2004/01〜2004/03
雑 記
2004/03/31
先日、修理完了後またタイヤ交換後はじめて中距離走行をしました。往復200km程の行程で、約10kmのほぼ直線で風の影響を受けない区間を含んでました。わけあって(わけなくても当然そうすべきですが…)完全遵法速度で、外乱の影響をほとんど受けない直線区間は80km/h定速で走ってましたが、特に不具合やハンドルに不自然さも感じることなく正常に走ってくれたのでひとまずほっとしてます。

この、トンネルと橋で構成された道路はETC無線通過による割引など道路とシステムの負け組み同士こコラボで必死に利用率を上げようと努力をしてました。これには同情すらしました。しましたが、そこでス○○○○反の取○りを行っているのには…。そりゃぁスピード出すのは危ないかもしれませんけど、トンネルの路肩に止める方がもっと危ないんじゃないの?とか、期待したほど利用されない道路を大枚はたいて利用してくれた大切なお客様である市民を公の権力でいじめるのはどうかと…などと思いながらとことこと80km/hで脇を通過しました。その10分ほど前、海ほ○るから、本線に入る進入路の路肩にハザードだけつけて止まっている車がいて「夜、あんなところに止めてあぶないなぁ」と思って横を通過するとき見たら白と黒の車でした。その後、80km/hでとことこ走っていた私は、単独でなおかつ赤い光も音も出してないその車に猛スピードで抜かれたんですけどね。その先で上に書いたようなことになっていました。こんなんで、いいのか?

2004/03/15
土曜日は朝から某所へタイヤを引き取りに行き、午後は法事。日曜は午前中にタイヤ交換をしに行き、午後はマツダ車のリコール対応でディーラーへ…とあまり155にゆっくり乗る暇がありませんでした。ちょこちょこと近場で距離は稼いでますが。合間をみてエンジンルームの点検。

エンジンはそのまま使ってますが、その他の部品はかなり換わってます。…で、多分そうなっているだろうなぁと思ってたことがあるんですが、この画像見て気付いた方いらっしゃいますか?

そうなんです、「くりぬき」があります。55000番台ぐらいからV6にも「くりぬき有り」がちらほら見受けられるようなので、155の最終のころには既に「くりぬき有り」のパーツしかなかったのかなと思っていましたが、今回、今新品で取ると「くりぬき有り」がくることがわかったのでその公算が高くなりました。実物を目の前にすると結構大きい穴なのでやはりQ4用ヘッドライトバルブ交換が目的なのかな?実際手が入るかどうか今度試してみます。

というわけで、55000番台ぐらいより前の155V6で「くりぬき有り」の前梁を持っている場合は交換されている可能性が高いですので中古車を購入する際の参考になさってください。でもあくまでも考察で絶対ではありませんので…。

ありとあらゆる部品が換わっているのですが、今回バッテリーも交換されてきました。新車時搭載のものを交換以来二度と載ることはないと思われたアルファ純正です^^;。しかも明細に入ってない…予算絞ってもらったからサービス(?)だったのか?

さて冒頭に書いた通りタイヤを交換しました。因みにオートバッ●スで持ちこみ交換を依頼したところ、持ちこむタイヤがリムに組まれていない新品であることを確認され205/45R16で\2000×4×1.05(組替+バランス)+250×4(廃タイヤ処理)で\9400でした。ご参考まで。流石にタイヤ購入と同時ではないと割高ですが、予想の範囲内だったし、近場で交通費もかからないので、うろうろ探しているより得策だと思いそのオート●ックスで頼みました。

2004/03/10
東京モーターショウでも展示され注目を集めているアルファGT。雑誌の記事等では絶賛なものが多いですが、ショウで実車を見たときからピンとくるものがありませんでした。既存のパーツを最大限に生かして流麗なクーペボディを表現したということは造り手側から明らかにされていますが、ボンネットはまんま147のもの?フロントフェンダーも147?ここまで共通にすると147のクーペですね。素直にそう呼べばいいんですが…。Aピラー角度が明らかに違うのでフェンダーは専用品かと錯覚しますが、よく見るとフェンダーがピラーに繋がる部分ととピラーとで角度が違います。ドアミラーの付け根を境に屈曲してますね。これは「巧みに利用した」と呼ぶのか「共通化のアラ」と呼ぶのか。

