2005/04〜2005/05
雑 記
2005/06/27
先日、こども用品屋(というかおもちゃや)に行って買い物をしたら、レジで番組宣伝用の手提げ袋をもらいました。来月から始まるウルトラマンシリーズのものでしたが、それはいいとしてビックリしたのは、番組中に出てくるクルマ(往年のウルトラ警備隊のポインターやMATのコスモスポーツみたいな位置付けのクルマだと思われます)が、なんとアルファGTだということでした!ウルトラマンシリーズにアルファGT…。BMWやAUDIみたいにメジャーじゃないところに目をつけたんでしょうか。

怪獣もエレキングやバルタン星人なんかが描かれてましたが、復活するのかな?

ウチの子は今のところそういう”戦いもの””怪獣もの”に関心がないので、多分ほとんど見ないと思いますが、アルファGTだけは一度は見てみたいですね。

あの手の車なら、パキパキルックの155をベースにしたらポインターに次ぐ傑作車ができそうな気もします^^;。

2005/06/20
最近書く気が起こらないのは毎日の通勤運用のせい?毎日動かしているのはクルマに良さそうな気もしますが、砂を噛むような通勤運用では書くこともありません。というより書く気がおこらないんです。

来月、横浜に持って帰ってきます。そしたら少しは好きな場所も走る(だろう)からもうすこし155を中心に何か書く気が起こるかもしれません。…しかし、そもそもこの状況で2台になったとして155の方を使う機会があるのかという疑問も…。

などと言っているうちに、サイト開設から今日で5年が経ちました。

2005/05/25
お陰様で80000アクセス突破。

昨日、フランス人を155に乗せましたが、「日本では何km/hまで出せる?実際何km/hまで出したことがある?」的な質問。欧州の人達にとっては、例え中身がフィアットでもアルファロメオは速いクルマではなくてはいけないようですし、速く走らせるべきもののようです。もっとも第一声は「左ハンドルで、不便じゃないのか?」…そりゃきっと変に感じたことでしょう。これしか選べなかったんですけど^^;。

2005/05/17
アルファロメオデイも終わりましたね。今年は無理でした。なんだかんだ言っていろいろあって2001年以来、行ってないです。来年は?…でも今後は5人だし…もう155で家族での遠出は難しいかなぁ…。

さて、あと2ヶ月ぐらいしたら、車二台体制を必要としない生活になりそうです。背高車ブームでマンションの敷地内駐車場は3段式の下段は余剰気味なので、屋根(?)付き駐車場のもう一台分の確保は難しくなさそうですが、家族5人が(無理しないと)乗れない以上、155は完全に趣味のクルマになってしまいそうです…。風当たりが強くなりそう-_-;。

ただ、妻も307より155の方が好きみたいだからなんとか存続は許可されるでしょう^^;。でも、半年経ったプジョーって2000km強しか乗ってないんですよね〜。この生活環境で2台要るかっていうと絶対要らないことは確かです。

また、暇に任せて更新してきた(っていうほど更新してませんが←ネタ切れ)このサイトの更新もままならなくなるかも。気付いらHPのスタートからもうすぐで5年です。同じスタイルを維持している限りそろそろサイトの寿命でしょうか…。

2005/5/11
今年の3月19日から営業運転を開始した小田急の新型ロマンスカーVSEは、新聞、TVなどでも話題になっていましたので(特に関東近辺の方は)鉄道に興味がなくてもご存じの方は多いと思います。

なぜ唐突に小田急のロマンスカーの話題?とうとうネタに詰まって鉄道もこっち(?)に持ちこんだか…と思われるかもしれませんが、実はこのVSEと155は微妙に関連があることがわかりました。

VSEのデザインは建築関係の岡部氏という方にゆだれられたそうです。乗り物のデザインに建築畑のデザイナー?どこかで聞いたような話ですねぇ。そうです、ここの読者の方にはお馴染み(?)のティーポ2/3シャシの骨子を作り上げた、ピアノ氏も建築畑のデザイナーでした。なんだそれだけか…と思わないで下さい。岡部氏は実際にピアノ氏とともに仕事をし、ポンピドセンターの設計などにも参画されていた方のようです。それに留まらず、IDEAの創設時に関わりをもちティーポ2/3の原型となったフィアットの実験車VSSの開発にも関係を持った一人でもあったそうです。

