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COMICS
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自宅の近くに、レンタルコミックの店ができたので、最近よく借りに行きます。
マンガ喫茶より安くつくのがいいです。 (マンガ喫茶は30分150〜180円で大体1冊読めますが、レンタルだと1冊80〜100円で2泊3日借りれますので)
買い込んだコミックで本棚があふれることもありませんし。
…と、思っていたのですが、ここに大きな誤算がありました。 つまり、買うより安い→あまり知らない作品にも手を出す→思いがけず面白い作品を見つける→思わず買ってしまう、という図式が成立してしまい、結局本棚は相変わらずあふれかえることになってしまっています。
そんなわけで、最近コミックを読む量が妙に増えています。 それらの中から、適当に紹介します。
といった感じです。
話としては、1、2巻辺りの、紅茶に関するウンチクを絡めたライトな感じの方が好きです。
一番好きなのは、2巻の「パパの紅茶」。
日本のほとんどの喫茶店(紅茶の専門店では無い、紅茶といえばメニューに「アイスティー」と「ホットティー」しかないような店)では、アイスティーにアールグレイを使っていて、そのせいで「アールグレイはホットで飲まない」という思い込みをしている人が割といる、というのを、この話で初めて知りました (実際、Niftyの「紅茶王子」の会議室で「アールグレイってホットで飲むかぁ?」と飲んだことも無いのに書いている奴がいて、それにカチンと来たのでこの話を書いたそうです)。
何でも、アールグレイというのは他の葉っぱに比べて香りがきつめで、確かに万人向けというのではないそうです。喫茶店で多く使われているのは、アイスにすると香りが弱くなって飲みやすくなるからというのと、他の葉っぱで起こりがちな白濁が起こりにくいため、業務用アイスティーとして無難だからというのが理由だそうです。また、ある小説で、「嫌いな客にはアールグレイをホットで出す」というくだりがあり、そのせいでずっとそうだと思い込んでいた人もいたそうですが、この小説が何かが分かりません。私も確かにそんな一節を読んだ記憶があるのですが…新井素子だったかも。 お茶くみのプロが出てくる「星へ行く船」シリーズのどれかだったかな? ご存知の方はお教え下さい。(^_^;
確かに、ホットにすると成分が変化して毒になる、とかいうならともかく、単に自分の好みだけで判断したことを他人に押し付るような事を言ったり、 あまつさえ飲んだことも無いくせに知った風なことを言ったりされたら嫌ですね。でも、そういうのも作品のネタにしてしまうところは、さすがプロの漫画家と思ってしまいます。
ちなみに、最近近所に紅茶専門の喫茶店ができているのを見つけました。一度アールグレイをホットで飲んでみたいものです。
残念なことに、最近はちょっとラブラブばなしの色が強くなりすぎているようで、ちょっと趣味から外れてきている感じです。(それでも面白いからいいですけど)
読むとやたらと紅茶が飲みたくなる作品です。
(1999.09.18.追記)江坂東洋ビルB2の喫茶に、アールグレイのホットがある事に最近気がつきまして、頼んでみました。確かに、「万人向け」ではないと思われる、ちょっとキツめの香りがしました(^^; 作中にあるように、ミルクを入れた方がいいかもしれません。
さて、この作品ですが、コミック以外のメディアとしては、CDが3枚とOVAが2本あります。CDは、2枚が以前放送されたラジオドラマをまとめて収録したもの、1枚が前2枚とOVAで使用された音楽のベスト盤になっています。OVAは、コミックの雰囲気をよく表わしたもので、環境ビデオみたいな感じです。忙しくて疲れた時に見ると、ほっとなごむような…。 ただ、主役のアルファさんの声が椎名へきるさんなのですが、結構違和感がありました、最初は。何か、コミックから想像しているのより高くて。 OVAを見てる間は何となくいけるのですが、CDで声だけ聞くと、どうもアルファさんの絵が浮かんでこないんですね。さて、CD,OVAともに、音楽を担当しているのがGONTITIなのですが、これはいいですね。OVAのライナーノートにある監督のインタビューで、「溶けそうになりますね」と表現されていますが、まさにそんな感じです。
DVD全盛の感がある昨今ですが、「ヨコハマ」もついにDVD化されました(2000年7月19日発売)。トータルで1時間ぐらいのものなので、音声はぜひともリニアPCMで収録していただきたいです。GONTITIの綺麗な音楽は、できるだけ高品質で聴きたいもので。あるいは、5.1chサラウンドで、吹き渡る風の音や静かな波の音を聴かせてくれるんでもいいですが。いずれにせよ、画も音もとことんこだわって作っていただきたいものです。
…と思っていたのですが、どうもそこまでのこだわりは無かったようです(;_;) 収録時間が60分しかないのに、片面一層で、音声もDOLBY DIGITAL STEREOのみとは…画も、心なしかザラザラしてるし、もしかしてコンポジットマスターなのかなぁ…なんでDVDのスペックをもっと生かそうとしないんだろう(ぶつぶつぶつ…)。
ところでこのDVD、一通り観たところ、画像がきちんと再生されない部分がありました。ほんの6、7秒ぐらいですが、画面が真っ黒になるんです。LD版ではきちんと映像が入っているところなので、不良品として買った店に出しました。店のプレイヤーでも同じ現象が出たので、ソフトと私のプレイヤーとの相性とかではなさそうです(そもそも、SONYのプレイヤーでSPEビジュアルワークス(こちらもSONY系のソフト会社です)のソフトをかけて相性が悪かったりしたらどうしようもないですね)。不幸にも他に在庫が無かったため、メーカー送りとなってしまいました。当分DVDでは観れません(;_;) まぁ、LDもあるのでいいんですが。今まで10枚以上のDVDソフトを買いましたが、こんなことは初めてでした。さて、どんな結果になるやら。
…で、結局不良品として交換されることになり、先日良品となって戻ってきました。早速確認したところ、きちんと修正されていました。ひそかに音声がリニアPCMになっていないかなーとか思ってたんですが、ここは変わっていませんでした。
主人公のアルファさんは、人間のように考え、暮らしていますが、実はロボットです。彼女のオーナーである初瀬野氏は、ある日自分の喫茶店をアルファにまかせて、ふらりと旅に出てしまいました。そのため、アルファさんは一人で喫茶店「カフェ・アルファ」をきりもりしながら、いつ帰るともしれないオーナーを待ち続けています。西の岬の端っこにある「カフェ・アルファ」にはお客さんは少ないですが、近所のガソリンスタンドのおじさんや、子供のタカヒロ、かつてアルファ型のロボットの開発に携わっていたらしい病院の先生、同じロボットのココネなど、色々な人がやってきます。