そもそもベルトーネが既存部品を生かしたクーペをデザインし、アルファ(フィアット)に売りこみいったところ、開発費もほとんどかからない(し、その上できたクルマには高い値付けができそうな?)このプロポーザルにアルファも食指を動かしたということのようです。ベルトーネとしては、このプロジェクトを成功させGTを自社工場で生産し工場の稼動率も上げようという目論みだったようですが、最後の最後に生産はアルファ(フィアット)とされ結局ベルトーネはうまみの出る”生産”の部分は持っていかれた結果になった…というような記事も見ました。

結局誰のためのクルマだったのでしょうね。歴史的にはシャシに流麗なボディを架装するカロッツェリアが、その命ともいえるボディパネルに既存の量産車のパーツをふんだんに使ったデザインを売り込みにいったのは、プロジェクトにGOサインを出させやすくするためと、そうなった暁には生産は自分達でやるという前提のもと量産の問題が生じないようにとの下心があったと穿った見方をしてしまいます。でもカーメーカーの方が一枚上手でこの程度なら外注しなくても作れると判断してしまったのでしょうね。

そんなカロッツェリアとモータースの駆け引きの末の産物…なんてことを感じてしまうのは、高くて絶対買えないから?こんなこと発売前にしか書けない^^;。147とのボンネット・フェンダーの共通も写真見てそうかなと思っただけで実際はわかりませんので念の為。意外と実車をじっくり見るといいのかも(ってフォローになってない?)

自分でデザインして自分で作る気ならデルタベースのイエナぐらいのことをやってもらいたいです。まぁそんなことしてると会社自体がやばくなるんでしょうが。

2004/03/08
一時は完全に廃車を覚悟したクルマが戻ってきました。

この角度から見えるフロント部分のパーツはかなり交換されています。ボンネットも替わってます。

車検を通すにあたっては、ラジエタからの水漏れが確認されこれも交換しています。事故修理完了直後の発覚だったので流石にそれなりに便宜を図ってもらいました。

走りに関しては20km程度しか走ってませんが、事故前とそれほど大差ないと思います。まぁ7年落ち58000kmのそれです。画像後ろの最新の国産車と較べるのは酷か…。

フロントセクションはかなり手が入りましたが、左側はフェンダーを含めフェンダー以降、右はドア以降は使えましたし、エンジンルームもフロント寄りの補機類は全滅でしたがエンジンそのものは生きていたし、そう考えるとまだ十分走れたこととも合わせて捨ててしまわなくて良かったと思います。掛かった額は記憶から抹消しますが^^;。

2004/03/03
本日、おかげさまで50000アクセスに達しました。10000以来のひとつの区切りを超えた感じです。また155を手放さずに50000を迎えられてヨカッタと思っております。

今後ともよろしくお願いいたします。

2004/03/01
一時は三途の河を渡りかけた155でしたが、コストパフォーマンスを計算できないオーナーの執念(バカさ加減?)によってここまで辿りつきました↓

こちら側がGOAボディの体当たりを受けて大破した右側です。あのクルマがここまで直るのだから大したものです。中古車を買うときは信頼のあるお店で買うことを強くお勧めしたくなりました。幾ばくかの部品代と相当の工賃が掛かっているとはいえ元は保険会社も見放した全損車(詳細に調べなくても修復は現実的ではないと即判断できる「一目全損」とまで言われた。)ですから…。フレーム修正をかけているので走りはどうかわかりませんが、とりあえず走ってくれれば…。

今回は大きいのから小さいのまで、結構な種類の部品代が判明しましたので、また一覧に追加します。

というわけで外科手術は終わりましたが手術中に車検が切れたので社会復帰に向けてリハビリです。外科手術と一緒に油・水・ガスの総取り替えは終わってますが、リハビリ中の内科検診でも幾らかかかりそう…。あと1、2週間で手元に戻ってくるでしょう。帰ってきたらタイヤを交換する予定です。

そうこうしているうちにお蔭様でもうすぐ50000アクセスです。

2004/02/24
北海道からは帰ってきましたが、155は一向に帰ってくる気配はありません(--;)
短い北海道滞在期間のなか前述の士別のほか旭川駅から空港に向かうバスの中、市内でもナローの8VかQ4かを見ました。FF(またはAWD)であるからご当地では、以外とBやMなんかより実用に適しているのかもしれませんね(実状はよくわかっていないので想像ですが…)。

