私のゲーム製作の歴史2


7年ほど前、Windows3.1が世間で騒がれていることを耳にし、初のWindowsパソコンを購入した。
Windows というものが何なのか全くわからなかった。そして、おもむろに書店に向かい Windows関連のコーナーに立ち止まった。私の目が売り場の本棚に釘付けになった。
「Visual Basic」という言語を使えば、Windows上で動くアプリケーションが作れることを知った。早速 Visual Basic 4 を購入し、ひたすら参考書をにらみながらプログラミングに励んだ。

これは面白い。簡単な実用ソフトをいろいろ作ってみた。そうこうしているうちに、自分のマシンのOSがWindows95となった。
当サイトにて紹介している「POKER」はVBによる自作ゲームの1つである。
私のゲーム製作魂が再び蘇った。

「PC8801 で実現できなかったRPG製作を実現してみせる!」と、意気込んでゲーム製作に取り掛かった。 しかし、再び大きな壁にぶち当たった。処理速度の問題である。C言語をとことん避けてきた私は、何が何でも VB でゲームを完成させてやると決心していた。

「API : Application Programming Interface」の使用である。VBでもAPIを使えば、画像の高速転送が出来ることを知った。試行錯誤の日々が続いた。
ものすごい転送速度である。VBでここまでのことが出来るということに驚きを隠せなかった。
その後、1年半の月日が流れ、ようやく自作のRPGが完成した。

しかし、この時すでに世間ではDirect X を使った3Dゲームが、ゲームの主流となっていることがとても気がかりであった。
DirectX...それは、ゲームを作りたい者にとっては、C言語(VC++)を学ばなければならない時が来たということであった。


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Last Update 2001.09.024