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札幌の町から南に位置する山で麓には支笏湖を懐き、山容は岩峰が突き出た姿で
かなり遠くからも見分けやすい山だ。
札幌から支笏湖行きのバスで行くかマイカーでは34kmで登山口に着くが駐車場が満車
になる事が多いが、支笏湖畔にキャンプ場があるのでこれを利用するのも楽しいものだ。
この山は冬季札幌オリンピックの滑降コースとしても使用されたように急峻な山で水場も
なく真夏の炎天下には厳しい登山となる。 |
ジグを切って行くと今度は
広葉樹林の斜面となり尚も段々と傾斜が強まりロープ場の登りとなるが、これを過ぎると
見晴台となり、見下ろすと支笏湖が見上げると火口を挟んで頂上が見える。(2時間30分位)
見晴台周辺の岩場を観察すると小さな高山植物が咲いている。
ここから頂上には火口を 囲む尾根を辿って行くが西側斜面の樹林が少なくなる頃にはエメラルドグリーンの オコタンペ湖も見え出して来る。 しかしここからは急斜面のトラバースと、頭上からの落石の心配もあり足元と頭上を 交互に見ながらの緊張する場所だ。 頂上の岩塔へは回りこんでから取付くが、岩登り状態のルートでここでも先登者の足元からの 落石の有無を見極めつつ慎重に登ると絶景の頂上が待っている。(3時間30分位)
写真は神秘な色のオコタンペ湖と遥か中央に蝦夷富士の羊蹄山。撮影10月10日
登山時間・日帰り装備・・・登山口→見晴台(2時間30分)→恵庭岳(1時間)
下山・・・恵庭岳→見晴台(40分)→登山口(2時間)
JR札幌駅〜支笏湖畔行き・・・北海道中央バス、恵庭岳登山口下車