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この山は山脈展望台と言われる程に格好な場所にあり、幾つかのカールが見渡せる
山である。
国道274号線清水町から38号線に入り芽室町ハ千代、拓成から戸蔦別沿いの林道に入る。
支流のオピリネップ川出会いにの橋を過ぎた所にポストがあり、ここから左岸沿いに
4km位先まで車が入り土場になっていてキャンプも出来実質的に登山基地だ。 このコースは沢沿いの踏み跡を岩に付いたペンキや、木立のテープをたどって行くが 通常は沢靴ではなく登山靴でも充分だ。何度か対岸に渡りながら左岸沿いの踏み跡を たどり、尾根取付け手前で二股になり左股を渡るとテント場でその先が尾根の取付け だ。(1時間位) 尾根の取付からは笹薮のブッシュ状態で朝露があるとビショビショになる。 |
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だんだんとブッシュが薄くなると笹自体が無くなり、トドマツが目立ち樹林の様子も変わり
カエデや樺などの秋になると色付く木々が多くなり楽しみだ。
コースも所々直登するようになり、更に進んで行くと草地にダケカンバが目立ち歩きやすい
尾根道となり展望も少しずつ開けてくる。(2時間位)
この先はハイマツの尾根となって周囲の山々が見え出して来ると、頂上も段々と近くになって
きて、最後の登りに汗を拭き拭き登る事1時間位で、頂上は目の前に迫って来て沢から吹き上げて
来る風を受けると山頂に着く。(1時間) |
左から四番目の尖っている山が通称カムエクのカムイエクウチカウシ山で
左下が八ノ沢カール、右から三番目の赤茶けている窪みが九ノ沢カール、
その隣の山が春別岳。頂上から撮影10月10日