クルマは帰ってきませんが、おかげさまでアクセス数は上がってます。クルマが帰ってきたらHEX OFF 3でもやろうかと思いますのでそのときはよろしくお願いします。タイミングが合えばまた、某誌Sさんにも来ていただけるかもしれませんので。頭の中での構想では奇数回はV6限定でいこうかな…と思ってます。今のところ空論ですので具体化するにはY。氏にも相談しなきゃ(でも今いろいろ忙しいんだろうな^^;)。まぁいずれにせよまだ先です。クルマが無いことにはどうしようもない…。

2004/02/19
北の国から…
何故か今、

というところにいます。めちゃくちゃ寒いです。良く晴れて気持ちは良いのですが、日は十分差しているのに昼間っから−5℃…。昨日は「雪だ〜」とはしゃしいで外を出歩いていましたが暖地仕様の私は、今日はもういいです…。っていいながら仕事は−15℃ぐらいになる夜中するんですけどね(-_-;)。

と、なんでこんな近況報告しているかというと昼間暇だからというのもありますが、実は昨日士別の駅の近くで155を見たので嬉しくなって書いてます。旭川ナンバーだったのできっと地元の方だと思いますが、赤の16Vでした(確か…)。オーナーの方にしてみれば、至極日常的なことだとは思いますが、遠くからやってきた者としてはこの厳寒の地の真冬でも元気に走っている155を見られるたなんてなんだかすごく嬉しかったです。

というわけで、(どういうわけ?)一週間ほどまえ久しぶりにV6仕様のアンケートを頂いておりますが、アップまでしばらくお待ち下さい。

この前の日曜日A&Rのイベントで、某書店に行ってきました。155でいらした方もいらっしゃったようですが、残念ながら私は気付きませんでした。156、147の方が多かったようですね。いろいろ物を頂いて、最後にみんなで写真を撮ってもらいました。…で、その前にオーナーとクルマを一緒に撮ってもらったりもしました…って「お前は何で行ったのか?」ってお思いですよね。そうなんですよ、まさかこんな展開になるとは思っていなかったので、マツダ車で行ったのでマツダ車と一緒に写真撮ってもらいました。しかもアルファのイベントだからと思って洗車もしてない汚いマツダ車と…。前代未聞8と一緒にA&Rに載るのか!?それとも没かな〜^^;。

で、A&Rの編集長さんに8についてT●po本誌用に取材も受けてしまいました…妻(と子(?))が^^;。こっちはTi●o本誌で取り上げてもらえるかもしれないこともないこともないかもしれない…そうです。

2004/02/05
1月はじめから修理を開始した155ですが、約一ヶ月経ちディーラーから中間報告がありました。それによりますと、現在フレームの修復が終わり、降ろしていたエンジンを載せるところということです。フェンダーその他はこれからということでまだしばらくかかりそう。

そうこうしているうちに車検が切れましたので、栄光の(?)「1」番は7年間で終わりました。

車検という観点で見るとオイル漏れも確認できる(どかから???)そうなのでこれはこれで怖いです。

一度は無くなったと諦めた車です。まぁゆっくり気長に待つことにします。今月中か来月か…。

2004/01/21
ティーポ別冊ALFA&ROMEOのVOL.6が先週から発売になっていますね。縁あってVOL.2にはサンプル車として載せていただいたり、VOL.4にはオフの様子を紹介していただいたりと、いろいろ思い出深いムック本です。今回は155を廃車にする寸前で踏みとどまったあと、というタイミングで手にしました。

中を見ると思いもかけなかった155記事のレギュラー化と、生死の境をさまよったウチの155の元気なころの顔(とエンジン)の嬉しい再掲載。つくづく廃車にしなくて良かったと思いました。記事の文中に「なんでそんなに155がいいのか」という下りがありましたが、正にそう思います。なんで、あんな大枚叩いてまでまた直しちゃったんだろうと…。

「あの」155に思い入れがあったからかもしれないし、希少車でもなく直す価値がないという理由だけでまだ走れる状態に復帰可能な155を1台ジャンクヤード送りにしたくなかったからかもしれません。

救う合理的な理由なんてないですよね。アルファに乗りたければ今では155よりよっぽどクルマとして出来の良い車種はいくらでも選べるし、これからも出てきそうな気配だし…。運転して楽しいクルマならロータリーの4ドア車の方が楽しい気もするし…。でもやっぱり155には近くにいてほしかったようです。

