日高山脈・楽古岳・アポイ岳

 
  国道235号線幌別から236号線に入りメシュンベツ川沿いの橋の傍に楽古岳への標識があり 楽古山荘に。登山道へは来た道を一度戻り車止めまで。始めは沢沿いの道を行き、後半は急峻 な尾根道と日高山脈のお決まりの登山です。  コイボクシュメナシュンベツ沢出会いまでは 右岸高巻き状の道を行き、沢出会いからは沢沿いの踏み跡をたどり進むが、水量が少ないので 増水時以外は問題は内ない。

尾根取付けの上二股までは、私が訪れた時は丁度10月中旬秋の頃で、広葉樹が色付いて 綺麗な山だな・・と言う印象が今でも覚えている。(二股まで1時間位)
上二股には 「楽古岳登山道」の標識がありここからが本当の夏道登山となるが、この先水はない。

  初めの内はジグを切って登って行くが、段々と直登となり辛い登 りが続くが1150m辺りからは平坦になり周囲が開けてくる。 しかし直ぐに急な尾根になるがハイマツ等があらわれてくる頃には肩に出てくる。(1317m) そこからは北の方に日高の山脈が見えだしてくる。 また、ここからは頂上まではそんなにきつい登りはないが、さすがに日高の山は 左右に谷が深く切れ込んでいてる。

頂上までは細い尾根の稜線を辿りハイマツやナナカマドの中の登行で頂上は目の前だ。 頂上は360度開けたパノラマで日高山脈が太平洋に沈んで行くようだ。

登山時間・日帰り装備・・・登山口→上二股(1時間10分)→楽古岳(2時間40分)
下山・・・楽古岳→上二股(1時間50分)→登山口(1時間10分)

オロマップキャンプ場(7月〜8月)浦河町教育委員会 01462−2−3953
ピスカリ館(農林漁業実習館)宿泊・バンガロー п@01462−8−1104

    日高山脈で楽古岳より南にある山はアポイ岳で、この山は低い山だが固有名詞の花がある ことで有名な山で一度は訪れて見たいものだ。 もう一日の余裕があれば同じ235号線を襟裳岬の方に行って幌満のアポイ岳の登山口に出会う。 又はJR日高線様似駅からJRバスでアポイ登山口まで。
貸しバンガロー&キャンプ場がある。 アポイ岳・・日帰り装備・・・登り2時間40分・・・下山・・・1時間50分