走行中に失速現象発生・続編(●●●交換)   (HONDA トランザルプ400V) 2024年5月

さて、「パルスジェネレータ」交換は、見事にヤマを外し、万策尽きたか、トランザルプ・・・・・
初度登録から32年も経ってるのだから(2024年)仕方ないのか?・・・・・

・・・で、京都から帰宅した翌日、プラグキャップの接触が悪いのかなあ?と、非常に原始的発想に至り、点検も兼ねてプラグ交換することにしました。
今度はいつもの青空整備。ついでにFUEL1も投入しましたが、やはり抜本的解決にはなりませんでした。。。。。


それでは、と、タコメータのふらつきと失速現象はどのように関係しているのか、回路図をみながら一生懸命考えました。

2つのCDIから4本のプラグに電圧を供給するようになっていますが、そのうちの1本だけが分岐して、タコメータにつながっている・・・・・

タコメータのふらつきとエンジンの失速は必ずしもイコールではなく、タコメータが不安定な時でもエンジンはほぼ正常に回っていることがある一方、エンジンが失速(失火)するときは必ずタコメータも不安定になってる、と考えました。。。。。
つまり、パルスジェネレータやCDIなどの電圧供給系統に異常があるのではなくて、電圧を受ける側のタコメータ自体に異常があって、故障したタコメータがCDIからの点火電圧に影響を与えているのでは?と考えてみてはどうだろうか・・・・・(タコメータの入力抵抗の極端な低下、など)

そこで、それを検証するために、CDIからタコメータに至る配線のカプラを外して走ってみることにしました。。。それから1時間ほどの走行中では失速は発生しませんでした。(もちろんタコメータは「0」表示のままなんですが・・・)

結局、パルスジェネレータにもCDIにも異常はなかった可能性が高いわけですが、最終的に原因を特定するための過程だったのだと考えれば、まあ仕方ないでしょう・・・・・


ということで、「失速現象」については一応の解決を得たかな、というわけですが、タコメータは、必需品ではないとはいえ「0」表示のままなのはちょっと寂しい・・・
そこで、見つけました、ヤフオクの中古品。メータASSYで、¥16800。(新品だと、パーツリストでは¥37900ですが、もちろん新品など入手できるはずもありません。。。)
これを入手し、タコメータだけ付け替えることとします。

こちらが入手品。
マイナーチェンジ後なので、目盛が細かくなってて旧型とは違うんですが、こっちのほうがカッコいいだろうと思い、あえてこれを購入。


タコメータを外して裏側から見るとこうなってます。電子回路なんですね。
経年劣化もするというわけなのだろうか。。。

これだけを、元の部品と入れ替えます。


某日、例によって青空整備で交換完了。
ちょっと文字が傾いてるんだけど、まあいいや、文字盤の黒色が、新型はちょっと引き締まった色合いになってる。

さて、結果は・・・なんですが、直ってなかった・・・・・・・・ やっぱり突如タコメータの針がガクンと落ちたり、微妙なエンジンの失速(のような感じ)が発生しました。。。

あとは電気系だとしたら、イグニッションコイルしかありません。というわけで解決は持ち越しとなりました。でも、それで直るのかどうか、まったく予想が付きません。。。