初期ティーポ2/3シャシを持ち、IDEAデザインの155は、現在日本で辛うじて見ることができるクルマの中では、新型小田急ロマンスカーVSEにもっとも繋がりが深いクルマと言って良いですよね。

因みに、それとは特に関係はありませんがVSEの前面展望部の窓はカイマーノに共通した手法といって良いそうです。

どうです?VSEに乗ってみたくなってきましたよね^^;

2005/05/02
連休に入って、横浜に155も持って帰ってきました。みどりの日まで仕事だったので、世間での連休初日に上り高速+首都高を使って帰ってきたのですが、渋滞知らずの順調そのものでした。ETCも休日に使うと普及率がそれほど上がっていないことがわかります。

ETCといえば、マイレージに関して、前払い割引とどちらを選ぶか迷いますね。変なところで複雑な損得計算させないで素直に前払いにもマイレージをつけてくれれば良いのに…。「前払いが場合によっては損をする場合がある」なんて常識的に考えて変じゃありませんか?キャンペーン期間やポイントの有効期限などさまざま期限を設けたマイレージなんて、焦らせて「今、乗らなきゃ損」「いついつまでにあと何ポイントつけとかなきゃ損」的な感覚にするのは疑問です。不用不急ならクルマなんて乗らないのが世の中の為になることですから。

洗車をして、連休中の東京へ。首都高も空いていれば使えますね。307SWと比べると、エンジンの音が盛大に室内に入ってくるのがわかります。4000回転ぐらいを使いながら一人で乗っている分には非常に気持ち良いですが、人を乗せるなら307SWかな…。

2005/04/28
フィアットがいろいろ大変そうですね。でもアルファロメオが消えることはないでしょう。フィアットがどうなってしまっても、アルファロメオの名前の引き取り先がないとは思えませんから。

クルマメーカーの名称も結局だんだん、腕時計や一部のカメラの「ブランド」みたいになっていってしまうのかも知れませんね。

20年ほど前のDCブランド旋風を経験した世代としては、ブランドという言葉には非常に警戒心をもっています。これからは一層、記号に騙されることなく本質を見ぬく目を持たなくてはならないのかもしれません。

といいつつ155に乗ってます。アルファロメオなんてものは、155が出た時点でもうただの記号になってしまっていたのかもしれません。A&R11で比較されているBMWはもちろん今もってBMWだろうし、例えばフォードが入ったとはいえMAZDAもMAZDAだと思います。シトロエンも上手くプジョー化されて、BX、XM、XANTIAと確実にシトロエンを継承しつつ進化してきたと思います。C5は「?」でしたが、C6はCX風で良いです(CX意識がミエミエというのもなんですが)。

MAZDAとシトロエンを例に出したのは、非常にわかりやすい伝家の宝刀を持っていてくれてるからです。極端ですがMAZDAならその伝家の宝刀に初代ロードスターで提示した無駄を削いだスポーツカー要素を入れてやれば、確かにMAZDAだと思えます。だからRX-8には共感できました。アテンザやアクセラには正直特に何も感じません。シトロエンは、伝家の宝刀に実用性+「未来的でカッコイイ」と「ちょっと変?」が微妙にバランスしたスタイリング(更にルーフを後方に向って下げてやるとなおさら)があればあぁシトロエンが生きているという気になれます。ま、結局わかり易いものでないと私は判断できないんですね。

フィアット化された時点で根無し草になって久しいアルファロメオがアルファロメオであるためには何があればいいのでしょうね。でも、良く考えたらそもそも155以外のアルファロメオになんてまともに乗ったこともないので、私にわかるわけがありません。

155に人に乗ってもらうのは苦手です。「アルファロメオ、初めて乗りました〜」とか言わないで欲しい^^;。これがアルファロメオなのか否か8年乗ってる私も知りませんので。自分の頭の中にはアルファ≒ジュリアクーペがあって、155はそれとは多分全然違うから、アルファロメオだって言われるのが苦手なんですね、きっと。「V6の音がイイね」とか具体的に言ってもらえれば、「アルファだもん!」って胸張って言えるんでしょうけどね!

