっきり死語。(^_^;)

なんだかんだで主だったパーツの複製作業が完了したので、パーツを集めて仮組みをしてみます。
この状態で妙な達成感があったりして、終了モードになりかけたんですが、よくよく考えてみれば、ここでようやく複製前の状態に戻っただけなんですよねぇ。。。(^_^;)
つか、実際にはパーツの歪みがあったり、バリ取りがあったりで複製前からマイナス状態なんですけどね。
フロントフォークなんて、曲がってついちゃってるし。。。(^_^;)
ホントはここからもっと形状を追い込みたいトコなんですが、時間がないので、このまま進めます。
少なくとも「YZRっぽいなにか」には見えてますし。(笑)
’86に見せるためには見る人に催眠術をかけなくちゃいけないような気がするのは、たぶん私だけではないでしょう。
締切までに完成させるだけじゃなくて催眠術もマスターしなくちゃいけない状況になってきました。。。(^_^;)
モデラーGPの良いところ。
普通ならココで一度製作が止まり、再開まで半年は掛かるところです。(爆)
確か、この地点ですでに残り2週間くらいになってたんで、かなり焦ってました。(^_^;)


  第7回更新分

スクリーンの原型を作ります。
アッパーカウルのフチに沿って切り出したプラ板の上にエポパテを盛り、そこからひたすら削り出します。
最初はデザインナイフで削り、ある程度形が出来たらペーパーで180番から順に2000番まで削り、最後はコンパウンドで磨きました。 本当はサフでチェックするべきなんでしょうけど、「たぶん平滑!!」とワケの分からん理由でサフチェックは省略しました。(^_^;)
なんせ時間が足らないモンで。。。
ちなみにこれを削りだすのにほぼ1日費やしました。(^_^;)

出来上がった原型を使って、早速バキューム。
昨年、普通にヒートプレスして時間が掛かったんで、今年は「桃象」を導入。
原型の大きさに比べて塩ビをやたらムダに使ってしまうのが欠点ですが、さすがにバキューム専用工具。
一発で決まりました。(^_^)v
昨年、RSを作った時にスクリーンの失敗作を量産し、不燃ゴミを大量発生させ、地球温暖化を進めたコトを考えれば、塩ビの消費量 も少なくすんでゴミの量も少なくて地球にも優しい結果でした。←そんなおおげさな話か!?(^_^;)
それにしても、今回初めてバキュームを使ったんですが、これってかなり掃除機に負担掛かりますね。 えらい音してましたし。。。(^_^;)
あと、電熱器使いながらなんで、なにげにブレーカーが落ちないか不安でした。 掃除機って結構電力喰いますし。。。(^_^;)
いやホント、桃象バンザイ!!でした。(^_^)
まさか一発で決まるとは、やった本人にも驚きでした。(笑)
しかし、モデラーGP終了後に作り直すんですけどね・・・。(苦笑)

早速スクリーンを仮組みしてみます。
カウルにはバッチリ合いました。 ・・・が、なんかデカイような気がしますが、樹の精・・・じゃなかった、気のせいってコトにしておきます。(^_^;)
なんせ時間が足らんモンで。。。←完成までにこの言い訳を何回使うのか・・・!?(^_^;)
この地点でスクリーンの原型を修正する時間も根性も残っていませんでした。(^_^;)
この後、数ヶ月してスクリーンは修正したのですが、完全にイメージが変わってしまいました。
スクリーンって、意外とスタイルを印象つける要素としてウエイト大きいです。

シートカウルにエアアウトレットを追加。
リューター、彫刻刀、ペーパーを駆使して成形。
ガタガタのボロボロですが、「ないよりマシ」の精神で頑張ってます。(笑)
ホントはもうちょっとキレイにしたいトコなんですけどねぇ。。。(^_^;)

ナックルガードはエポパテで大まかな原型を作ってレジンで複製し、それを削りだして製作しました。
フチの部分は黒瞬着を薄く塗って成形。
この状態での見た目はかなり汚いですが、サフを吹けばそんなに汚くない・・・こともないなぁ。。。 たぶん。。。(^_^;)