「なんでそんなに155がいいのか」…なんででしょうね。でもそう思っている方々が少なくないことは確かなことのようです。

A&R6を買いに書店に行って車雑誌コーナーで探していると、息子が「あ、あるふぁめーおの本だよ」と見つけてくれました。文字の認識は不可能ですが、盾とエンブレムがついていれば認識可能なので、そあたりでわかったのか…ぐらいに思っていましたが、よく考えたら表紙のイラスト「赤い155」は彼にとっての「アルファロメオそのもの」でした。

「VOL2を最後にあまり155扱ってなかったからなぁ」と感じている155オーナーの方も是非買ってみてください。

2004/01/13
気分転換にミニカーの話題でも。以前同じ会社で働いていた同僚の年賀状からの情報(?)です。

当時、麹町で働いていた我々は近くにできたミニカーショップにたまに行っていました。MBファンだった彼は通ううちにDTMの190だったかCだったかの1/18モデルを先ず買いました。その後、ライバルとして155も買っておこうということになり買いました。まだ私は155に乗る前でしたが、どちらかというとラテン車ファン(BXに乗ってました)だった私は「MBはそっちだけど155はこっちの領域だぞぉ^^;」などと言ってましたが結局、私は買いませんでした。

で、彼は転職し、その後私も転職してしまい、お互いにまったく違う業界で働くようになり、なかなか直接会う機会もなくなってきました。

年月が経ち、155DTM・ITC1/18モデルはミニチャンプス製ですら価格高騰するようになってきましたが、ふと気になたのは、「ヤツが買ったのは京商製じゃなかったか?平河町の店も京商のアンテナショップだったし、価格もミニチャンプス製より高いレンジだった気がするし…」という疑問。そこで、何年か前の年賀状に「DTM155って京商製?」と問いを投げかけておきました。

そんなことも忘れかけた今年の年賀状に「DTM155は京商製」というコメントが添えられてきたではありませんか!やっぱり京商製の1/18DTM155はあったんだ〜!

現物をもう一度見せてもらわないと、なんとも言えませんが多分間違いないでしょう。今度あらためて見せてもらおうかなぁ。なかなかその存在が確認できなかったのですが、「京商のDTM155なら持ってるよ!」という方、他にいらっしゃいます?

2004/01/11
今更ですが、あけましておめでとうございます。
ごたごたで書いていませんでしたが、昨年12月28日に45000アクセスを突破しました。車がなくなっても見捨てずにいてくださった皆様のお陰です。

今、「車がなくなったと」書きましたが、年が明けて状況が変わりました。

正月休みも終わり世の中が動き出したところで重い腰を上げて泣く泣く廃車にする手続きを開始しなければなぁと思っていた昨今、一ヶ月も車を預けている(おきっぱなしにしている)ディーラーから電話があり連絡欲しい旨伝言あり。「あぁ、やばいな、いつまでも置いとく訳にはいかないから週末にでも廃車手続きに行かなきゃな」と思って電話をし直したところ、「どうします?直します?」と、いう意外な提案。

実はもう完全に諦めていたのですが、こちらに入って来る額と照らし合わせそれ以内に納めるのは無理にしてもなんとかあまり出ない額で直すとのこと。私が事故当初から言い続けている直せるものなら直したいという希望を純粋に前向きに検討してくれたのでしょうか?それとも、私があの車に(異常な)思い入れのあることと、現金が手に入っても今の新車を買う気はまったくないことを知っているディーラーとしてはドライな見方をすれば、この状況では、損にならない限り直す方向にもっていくのが得策と考えたのでしょうか?

いずれにせよ、全損扱いにして早期解決を図りたがっていた方面の方はその希望が叶い土俵から降りた今、真剣に「直す」という無謀な方向に軌道が修正されました。

現在、かなり状態が良い同年式の最高値のリミテッドが買えるであろう総予算をつぎ込んで、6万km近いただのV6を直す馬鹿もいないでしょうが、馬鹿になることにしました。

クルマ自体が持たないのなら諦めますが、今この状況、この条件ではどうしても見捨てることができなくなってしまいました。常識的な判断を狂わせる車です。唯一冷静な見方で正当な理由を見つけるとするならば、「おそらく部品の8割〜9割は正常なキカイを直せるのに捨ててしますのは勿体無い」…ということぐらい…。

かなり「やっちゃったかな?」と思いこれはこれで悩んでいましたが皆様からの賛同のメールもいただき、勇気付けられています。ありがとうございます。