![]() | 南署寒荘までの道路は、一部未舗装であるが車で問題なく行けて雨竜から30km弱です。 宿泊も出来、ただし火の使用は禁止だが添え付けのカマドか電磁調理器を使用 することになる。また、食堂・貸し毛布・キャンプ場(有料)があります。 管理棟で登山届をだして、他に一人200円の協力金が必要だ。これは強制ではないが 湿原の保護や木道整備の為に使われるもので、山を歩く者としては心良く出したいものだ。 最初は広い林道を歩きまもなく吊り橋を渡り川に沿って歩く事になるが、いきなり急登が 始まる。 しばらくして白竜の滝が見え、右に折れると滝壷に下りられる。この滝は36mの高 さがあり結構豪快な滝である。(30分) |
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滝壷に下りずに進むと小さな吊り橋があり、これを渡るとまた急登になるが 頑張って登ると湿原の台地に繋がる開けた景観になり、更に進むと湿原の入り口に なり大小様々な沼が見え出してくる。(1時間位) 湿原に出ると、植物が季節ごとに咲き変わります。6月はミズバショウ・エゾノリュウ キンカ、7月はチングルマ・ワタスゲ、水の中にはオゼコウホネ、8月はサワギキョウなどが 咲くが、ここ数年湿原が乾燥状態の為に花の数も減ってきて、 また沼の大きさ、数も少なくなって来たように思われる。私が6月24日、 NHKの天気予報は晴れの真っ赤の太陽印で沼を訪ねた時は、エッ!これが雨竜沼と 目を疑ったものです。地球の温暖化共関係しているのか、またはあまり大勢の登山客が 来て踏みならす事で植生が変わり、湿原自体が衰退しているのか、この辺の話になりますと 私如きでは分かりません |
がせめて、湿原に優しい接し方でまた訪れたいと考えています。湿原の木道はニ手に
分かれていますが行きと帰りで両方楽しめます。湿原の終わりから南署寒岳の登りになるが
しばらくすると展望台に着き湿原を一望できる。ここから更に進み湿原も小さく見える
1133m辺りからは南署寒岳も近くになりもう一踏ん張りで南署の頂上だ。(4時間位)
頂上からは署寒別岳が遠くに見え、大雪の山々は更に遠くに見える。また南署寒に登らずに、
一日かけて湿原の探索だけをゆっくり楽しむ人達も大勢いる。
写真はNHKの天気予報は晴れの真っ赤の太陽印で沼を訪ねた時の展望台の写真です |
南署寒荘 ・・・収容人数70人・・火の使用は禁止だが添え付けのカマドか電磁調理器を使用
、食堂・売店・貸し毛布・キャンプ場(有料) п@0125−77−2211