ようやくカウル類も揃ってきたんで、多少見栄えるように表面 処理をします。 簡単に出来ると思ってたんですが、さすがは粗悪コピー。(笑)
気泡だらけで結構時間を食いました。
ホントはもっとキッチリやるべきなんでしょうけど、ある程度整ったところで、サフ→GXホワイトと塗っていきます。
ホワイト乾燥後、ストロボカラーのパターンにマスキングします。
いつもならマスキング前に一度クリアーを入れるのですが、時間がないので省略。
ちなみにマスキングが苦手かつ嫌いな私はこの作業だけで半日掛かってしまいました。(^_^;)

赤を吹きつけ、カラーリングが進んでテンションが上がってきたんですが、マスキングを剥がしてテンションだだ下がり。
近年まれに見るほどのマスキング大失敗!!(>_<)
マスキングが苦手なくせに慌ててやったんで、あちらこちらで赤がはみ出す残念な状態に・・・。
はみ出した赤を削ったら塗装がボロボロに。。。(T_T)

ホントはシンナー風呂に浸かっていただきたいトコなんですが、時間もないのでボロボロになるのを覚悟で筆でタッチアップ。
ちょっとしたはみ出しならクリアー掛けて研ぎ出せば目立たないんですが、そんなレベルの失敗ではないのでかなり汚くなるでしょうね。(^_^;)
普段のようにマスキング前にクリアをかけてれば、リカバーももう少し楽だったんですが、手抜きしたしっぺ返しを食らった状態ですね。 急がば回れ・・・とはよく言ったものです。(^_^;)
ハミだし以前にストロボの間隔がどう見ても広かったんですが、時間の都合であきらめました。(^_^;)
タッチアップで目立たなくするのが精一杯でしたね。(^_^;)


 第8回更新分

カウルのはみ出し修正が終わったらデカールを貼る前に一度クリアーを吹きます。
で、その乾燥を待ってる間にデカールのデータを作ります。
今回作ったのはカウル側面のYAMAHA、YZR、タンク用のYAMAHA、フレーム用のDELTABOX、シートカウルのYPVS、ゼッケンと枠です。
たったこれだけですが、データを作るのに3時間ほど掛かってます。。。(^_^;)
ちなみに写真は印刷前のMacOS9のデスクトップ。
データを作る時はMacOSXです。
デカールの自作をやり続ける限り、今のMacを維持しなくちゃいけないんですよねぇ。。。
ホント、ALPSさん、新型のMD出して下さい。。。(^_^;)
新型どころかMDプリンターの生産が終わってしまいましたね・・・。(T_T)
自作デカールに未来はあるんでしょうか!?

出来上がったデカールを貼ります。 ま、色々と違うところがあるんですが、ここは完成を優先して、見て見ないフリします。(^_^;) それに完成すれば、きっと気にならないと思うし。
たぶん。。。(^_^;)

ホントに気にならないあたりO型なんだな〜と自分でも思います。(爆)

スイングアームに追加工作を施します。
リアブレーキキャリパーはTZ-M用を流用。
チェーン引きはそれっぽく作りました。
なんとなく歪んでるように見えますが、きっと気のせいだと言い聞かせます。(爆)
なんせ、時間がありませんから。(^_^;)
溶接のビートはプラストライプを貼り付け、そこへタミヤセメントをたっぷり塗り、柔らかくなったところにデザインナイフでビートを刻んでいきます
多少荒いんですが、ま、雰囲気は出てると思うので。。 なんせ時間がありませんから。←本日2回目(^_^;)
でもこの後、結局、多少修正しちゃってます。
塗装直前になって急に気になってしまったんです。(^_^;)

