KGW 9/20編〜

2.開会式まで
 開場は定刻どおり9:30。受付で500円を払い、冊子と用紙2枚を貰って中へ。紙の一枚は卓分け用紙、もう一枚はアンケート用紙である。9:40にスタッフよりマイクで、手元の卓分け用紙を10時までに記入せよとのアナウンス。記入方法などについては特に説明無し。その後も飲食、喫煙、その他の会場利用上の説明は口頭では無し(一応冊子には書いてあるので、読む人は読むだろうというスタンスか)。

 さて、卓希望用紙に記入せよ、とのことなので眺めたところ…、まずはボドゲ、TRPGのどちらを希望するか選択。まぁ、TRPGの気分なのでそっちに○。TRPG欄にはルール名が幾つか並んでおり、第一希望、第二希望、及び拒否の欄というのを選んで記入する方式だった。ルールごとに一卓づつか? と戸惑いつつ、冊子を先にチェック。
 冊子はA5サイズのコピー綴じで、挨拶文、タイムスケジュール、卓紹介とサークル告知という、オーソドックスなスタイル。ただ、ボードゲームがTRPGと併記で書かれていたのが珍しかったかも。飲酒、喫煙については注意書きにて禁止。昼食を会場内で摂って構わないのか否かの記述は冊子にはなかったようだった。会場利用の注意、施設利用の際の最小限の注意事項は話して欲しかったところ。

 冊子にはシナリオの紹介がGMごとに8つ並んでいた。内訳は、トップにマニアックにも阿修羅ファンタジー、以後、ガンドッグ1、アリアンロッド3、ナイトウィザード1、ソードワールド1、ビーストバインドの未発売ルール1。それに、ゲストの三方の卓を加えて12卓ということのようだった。ゲスト卓についてはシナリオの方向性などは紹介がなく、扱うルール名、及び先日にプレイしたシナリオゆえ、先に参加している場合は遠慮願いたいという点に関してだけマイクアナウンスで情報が入る。鈴吹氏が病欠のきくたけ氏の代理らしくアリアンロッド、矢野氏、欠員補充?の李氏がビーストバインドの新作ということだった。
 さて、冊子記載の中にはアリアンロッドなど、複数卓があるルールもあるのだが、希望用紙には卓Noを書く欄はない。ルールを記入しても、望んだGMの卓にいけるかどうかは運次第でこちらの意図は反映しないのだな…と理解。

 はじめて見る方式だったので、ちょっと考察。まぁ、メリットとしては卓決めがはやくなるということか…? この人数だと、人数はSTCP並だから、それよりも早くないとメリットにならない。TRPG歴とかの配慮要素も記入欄にはないし15分以内ではさばけるはず(実際は不明。ゲストのトーク時間の30分以内に終わっていたのは確かである)。デメリットは、通常の記名方式以上に客が卓を直接選べないこと。による不満だろう。どの卓に客が行っても満足して返せるというような自信がないとできない方法だ。あと、GMも客が『ルール名に対してオーソドックスに期待しているだろうシナリオ』の方向性以外では用意できないという欠点も。例えば、天羅のルールを使って富野アニメ風味の世界観とかは、この形式だとありえなさそうだが、卓ごとに希望を取る形式だと十分やることができる。私的にはメリット<<デメリットな印象。

 …と、この時はそう思ったのだが。

 とりあえずアリアンロッド、ビーストバインドの新作2つを第一、第二に記入し、拒否するルールはなしにして提出に行く。で、ここでハプニング。提出しに会場の前の方に行ったところ、希望卓ごとに卓希望用紙を置く場所が分かれていたのだ。ルールのみで振り分けかと思い、希望卓Noなどノーチェックだった私はあわてて席に舞い戻り、冊子を確認。3秒ほどの熟慮の末、本人の卓紹介を文面でしか見れない以上、一番私が重きを置く雰囲気を知る術無し、と判断し、アリアンロッドの中で一番人気卓に置くことに。…まぁ、ゲストの鈴吹氏のところだったわけだが。後で聞くに、どうも倍率4倍くらいの難関だったようだ。
 上のように考えるアホも一見客にはいるわけで、卓分けの方式については、方法告知>記入>回収の方が親切だと思う。

 何かトラブルがあったのか、5分遅れの10:05になって卓分け用紙回収終了、及び代表氏?よりの挨拶。特に自己紹介がなかったので代表だったかどうかは不明。語りには慣れていないようで、始終つかえたりしていた。挨拶で一生懸命なのは良いのだが、前述のような必要事項だけは告知をしてくれるとありがたかった。それと、『何かあったらスタッフに』とのことだったが、スタッフが腕章やバッジなどつけているわけではなかったので一見の私にはどの方がそうなのか不明。次回以降の改善に期待したい。
 また、些細なことだが、代表氏に関しては裏表紙と冊子内でHN表記と本名表記が混ざり、更にHN=本名との記述もなかった。冊子を見て問い合わせる際はちと混乱すると思う。

 10:05よりFEARのゲストからのトーク。卓分け処理の間にゲストに宣伝などしてもらう時間、ということだった模様。トーク内容については、宣伝半分、業界の内輪話半分、くらいだが割愛。こちらも開会式同様に5分遅れで35分に終了。ついで卓分けの発表になった。卓分け用紙には番号があり、名前も記入するという形だったのだが、発表時に名字を読めずに手間取るのが複数回。おそらく、次回からはカタカナ表記などをお願いすると手早いかも。  


3.閉会式〜帰宅
 さて、私は4倍の難関を勝ち抜いてしまい、見事鈴吹氏の卓へ。実は私の苦手な二大国産ゲーム、N◎VAとブレカナのデザイナーさんなので、少しびびりつつ遊ぶも、大変楽しい一日だった。その辺は後述。 とりあえず、ゲームの終了時刻が16:30に伸びる旨のアナウンスが途中で入ったのだが、FEARの面々は16時に全員終わっていたのが流石イベント慣れしていると思った。

 実際のゲーム終了告知は16:40。何が原因かは不明だが、この時点でタイムスケジュールからは40分遅れであった。17:20まではFEARの皆様のトークとQ&Aで、コンベ内容とは関係ないので割愛。実際の閉会式はそこからで、まず抽選会とのことで主催側が用意した商品が、ランダムっぽく誰かにプレゼントされていた。閉会の挨拶自体は1分もかからないものだったのだが、終わった時刻は実に18:30。タイムスケジュールにある16:45という予定閉場時刻とは大幅にずれている模様だが…、若年層などは大丈夫だったのだろうか。

 その後に懇親会があるとのことだったのだが、卓分け用紙内で出欠を取っていたのでコンベの一部扱いかな…、と思い、出席を希望。しかし、冊子に地図があるわけでもなく、場所がわからない。ぼけーっとエレベーターホールで何かのアナウンスを待っていたところ、とりあえず会場を出て下にいろ、との指示が。でも従って下りると誰もいなかったり。しばらーく寒空の下で待っていたところ、スタッフ諸氏が出てくる…が、どうもゲスト三方の見送りっぽい。一応、どうしたらいいのか聞いてみたところ、誰かを探してついて行って下さいとスタッフに言われ、めんどくさくなったのでパス。一見には誰が二次会に出て行って誰が行かないかなど知るすべもないわけで、出てくるそれっぽい人に全員声をかけて回れということなのだろうか? 多分、最初に会場を出て下で集合と言ったスタッフと、後で私が聞いたスタッフの間に齟齬があったのだろう。出席に○をつけていたのに出なかった奴がいたせいで会費が足りなかった、という事があれば連絡希望。当方卓分け用紙番号18番也…と私信風味で。