YAMAHA YZR500(OW70)

KENNY ROBERS

1983年にケニー・ロバーツが駆ったマシンです。
キットはタミヤ製「YAMAHA YZR500 平忠彦Ver.」を使用。
デカールはスタジオ27製のデカールを使用しています。

マールボロレッドは蛍光色を使用。
カウルのリベットは虫ピンに交換。

 

フロントディスクの放熱孔やフローティン部のピンなど開け直しています。
ナックル部分のリベットは洋白線で再現。
ハンドルグリップのワイヤリングを再現。

サイレンサーのリベットはメタルックで再現。

   

カウルの淵は薄く削り込んでいます。
 サイレンサーのエンドパイプも穴を開け直しています。

インナーフォークはメタルックを貼っています。
水温計の配線を追加。

ホースバンドをメタルックで再現。
YPVSのワイヤーを追加。
アクセルワイヤーも追加しています。
コンデンサのタイラップはデカールを細切りしたもので表現。

タンクの緩衝用ゴムを追加。

製作エピソード

 

ケニー・ロバーツが現役を引退してちょうど20周年にあたる2003年。
20周年記念のつもりで製作を開始したのですが、途中モデラーGPの参加やライダースクラブ誌を見てディテールアップ構想(妄想?笑)が入り、製作が止まってしまっていました。(^_^;)
元々、素組みでサラッと製作するつもりだったのですが、キットの金型が古いと言うこともあり、パーツのすり合わせや修正の応酬で、まるで改造してるような気分になっていました。(^_^;)

作品の方は軽いディテールアップを施しています。
カウルのリベット類のモールドは虫ピンに換装。
アッパーカウル先端もカウルの穴を埋めてカウルステーに虫ピンを挿すようにしました。
カウルの淵はそのままだとヤボったいので薄く削り込んでいます。
フロントブレーキディスクの穴と言う穴を全てピンバイスで開けました。
この作業が一番辛かった・・・。(^_^;)
その他にはYPVSの駆動用ワイヤーやアクセルワイヤー、水温計の配線などを追加。
フレームにはタンクの緩衝用ゴム板をつけたり、細かいところだとホースバンドの再現やタイラップの再現、シフト・ブレーキペダルの開口やサイレンサーのエンドパイプの加工などを施しています。

塗装はマールボロレッドにはモデラーズのマールボロレッド(すでに廃盤)を使用。
簡単そうに見える塗り分けですが、シートカウルのマスキングに苦戦しました。(^_^;)
あとチャンバーの色合いが少しおかしいかも・・・。(^_^;)

古いキットだけあって、それなりに面倒なことも多かったのですが、大掛かりな改修なしでも、完成してしまえばそれなりに見えるからタミヤってスゴイですね。(^_^)
次は木下恵司のマシンを作ろうと思っていますが、またあのすり合わせ地獄が待ってるかと思うと・・・。(^_^;)

 製作日誌で制作過程を紹介していますので、よろしければそちらもご覧下さい。

 

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