デカールを貼ったカウル類にクリアを吹きました。 全体のカンジを見たくなったので仮組み。 こう見ると結構ゴールが近いように見えますが、そうはイカのなんとやら。(^_^;)
カウルの中身は、まったく全然すっとこサッパリな〜んも進んでません!!(≧▽≦)
こうなりゃエンジンレスにしてやろうかと思う勢いなんですが、それはあくまで最終手段ってコトで。。。 でも色々と省略しないと間に合わないのは確実なんですよねぇ。。。 どこでバランスを取るか、悩みどころです。。。(^_^;)
出来るだけカウルの中身は作りたい方なので、実際には「小人が出てきて寝てる間に作業進めて・・・」と妄想に逃げてました。(^_^;)
とりあえず形にして完成をイメージしてテンション上げて製作に勢いをつけて(無理やり 笑)作業を続けていましたね。(^_^;)


 第9回更新分

チャンバーはキットのものを小改造します。
上2気筒分は前方を3ミリほど伸ばし、全体的に真っすぐになるように。
下2気筒分は右側はチャンバーの一番膨らんだ部分をボリュームアップ。
左側はほぼキットのままです。
ちょっとイメージとは違うんですが、カウルに収まるようにしたらこうなりました。(^_^;)
ホントは次回作のために複製する予定だったんですが、そんな余裕はありませんでした。(^_^;)
下側チャンバーのクロスの関係も実車とは反対になってるんですが、それも目をつぶりました。
この頃はとにかく完成最優先で進めてましたね。(^_^;)

フレームに溶接のビートをつけます。
スイングアームの時と同じくプラストライプを使います。
フレームの穴まわりには黒瞬着を薄く塗り、乾く前につまようじでビートっぽく整えます。
ややイビツなんですが、その方が溶接っぽいしいいか・・・と自分で自分を説得さえ出来れば比較的使える手法じゃないかと・・・。(^_^;)
納得するんじゃなくて説得です。(爆)
もうどんな強盗とかでも説得出来るんじゃないかと思うくらい、自分で自分を説得してましたね。(笑)

時間が無いのでフロントフォークはキットのまま行こうかな・・・と悪魔の誘惑があったのですが、某ある所で「気になる(笑)」と背中を押してもらったので加工します。
・・・っても、キャリパーの位置変えてそれっぽくしただけなんですけどね。(^_^;)
それでもOW70のをそのまま使うよりもグッと雰囲気が出ました。
脳内で悪魔と天使がケンカしたときは、大抵の場合、悪魔が勝っちゃうんですが、今回はaさんのおかげで立ち直れました。(^_^)
ま、再現度が低いのはこの際無視で、時間のない中で加工したことに意義があるってコトで。。。(^_^;)
フロントのブレーキディスクはOW01から流用。
インナーディスクのスポークの数とか'86YZRとは違うんですが、言わなきゃ判りません。
・・・って、思いっきり書いてるし!!(≧∇≦)
こう言う時は誰かに背を押してもらう必要もあるんです。(笑)
いやまあ、でもこのおかげでグッと雰囲気は良くなりました。(^_^)

ハンドル周りはOW70を小加工。
リザーバータンクをNSRから持ってきてトップブリッジにドッキング。
アクセル周りはワイヤーアジャスターを0.6ミリの真鍮線と1ミリの六角プラ棒で作り取り付けました。
この辺りも時間がないので雰囲気重視です。
最初はOW70のまま行こうかとも思ったんですが、完成後も目立つトコなんで頑張りました。(^_^)
ホントはトップブリッジもいじりたかったんですが、時間が足らず。。。(^_^;)

シャーシを仮組み。
この地点で締切まであと2日の土曜日でした。
本当はもうちょっと進むはずだったんですが、オミットしようと思ってたラジエターを某ある所で背中を押されて「やっぱり作ろう!」と作ったら、カウルが付かなくなると言うトラップにハマってしまい遅れてしまいました。(^_^;)
いや、人生どこに落とし穴があるか判らないもんですね。(^_^;)
なんとかカウルに収まるように加工して、塗装に入ります。
自損事故なのか、もらい事故なのか微妙ですが、行き当たりばったりで作るとこういうことは良くあります。(^_^;)

そういえばリヤフェンダーを忘れてました。
ってコトで、'86NSRのリヤフェンダーにパテを盛って放置していたタタキ台を引っ張り出して削ります。
なんか形がおかしいですが、このまま塗装しちゃいます。

