その10
2003年11月16日
二十一番・穴太寺(京都府亀岡市
二十番・善峯寺(京都府京都市)



紅葉が色づき始めた11月16日、二十一番穴太寺、二十番善峯寺をお参りしてきました。
まず最初の穴太寺は亀岡にありますが、明石から行きやすいルートを考えた結果、中国道を宝塚で下り、池田からR423を利用するということにしました。

田園に囲まれた集落の中に穴太寺はあります。山門は道路に面していますが行き交う車はまばらです。ほとんど観光地化していないところで、この日は参詣客も少なく落ち着いてお参りできました。
山門を通して本堂が見えますが、その右手に納経所があります。


【穴太寺付近】
「国土地理院発行の2万5千分の1地形図(亀岡)」


次に善峯寺を訪ねます。途中少し遅い昼食、実家の墓参りなどをはさんで、さらに近くの金蔵寺への道と間違え、観光バスを含む渋滞の列に並び、お寺に着いたころには日も傾きかけていました。
ここへは小学校の遠足で来たことがありますが、当時のことは覚えていません。
紅葉の見頃にはもう一息と言う感じですが、相当な人出で混雑しています。


この写真は立派な鉄筋コンクリートの駐車場の屋上から山門(写真上)を斜め後ろから望んだものです。山門が創建された頃は、自動車で訪れた参詣客が最初に後ろから山門を見ることになるとは、考えもしなかったでしょう。

 

本堂に人がほとんど写っていませんが、広い境内を子連れでよたよたとめぐっていたので、閉門時刻が迫ってきたためです。

山の中にあるお寺ですので、あの天然記念物の遊龍の松をはじめどこへ行くにも石段があり、ベビーカー向きとはいえません。

本堂の向かって右の方に新聞紙ぐらいの紙が掲示してあるのですが、これはあの阪神大震災のとき阪神高速からギリギリのところで墜落を免れたバスの運転手さんが、ここ善峯寺のお守りを持っていたという、スポーツ新聞のコピーです。(善峯寺HP)


【善峯寺付近】
「国土地理院発行の2万5千分の1地形図(京都西南部)」