シャシを共通化しただけで、叩かれた155でしたが、シャシはおろかエンジンも工場もアルファロメオの実体がなくなりつつあり、名前だけが一人歩きし始めようとしています。

アルファロメオはマニュファクチュア名なんでしょうか?ブランド名なんでしょうか?

クルマの白物家電化回避のため(かどうか知りませんが)ブランドを買い漁りDNAだのアイデンティティだの言ってブランドで売る戦法を売り手側がとってくるなら、買い手側は一歩先をいってブランドに拘らず気に入った「個」を買うようにしていきたいですね。

2005/04/22
ここ15年から20年ほどですっかり価値を失ってしまった言葉に、DOHCあるいはTWINCAMがありますね。かつては、誇らしげに車体側面のステッカーやリアのエンブレムに書かれていたこの言葉を誇示するクルマなどほとんどありません。

ホンダのNSXが試作段階でSOHC(ホンダはZCという実用DOHCを作る傍らSOHC4弁にも執心してましたね)で発表された後に量産までにDOHCに換装された頃で、既に「スポーツエンジンならばDOHC」でなければならない時代になっていて、さらにそれから15年ほどで「そこそこのグレードのエンジンならばDOHC」になってますね。

カム一本を作るのがさほど大変ではなくなったことが要因でしょう。カムさえ安く手に入れば複雑な動弁系を駆使して1本のカムで吸排気両バルブを駆動する必要もないですよね。

そうなると、却って複雑な動弁系をもった、SOHCに価値があるような錯覚に…^^;。155がアルファV6総DOHC(QOHC?)化される前のクルマで良かったです。というのは良くいわれるように4バルブバージョンよりフィーリングが良い云々ではなく、、排気直動、吸気ロッカーアーム駆動の妙な動弁機構が、どこにでもあるような当たり前のDOHC4バルブよりなんとなく価値があるとような(ないような…)と、こんなエンジンもう二度と出てこないであろうということと…。

こんなこと書くのは、静かで穏やかなファミリーカーに積まれたこの↓エンジン、DOHCなんですよね。世界初のDOHCメーカーがこういう使い方してますからもはやスポーツ寄りのエンジンではないですね。

かつては、スポーツエンジンとされたDOHCですが、どうみても、アイドリングでも存在を訴えて来る155のSOHCV6の方がスポーツエンジンです。

MT+SOHCのスポーツセダン。やはり155V6に替わるクルマはもう出てきませんね。

2005/04/13
周知の通り一月前のジュネーブショウでの発表によると、次の名前は159ですね。

ティーポ2/3兄弟の実用車155から次の代の156で後席居住性やトランク容量がカットされたかと思っていたら2代も経つとご覧の通り完全に実用性ゼロのクルマになったようです。あれ?これじゃなかったっけ?

と、バカな話はいいとして禁断の159を使ってきましたね。155の名も当初158だか159にしようとしたけど、「レーシングカーでも売る気なのか?」という声で、158、159はやめて155になったという話をどこかで読んでどこかに書いた気がします(15Xはフィアットに吸収される前の75後継車のプロジェクト名154からという話もありますので、なんとも言えません)。…で、その結果、何故15「5」にしたのかわかりませんが…(単にゾロ目だから?)。

かつてのレーシングカー、創業経年、その年代まで生き延びて欲しい願望、エンジンのシリンダー数、等々数字だけのアルファの車名にはなんかしらの意味をもったものばかりだったのに、さして意味のない数字を名乗ったパイオニアは155だったのではないでしょうか?その後、145、146、156、166、147を巻き添えにしていますね。ここにきて159という由緒ある名を名乗るクルマが出るに際し、「なんとなくゴロがいいから」でついた(と思われる)155という数字を基準に車格やら新旧の関係やらから派生し命名され巻き添えにされた5車種になんとなく「ごめんなさい」です^^;。

159が156のイメージを引き継いでいることから、「156=大成功車、155=?そんなクルマあったっけ?」という評価はほぼ確定(?)ですが、幸いDTM、BTCCなどの栄光を持つ「155」は、いずれ失敗作のほとぼりが冷めたころ(20-30年後?)「かつてツーリングカーレースで大活躍したクルマの車名」ということで再利用されるかもしれませんね。「155」自体が使いまわしではなくオリジナルであることからも、その可能性を秘めていると言ってもいいのでは?