シャーシ周りの塗装がほぼ完了。
塗装の完了したパーツから組み上げていくと、なんかすっごい違和感が・・・。
リヤフェンダー長過ぎ!!(>_<)
欧州仕様の市販車並みの長さになっちゃってました。
思わず「欧米か!!」と作品に向かってツッコミを入れてしまいましたが、気を取り直して修正。 せっかく塗装したのに。。。(^_^;)

修正したリヤフェンダーを取付け、時間の許す限りパイピングを増やします。 中身をオミットしようかと言ってた割りには普通に出来上がってきました。(^_^)
若干配線類が足らないカンジもしますが、タミヤのキットの素組みよりは配線が多いので勝ちです。←なんに対しての勝敗か!?(^_^;)
我ながら、いいカンジやん♪と自画自賛してました。
この後に悲劇が待っているとは知らずに・・・。(^_^;)

シャーシが出来たので、「一応」研ぎ出しの完了したカウルを付け・・・られません!! (>_<)/
仮組みの時はラジエター以外の補機類が付いてなかったんですが、そこからなんだかんだで結構つけちゃったんですよねぇ。。。
しょうがないんで、一度ラジエターを外し、宙ぶらりんにした状態でカウルを付け、カウルの隙間からピンセットを駆使して再度固定。'80年代のマシン、かつ私のスクラッチ技術の低さから来る隙間の多さに助けられ、なんとか装着。(^_^;)
もう塗装の終わったパーツばかりなんで神経が大根おろしですられるくらいの勢いですり減りました。(^_^;)
この作業が出来たんならボトルシップも楽勝で作れるんじゃないか!?って勘違いしてしまいそうです。(笑)
本当に泣きそうになりながら作業してました。(^_^;)
カウルの強度に不安があったのと、ここで塗装を剥がしてしまうと修正しているヒマもなかったので、作業は慎重に・・・かつ大胆にやらないとカウルが付かないと状況でした。
ボトルシップどころか高松塚古墳の壁画の修復くらいの気持ちでやってましたね。(^_^;)

スクリーンやナックルガード周りにインセクトピンを差し込みます。
カウル装着後にしたのは、カウルを付けるときに裏側にはみ出たピンでシャーシを傷つけたくなかったからです。
カウルをつけれらないパターンに陥ったんで後付けにして正解でした。(^_^)
この事態を本能的に察知していたとしか思えません。(^_^;)
ピンを一通り取付けたらアッパーカウルまわりだけカウルと同色にタッチアップします。
当時の実車でもこの辺りのタッチアップはビニールテープを使ったりとか結構汚いので、キレイに出来なくても心が痛みませんね。(^_^;)

なんとか完成しました♪(^_^)
今年も例年の如くチキンレースとなってしまいました。
いつものように最後はやっつけ仕事であちこちに不満も多いのですが、完成してしまえば気にならない・・・コトもないですが、許容範囲です。(^_^)
今年も色んな方に助言を戴いたり、資料を戴いたり、応援してもらったりで完成までこぎ着けられました。 ありがとうございました。(^_^)
私にとって平のYZRはこの赤のストロボストライプなんです。
その思い入れのあるマシンが形になったのは本当に嬉しいです。(^_^)
燃え尽きましたけどね。(^_^;)
最後はいつもの如くやっつけ仕事で仕上がりも荒くなってしまいましたが、完成してしまえばそれほど気にならないのもいつもの如く。(笑)
・・・とは言うものの、スクリーンの大きさだけはさすがに気になり、後日、作り直しました。
今年こそ間に合わない・・・と思いつつ、なんとか完成までこぎ着けられたのは、応援して下さった方々のおかげでもあります。
このストロボカラーのマシンに思い入れのある方も多いようで、本当にたくさんの方から応援を戴きました。
遅まきながら、お礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。(^_^)
今回はとにかくモテギに間に合わせたい一心で完成までこぎ着けましたが、他にもやってみたいと思うコトもたくさんありました。
フレーム等の主要部品は複製出来る環境で残してあるので、いつかアップグレード版を作ってみたいと思います。(^_^)


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