会長あいさつ

特別活動には、感動がある!
 
む ら か み  あ き お 
第31代会長 村上 昭夫
  
 「特別活動には、感動がある!」私は強く心に感じています。特別活動での学びを通して、児童が、生徒が、教職員が、地域の方々がそれぞれに感動する教育活動だと実感しています。

 今年度、持田裕代先生より引継ぎを受け、本会の会長を務めさせていただくことになりました村上 昭夫(むらかみ あきお)です。昨年度は事務局長として全国の皆様にお世話になりました。心より感謝申し上げます。私は、本会62年の歩みの半分近くの期間をご一緒させていただいています。この間、特別活動の実践、研究を通して多くの感動体験をして参りました。

 さて、全国特別活動研究会は、全国の小・中・高等学校の三つの校種の先生方が「特別活動」を通して共に学び合える貴重な場です。小学校で育てた資質・能力を、中学校が、そして高等学校がどう伸ばしていくのか、伸ばしていけばいいのか。中学校や高等学校に進学するまでにどのような資質・能力をどのように育てていけばいいのか。その他系統的な指導について具体的に学ぶことができます。

 時すでに小・中学校の新学習指導要領が告示されてから1年がたち、本年度から実施されています。高等学校の新学習指導要領も、この3月に告示されたところです。小学校から高等学校まで、「人間関係形成」、「社会参画」、「自己実現」の3つの視点を踏まえ、集団や社会の形成者としての見方・考え方を働かせ、様々な集団活動に自主的、実践的に取り組み、互いのよさや可能性を発揮しながら集団や自己の生活上の課題を解決することを通して資質・能力を育成することが示されています。まさに、「全特活」での研究の必要性、重要性を示すものと考えます。

今年度、第62回全国特別活動研究協議大会は東京で開催いたします。全国から集まった先生方と熱い協議ができることを楽しみにしています。本当に楽しいです!ここに多くの「感動」が生まれるはずです。全国の皆さんの多くのご参会をお願いいたします!


〈2017年度挨拶〉

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